【詩】ピッツァを食べ終わるころ
ピッツァを8等分にして
時計の長針が進むように
1切れ目ピッツァの耳を持って
だらりとチーズ
2切れ目前回の味を追って
確認して
3切れ目味に慣れ
より知るために
4切れ目手に取るころ
半分食べて過去を振り返り
まだ半分あると未来を見る
5切れ目食べているころ
全て知った気になって
6切れ目マンネリ化の波
7切れ目別れの準備
しっかりと噛みしめ
8切れ目で感謝とともに
何もない皿の上を見つめる
食後のコーヒーで別れを告げて
ピッツァという星を旅立つ
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