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QR決済が事業者にとって薄ら地獄な件


最近、QR決済キャンペーンが横行している。

チャージして使うタイプの決済は他にもあるけど、どうしてこんなに普及したんだべか🤔私は事業主として物申したい事があります。

『QR決済は事業者の首が軽く絞まる決済方法である』と。

クレジットカードも手数料は取られるものの、その違いとして決定的なのが『入金サイクルの遅さ』なのです。QR決済の入金は月末締め、翌月末振り込み。25とか27日ではなく31日とか、大晦日の世界観です。その月、キャンペーンなどで全てのお客様がQR決済を利用すれば次の月の31日まで一文なしということ。

時代はコロナを超えて何が変わったんでしょう?

そんな先のこと誰にもわからない、ということがコロナでわかったのではないですか?そんな折にこの『究極の後払い』という不安。1か月先に必ず振り込まれる確約はあるのか?もし、代行会社が支払えなくなったら、電気が使えなくなったら、サーバーエラーがあったら、サイバーテロの標的になったら、キチンと入金されるのか?されないでしょう!💦

クレジットは銀行にもよりますが、とりあえず10日後には入金されます。この差はとても大きい。このご時世に1か月置いて売り上げゲットして喜ぶ事業者がどこにいるんだ、というね。温めた結果、利息がついて振り込まれるならみんなでハッピーですよ。でも、利用したお客様にお得なバックがあって、事業者は手数料は取られるわ、入金は1か月先だわ、で何もお得なことないではないか🌀

このキャンペーンを使わないと集客できないようなら、そんなお店は最初から集客できていないと思うんです。

QR決済の良いところなんて、端末が要らないことくらいかな。クレジットの端末は壊れやすいし、いちいち接続が面倒。QR決済はタブレットで読み込めばいいから端末を使わずにお会計ができる。そこですな。

使う側としても、私はチャージするタイプは嫌なんです。きっとお得なこといっぱいあるのでしょうけど、1000円単位で現金が手元から消えていく速度の速さよ。遠い未来に結果、お得なのであって、チャージしたお金が使える環境じゃなかったり、電波が滞っていたり、システムエラーだったり、ジブンが死んでしまった時には結構現金が失われていると思うんですよ。

現金を電子マネーに移行したい、という魂胆なのでしょうが、電子マネーは現金を超える事はできない、と私は確信しております。ピッ!ができなくなったらそこで終わり。財布の中に一万円あるのと絶対違う。一万円札ならイトーヨーカドーでもローソンでも使えるけど、ナナコはイトーヨーカドーしか使えない。昔、小学校の正月のお祭りで発行していた『おもち引き換え券』と大して変わらないではないか。

引き換え券、〇〇用のマネー、ではお金として意味をなさない。ナナコやauペイで家も買えるならいいですよ💦さらにポイントも使えるなら、電子マネーの価値を認めようではありませんか。

財源の関係で12月から続いた地域限定のQR決済キャンペーンがやっとこ終わります。終わってくれてよかった。これで皆平等🙌ポイントとお得より、もっと気持ちよく現金払いできる世の中になったらいいのにな。

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