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私のギター購入の基準

今回は、自分がどのような基準でギターを購入しているかについて書こうと思う。
ギターを購入する方の参考に(なるかわからないが)なれば幸いだ。

私の趣味は、楽器収集で演奏に使用するとかは関係なく、なんとなくこれ欲しいなと思ったギターを買ってしまうことがよくある。
そして、飽きて要らないなとなるとすぐにフリマアプリで売りに出したりしており、なんだかんだ歴代の所持していたギターを累計すると50本以上にのぼるだろう。

近々引っ越しをするのだが、これに際し荷物を減らすため、または引っ越し資金捻出のために、所持している1/4ほどの楽器を売りに出したのだが、その時にどういう基準でギター買っていたかな、とふと思ったので現実逃避がてら整理して書き出してみることにした。(本当はそんなことをやっている暇はない、荷物の梱包しろ)

  1. 手放す時に買値と同等以上で売れるか
    手放す時に、買値と同等以上で売れれば、大きな損は無いと思うからだ。(維持費や保管場所を考慮すると損であることには目を瞑る)
    近年では、投資家が投資目的でヴィンテージギターを買うこともあるようだ。(基本的に値段が上がる一方で下がらないため)
    具体的には、①モデル名でヤフオク、メルカリ、デジマートで検索して、いくらが平均調べる。②最低でもいくらくらいで売れそうか予想を立てて、送料手数料(売値を0.9で割って、+2000くらいする)も含めて手元にいくら残るか計算する。③手元に残る金額と買値の差額を考えて損得がどれくらいか、それが妥当かを判断する。

  2. 軽量であるか
    コレクションなら関係ないかもしれないが、弾く目的で購入しているため、軽量で体に負担が少ないは重要なポイントだ。
    弦高やネックの反りなどは、調整で基本的になんとかなる(ならないものはすぐ手放す)が、重さだけは調整することができない。
    なお、具体的に手元に残ったギターの重さは、平均しておよそ3kg前後である。

  3. 低音が出過ぎないギターか
    例えば、10万円台のギブソンギターによく載っている、Gibson 490R・490T/498T など低音が強めに出るピックアップだと、音が作りづらい。(ベースと低音が被ってしまう気がする)
    どちらかというと出力が弱め、中域の美味しい部分が出つつもクリーントーンも歪みも好きな音が作りやすい。

  4. 見た目が好きか
    ギターは洋服みたいな一面がある。
    正直、多少音が作りづらくても、どうせエフェクターボード持って行くし、よっぽど特殊なギターでない限りは、どんなギターでもある程度好きな音は出せる。
    そのため、ライブに持って行くギターは、イベントの内容やメンバーの機材に合わせて洋服のように選んだりしている。
    結局、見た目が好みであればなんでもいい気がする(笑)

書き終わって思い出だしたのだが、好きな小説の登場人物に骨董品が趣味のキャラクターがいる。
そのキャラクターは、骨董品は廻るものだから、買って一通り愛でたら手放すと言っていた(気がする)が、自分のギター売り買いのスタンスもこれが前提にある気がする。

結局どんなギターを弾いても、自分のプレイに変わりはないので、色々試して気に入った物だけ残して、「コレクション」ではなく「セレクション」にしていけたらと思う。

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