今日は留学、とりわけMBA留学の闇についてお話しします。

え!闇?MBAって輝かしいはずでしょ。キャリアアップできるんでしょ?そう思う人がほとんどだと思いますが、無理なMBA転職はあなたを闇に引き込みます。脅しではなく本当です。

今日はそのあたりのMBA転職のネガティブな部分について解説したいと思います。

以下の順番で解説していきます。

(1) 自分自身を過大評価する癖がついてしまう。
(2) 周りも自分を過大評価してしまう。
(3) MBAもってればなんとかなる、という勘違いをする。
(4) 最近MBAの価値が近年大幅に棄損している。
(5) MBAは費用対効果を考えるといくべきじゃない

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(1) 自分自身を過大評価する癖がついてしまう。

一つ目の、自分自身を過大評価する癖がついてしまう、について解説します。

私もスタンフォードにいって、感じたのですが、特にトップスクールのMBAプログラムだと、すごい優秀で入学前に既に成功しているクラスメイトがいるんですよね。

めがねシャチョウも起業したきっかけ、というか後押ししてくれた要因に身近なクラスメイトであるとか、先輩が大きく成功しているのを見て、自分でもやれるんだ、と良い意味で勘違いした、というのがあります。

でも実際、クラスメイトが成功しているからといって、自分も成功できる保証はありません。そもそも、たかだかビジネススクールで同じ席に座っているから、という理由で同じように成功できるなんて、よくよく考えるとおかしな話なんですよね。

私もスタンフォードに在学している中で、Passion、情熱にしたがって、突き進む、行動する、ということを学びました。それは結果的に私を起業へと駆り立ててくれました。

情熱にしたがって、挑戦する、起業する、チャレンジングな職種に挑戦する、それは素晴らしいことです。

ただ、現実を見てみると、みんながみんなそれで成功していません。

トップスクールのMBAにこれまでの素晴らしい経歴をひっさげて合格できた人は、そもそも自信に満ち溢れています。

しかしながら、自信をもってた人が身の丈に合わない挑戦、転職をして、大きく失敗して、その後、自信を無くす例を身近でいくつも見ています。

私の身近な人でも挑戦に失敗して、うつ病にまでなった人は決して少なくありません。

特に近年は景気が良かったので、比較的、高給を出せる戦略コンサルティングファームやプライベートエクイティも求人を拡大してましたので、現実には、実力が足りないのに就職して失敗している例が多いです。

また雇用側からすると、プロフェッショナルファームでの新規人材の獲得はとりあえず採用して実力を試してみよう、とそこまで深く考えずに大量採用している状況もあります。

もちろんチャンスをつかんで大きく飛躍する人もいますし、挑戦自体は、私もいいことだと思っているのですが、みんながみんなそううまくはいっていいない、ということです。

2つ目に移りますが、周りが自分を過大評価するようになります。

はっきり言いますが、みなさんMBA、というものを過大評価しすぎだと思います。

自分がスタンフォードでMBAとってるから、わかります。ここまで過大評価させてしまうと申し訳なくなるくらいです。

はっきり言ってしまいますけど、僕は経営者をしていて、その立場から言わせてもらうと高い確率でMBA採用しないんですよね。

なぜなら、MBAが過大評価されていて、実力よりも、給料が高い、ということが分かっているからです。

やっぱり数百万円くらい相場より高いです。

ただ、一部職種でMBAが活きる仕事もあります。

やはり英語を使う仕事ですよね。英語で契約書まとめたり業務提携したり、とかはなかなかみんなできません。海外法人の立ち上げ、とかそういう仕事だったらMBAはいいとは思います。

なので、常に、給料が高い、というと言い過ぎかもしれませんが、MBAがはまる職種は非常に限定的、ということですね。

だから、自分の周りでMBAもっていない経営者の方なんかが、なんかMBAすごいよね、って頻繁に言っているのを聞くと、実際はわかってないなあ、と実は思っています。

ここに期待値と現実のギャップが生まれます。すごい、という期待値で給与も頑張って出しちゃうもんなので、入ってからつらくなると思います。あれ、意外と仕事できないやん、となる確率が高いです。


3つ目のMBAもってればなんとかなると勘違いする、4つめのMBAの価値が近年、大きく棄損している、というのをまとめて解説します。

1つ目の過大評価にも関連するんですが、MBAもってれば、最悪転職してもなんとかなる。大丈夫だよ、と思っている人もいますが、それはなんとかなりません。大いなる勘違いです。

MBAを好意的に思ってくれる会社はごく一部なんですよね。先ほどお話ししたコンサルティングファーム、外資系企業、等がメインですが、多くの日本企業だと、そんなに評価してくれません。

さらには、近年、MBAの価値が大きく棄損しています。理由としては、グロービスのような安価なMBAプログラムも出てきており、MBA自体がコモディティになりはじめていること、また、そもそも、一部MBAにいっていた優秀層がMBAに行かなくなり、かわりに起業している、現実がある、ということです。ですので、優秀な人が減っているのでは?、と雇用者側も思っており、MBAへのイメージ自体も棄損しています。

最後5つ目のMBAは費用対効果を考えると行くべきではない、という話を解説します。

ここまでに話した通り、MBAは価値も棄損してますし、リスクもある、ということが分かった、と思います。

よくMBA入学前後での昇進、昇給の差から、学費の回収期間を計算している例がありますが、そもそも2年間の間に実務をしていても、力はつきますからね。

MBAだからといって、評価してくれてさらに多めのお給料をくれる会社もごく少数なので、学費の回収が年々難しくなってきています。

MBAの費用対効果がない、ということ、またそれでもなぜ行くのか?行くメリットについてはまた別の機会に詳細解説していきたいと思います。

以上、めがねシャチョウでした。


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