忘れられない歌(短歌)
さて、白杯以降、どっぷりと俳句にハマっている私ですが…
もともとは、短歌界隈に身を置いていました。
今から13年半ほど前。
ヤモメさんと出会って、中途半端な関係に不貞腐れていた私は、短歌を詠むことで自分を発散させていたのです。
詳しくは、「ヤモメさんと私」をご覧ください。
13年半前、私はオンライン短歌サークルに所属しておりました。
サークルでは、随時「歌会」が開催されていました。
主催者が選んだ「お題」に沿って、歌を詠む。
そして、最終的には投票によって「天・地・人」の歌が選ばれる、というシステムでした。
歌会にはずいぶん参加しましたが、当時読んだ歌はほとんど忘れました。
しかし、今も覚えているものがあります。
この歌は、確か「音」というお題で詠んだものです。
歌会では「天」をいただきました。
13年前の、4月。
ヤモメさんと二人で、高野山を訪れました。
私にとって高野山は、子供の頃から馴染みの深い場所です。
しかしヤモメさんは、初めてでした。
「すごい場所やな」
と、ヤモメさんは言いました。
春雨が、静かに降っていました。
あれから13年半。
ヤモメさんは夫となり、今では私の上司でもあります。
(職場が同じ)
ヤモメさんが「すごい場所やな」と言った高野山は、今でもしょっちゅう訪れております。
春雨と君に連れられ古寺歩く静寂という音をさがして
この歌を詠んだ頃は、ヤモメさんと夫婦になるなんて、想像もできませんでした。
事実は小説より奇なり。
今日、ヤモメさんは早出出勤のため…
6時前に家を出ました。
風が強いです。
寒くなりそうです。
私も9時に出勤します。
ちなみに猫様たちは、全員コタツでぬくぬくしております。
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