インドの洗礼を受ける⁉︎

一昨日の夜のことです。
気分良く読書を終え、いつものように10時前には灯りを消して睡眠体制に入るワタシ。
これも日本にいる時と変わらない、ワタシのルーティンです。
年齢と共に多少寝つきは悪くなってきたけど、気にせず横になっているとそのうち朝になるといういつものパターン。

ところがですね。
少しずつお腹周りに違和感が。
まるで計ったかのように一定の時間をおいて、ぎゅうっと搾られるような痛みが。
陣痛か⁉︎ ←違います。
久しぶりのこの感覚にちょっと慄きつつ、持参してきた正露丸を飲みました。
お腹が弱かった子供の頃、何度も助けてもらった心強いヤツ。
でも一向に治らず、だんだんひどくなってきたのですよ。
ついにトイレに行き、そこに座り込んだまま動けなくなってしまいました。
量は食べていなくても、果てしなく出る水分。
上と下のダブル攻撃で、早朝まで締め上げられふらふらになりました。

ずっと便座の周りで立ったり座ったりしていたせいか体中が冷え、ふくらはぎがつって痛いのなんの。
お腹に力が入らないのに、足の痛みを避けるため体に力を入れざるを得ないって何？
なんとかベッドに転がりつつ、ワタシは昨日の食生活を振り返ってみました。
どう考えても、この下痢、吐き気、腹痛の原因は、消化不良以外思いつかない。
もしかしてインドへ来て以来の疲れも重なっていたかもしれないけど、直接引き金になったのはやはり昨日YU子にもらったエッラに違いありません。

エッラとは？
炒りごま、ピーナッツ、ダル(小粒の豆)、カットココナッツ、砕いた赤糖の塊を合わせたもので、先日行われたSankranti用のお供菓子です。(『Maker Sankranti』参照)
これは食感好きのワタシの好みドンピシャで、普通は右手の指先でつまんで食べるものですが、スプーンでもりもり食べちゃったからですね。
そしてよく噛まなかったんだと思う。
おまけに後から、カシューナッツやドライフルーツも追加していたような気がする。
どれもこれもしっかり噛まないとダメなヤツばかりではないですか！

う〜ん、これもいわゆる“インドの洗礼”になるのでしょうか？
「ちゃんと噛んで食べましょう」なんて子供に言って聞かせる事だし、子供と違ってカンレキ女は回復するのが遅いんですよ。
今もまだお腹ぐるぐるの違和感を抱えつつ、お白湯を飲んでる始末です。
2020年のコロナ禍以来、大嫌いなマスクのおかげか密な接客業だったにもかかわらず、風邪ひとつひかずにピンピンしていたワタシ。
まさかここに来て、消化不良で倒れるなんて思いもしなかった。
それも生水や食べ慣れない食事でなく、おやつで大あたりというのがワタシらしくて情け無いです。

まだ滞在期間が1か月以上残っているインド。
いい薬だと思ってこれからは自重しますから。
…ホントか？