結婚とは～私の場合

私が参加しているメンバーシップ「愛しいダメ夫を愛でる会」にて、タカチセさんが記事をアップされていました。

…結婚って何だろう。

今の夫と出会って14年、結婚して11年。
時々は大きなケンカもしましたが、ここ数年は割と平和に過ごしています。

なぜか。
夫と同じ職場で仕事をしているので、大ゲンカをすると仕事に差し支えるからです。

私と夫は、子供を作りませんでした。
この14年間、ほとんど夫と2人で過ごしてきました。

5年半前、夫の職場にパートとして入社しました。
職場が同じになったことで、一日の大半を夫と過ごすようになりました。

職場では…
夫の制服姿に萌え。
作業する大きな手に萌え。
後ろ姿の小さなケツに萌え。

腐女子の私にとって、夫は「萌え」でしかありません。
そういう意味では、日々萌えまくっているので幸せですね、はい。

ここで、ハタと気づきました。
私にとって夫は「推し」でしかない、ということに。

そう「推し」として見ることができるから、夫に対する不満が、ほとんど無いのです。
だって、推しだから。

時々はイラっとしますよ。
でも、それはお互い様。
小競り合いはありますが、私も夫もお互いの「必要性」はじゅうぶん理解しています。

しかしながら…
仕事を終え、夕食を摂った後は…
お互い「おひとり様」になります。

夫は仏像彫刻をしたり、テレビを観たりしております。
私は自室にこもり、ひたすらパソコン三昧。

職場が同じだからこその、お互いが必要な「ひとり時間」を確保するわけです。
それについて、お互い不満はありません。

休みの日は、だいたい2人で出かけることが多いです。
寺社巡礼であったり、温泉に行ったり。
特に今年の夏は、新西国33か所観音霊場を巡っておりました。

そんな感じで、日々過ごしておりますが。
夫と結婚して11年、お互いに「離婚する」と言ったことは、1度もありません。

私は過去に2回、夫は過去に1回の離婚を経験しております。
（夫の場合、2人目の嫁は事実婚で入籍せず）
私も夫も、「もうこれが最後の結婚」だと思っています。

ま、そんな感じで割と円満に過ごしています。
以前、職場のお客さんに聞かれたことがありました。

「あんたら、いつも仲良いなぁ。秘訣は何や？」

と。
私は即答しました。

「夫に対して言いたいことを、8割ガマンしてるだけです」

わはは。
まさにこれ。

もっとも、「言いたいことを8割ガマンしている」と言うよりは…
やはり「夫が推し」である部分が大きいと思っています。

ビバイケメン。
メガネ男子。
私にとっての、永遠の美少年。

iPhoneの待ち受けは夫。
PCデスクの前は、彫刻をしている夫の写真。
さらに、どこぞの廃人もとい俳人が描いてくれた夫の似顔絵。

推し活はどこまでも続きます。

ちょっと待って。
これって…

いわゆる「推し婚」じゃね？？？

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愛しいダメ夫を愛でる会｜タカチセ@心をほぐすエッセイ

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