日記1019  『気が急く』

朝からあわただしい。状況がというより自分の脳内が。そこまでつめつめじゃなくてもいいはずなのに、なぜかやることをつめつめしてしまう。気が急く。はじめはここらで休もうか、という気がまだ起こるのに、ひと休みするタイミングを逃してからは疾走する脳に歯止めをかけにくくなる。

一時停止するにしても再び走り出すにしても、走り続けているときの倍はエネルギーが要る気がして、それだったらと、ずっと走りっぱなしでいるような。

そんな過ごし方、自分には長く続かない。わかってる、わかってるのにこのバスを降りたらさささと家に帰ってあした持ってくスピーカーを先に充電してそのあいだにごはんを食べて間髪入れずお風呂に入ってあしたの天気しらべないとそういえば霧吹きにもう水が入ってなかったから今夜のうちに水入れて…

 

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