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サボタージュ・マニュアル:諜報活動が照らす組織経営の本質

📖あなたの会社の上司、もしかしてスパイかも?



米国で解禁されたスパイの諜報活動記録、
「サボタージュマニュアル」
国や組織の破壊を目的に実用されていたそうです。

ワザと間違えろ•分からないふりをして何度も聞け、
冗談みたいな行動が敵軍の士気を下げ、生産性を落とし、最後には国そのものを破壊する。

【組織をダメにするポイント3つ】


🔹訓練された無能を作り出せ
手順や形式にとにかくこだわらせる、
文章•メール•言葉遣いなど、その都度修正してやり直させる。
※いつしか手順の形式化(手段)が目的化される


🔹全て会議で決めろ
集団で話し合う事で個人の能力を抑制し、
意見が出しにくい状況を作り出す。
※「自分は発言しなくて良いか〜、隣に合わせておこう」の状態を皆が持つ


🔹行動するな議論しろ
行動する前に徹底的に情報収集させる、
あらゆる状況を想定し対策を考えさせる。
※情報収集に要する時間と情報不足によるミスはどちらもコストになる、しかしそんな事は関係ない。

【読了】

軍事や政治に使える手法はビジネスにおいても絶大な威力を発揮する。

「そんなバカな」と思いつつ俯瞰してみると「いやいやこれ、自分もやってるわ」ってのがいくつかありました、、、
(明日からやめます)

知らないうちに組織を破壊する可能性のある行動をとっていないか?
に気付ける怖面白い1冊でした。

あの上司、もしかしてスパイかも、、、

サボタージュマニュアルの学びを血肉に、ありがとうございました📚🙇‍♂️


#読書記録 #米国戦略諜報局 #北大路書房  
#本との出会いに感謝

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