短歌③
1ダース分あります。
雨の日のドラッグストア 手の甲をキラキラにして売場から出る
イヤホンはリュックサックをベッドだと思い交尾を毎度している
似てる分ちいさな差異が目について僕らはひとつじゃないと知った
この世から全伸ばし棒消し去って君をエレベタガルに変えよう
五七調ではない母の愚痴を聞き
リズムが気持ち悪いと思う
本の中気付けば入り込んでいてこの世に戻る手続きが要る
酔っている君に写真を撮らせては「ブレているよ」と毎回わらう
めちゃくちゃになりたくなって3人の連帯保証人になったよ
太陽の塔の近くで買ったペン岡本太郎が上下するペン
左手をはかりに乗せて集中し300gちょうどを狙う
お前など法がなければ殺してるおかまいなしに月は綺麗で
害虫の駆除専門にやってます俺は地獄に堕ちるんだろう
カッコいい剣とか買いたいです