データ収集は男のロマン


本日はラジオネーム『たいしょう』さんからのご提供ネタです。


たいしょうさんからは【データ好きなエピソードもっと知りたい】でした。



理系特有なジメジメとした話になりそうな予感・・





そもそもデータ好きなエピソードって言われたってそんな具体性がある話なんて出来る訳・・・ありました。


幼少期を思い返したら、何気にたくさんデータ好きなエピソードを思い出しました。



という事で本日は僕の幼少期を掘り下げます。

これ、今思い返すと結構サイコパス感あって少し怖い子どもだったかも。。。

よくもまあまともに成長してくれたものですね。(まともですよね?)




データ収集に目覚めたのは確か大相撲がきっかけだったと思います。
小学校中学年ぐらいの時です。




当時の大相撲は曙が一人横綱で、大関・関脇を貴乃花・若乃花・武蔵丸・小錦なんかのタレント制も高い力士で囲んでおり、曙の独走をみんなで阻止する、曙VS全員って感じの番付でした。

小結以下も、三杉里・貴ノ浪・貴闘力・安芸ノ島などの二子山部屋勢や(貴乃花とかと同じ部屋ね)、霧島・琴錦・寺尾といった上位陣にも土をつける事ができる、力のある力士が数多くいて、この頃の大相撲は録画してまで毎日見るぐらい大好きでした。


大相撲ダイジェスト→トゥ〇イトは子どもの頃の夜更かしルーティンです。




15日分(1場所分)の成績は新聞見てればわかるのですが、1年間(6場所分)単位での成績知りたいなって思い立ち、父親のワープロを借りて、一太郎で毎日熱心に記録を付け始めたのがデータ収集のはじまりでした。

回数重ねる毎にデータ付けるだけじゃ勿体ないなと思うようになり、そのうちデータの活用方法まで考えるようになってました。

相撲って同じ部屋同士の力士って本割では当たらないようになっているんですけれど、それだと当時幕内上位を多く抱えていた二子山部屋って凄く有利だなって子供心に感じていました。


ですので、同じ部屋同士も本割で当たるような組み合わせを15日分考えて、その空想の取り組みの勝敗を、他力士との勝率などからシミレーションして、架空の結果を作り、それを長期的に整理して、1年後の架空の番付がどれだけ実際の番付と違いがあるかなどを比べて遊んでいました。




き、きもちわるい・・・笑

これ小学生のする遊びなのか。。
こんな子供いたらめっちゃこええ・・・。






後は小学校の頃入っていた野球少年団で、自チームの各選手の記録集計もしていました。



僕の仕事はスコアから内容を抜粋して打率とかの成績集計するのと、新聞の野球欄みたいに結果がわかる表を作成すること。

その作業が終わったら資料を監督だった父親に提出して、父親がその試合のハイライト文章を作成し、1年間分をまとめて冊子にしてチームメイトに提供するという、唯木家で謎の共同作業を行っていました。



僕が6年生の頃、1年間で60試合ぐらいこなした時は作業量が膨大になりつつも、あまりにも大作だったので『ページ数も多いし、これ外注しようぜ』と唯木家で自費制作して、町民達に無償で配るという、よくわからない活動をしていました。

当時連載されたばかりのあだち充先生のH2のイラストを挿絵にがんがん使っていました。

父親にはコンプラが少し欠けていたようです。



思いの外、経費がかかっていたようで母親はプリプリしていましたが、町のみんなが楽しんで読んでくれて嬉しかった記憶があります。




僕が今でもデータまとめたりするのを楽しんでやっている背景には、子供ながらにデータ整理して喜んでもらえて嬉しかったっていう思いがあるのかもしれませんね。(相撲の話は完全にひとり遊びだけれど)



最近でも自団体のリーグ戦の成績や、アエルで開催されている奏リーグの成績なんかを集計して勝手にアップしたりしているけれど、それ読んで楽しいって言ってくれる方がいるのは凄く励みになります。


後、過去に何人か放送対局出られた方には、対局内容まとめたのを送りつけたりしてました。

こんなの





これもまたそのうち作りたいので、誰か放送対局早く出ておくれ〜。

あとプロアマ決勝とかのも作りたいから観戦させてください🙏笑



たぶん僕はデータ整理に限った話ではなくて、好きな分野については、文書書いたり資料作ったりそういう作業が基本的には好きなんだと思います。


仕事の資料作りはあんなに面倒なのにな~。

この情熱を仕事にも活かせられたら、もう少し出世しているだろうに。




好きこそものの上手なれとは良く言ったものですね。

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