近畿36不動尊 京都大原三千院での出来事
みなさまこんばんは。
今月は割と忙しくしておりまして、お久しぶりにお目にかかります。
仕事もさることながら…
11月28日より、「近畿36不動尊霊場」を巡っております。
近畿にある36の「お不動さん」にお参りする巡礼です。
不動明王(お不動さん)といえば…
私にとっては、縁の深い仏様であります。
私は年末の12月28日に生まれました。
28日といえば、お不動さんの「ご縁日」にあたります。
縁日とは、仏教において、神仏の降誕、救済、示現など、縁がある日を指します。
そんなこんなで、私はお不動さんに親しみを感じて生きてきました。
で、昨日。
12月13日。
夫と近畿36不動尊霊場の札所である、京都大原三千院にお参りしました。
三千院は、京都市街よりはかなり奥地にあります。
広大な庭園、また門跡寺院ということもあり、奥ゆかしいたたずまいです。
最澄が開いた天台宗の古刹でもあります。
ちなみに、三千院の「往生極楽院」の阿弥陀如来、阿弥陀の脇侍である観音菩薩、普賢菩薩像は、国宝に指定されています。
近畿36不動尊の「不動明王」は、三千院の奥にある「金色不動堂」に祀られています。
秘仏なので、夫とともに「お前立」にお参りしました。
そして、御朱印をいただいた時。
墨書を書いてくださっていたお坊さんが、ふと言いました。
「うちのお不動さんが、『がんばりすぎないように』と言うてます」
…と。
?????
「お参りされている時から気になって、声を掛けさせてもらおうと思ってました。そしたら御朱印帳を持ってきはったんで、今、話させていただきます。
あなたがたは、がんばりすぎてるんです。
『一生懸命』て言いますわな。
でも、『一生』を掛けてせんなん(しなければならない)ことは、ないんです。
命をかけてまで、せんなんことはありません。
今できることを、今やる。
そういうことなんすよ。
『精一杯』ということです。
今できることを、今日やる。
命までかけんでも、いいです。
あなたがたは、お不動さんの強いご守護があります。
私は普段、人に声をかけることはしないんですが、これも『ご縁』と思って声を掛けさせてもらいました」
……。
……。
思い当たるフシが、ありすぎました。
夫は、仕事。
私は、夫。
一生懸命すぎて、少々疲れていたのかもしれません。
そんな時に、三千院のお坊さんの言葉は、とても身に沁みました。
まぁボチボチやっていこうと思います。
人生程々が良いのかもしれません。
まぁでもヤモメんはカッコいいからな!!!!!
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