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奏墨日記

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画家・浦正のこころの中に浮かんだことの覚え書き
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#個展

Two of Us / sympathy ~ 共振 ~

私は昔、狐があまり好きになれませんでした... いえ、、正直に言うととても恐れて嫌悪していました。 その頃の私が抱いていた狐の印象はこんな感じです。 狐は怪しくて、ずる賢くて、卑怯者。 妖力を使って人を騙して、取り憑いて災いをもたらす魔獣。 全く不可解で、触らぬ神に祟りなし。 お稲荷さんも狐狗狸さんもクワバラクワバラ... しかし15年ほど前に私は突然目が覚めました。 狐に対する全ての悪しきイメージは嘘っぱちのでっち上げで、それは誰かが捏造した印象操作のプロパ

過去も未来も忘れて「今」に夢中でいたときに生まれた心の動物たち

今年は絵描きを生業にして30周年、独立して20周年です。 振り返れば長い年月ですが、二十歳の頃も今も一所懸命に描くことに向き合うエネルギーは全く変わっていなくて、我ながらよく飽きずに続けてこれたと感心します。 将来の展望など全く見えない絵描き人生は、明確な人生設計も余裕もなく、ただ今ここに全力を注ぐことを最重要とし、常に崖っぷちでも下を見ずに空を見続けるというシンプル且つクレイジーなライフプランです。 小舟に妻子を乗せて大海に漕ぎ出す無謀な人生航路ではありますが、たくさんの

個展[AWAKENING] 10/31 ~ 11/29

2020年10月31日、大盛況のイベントとともに湯布院個展「 AWAKENING|覚醒」がスタートしました。 最高の行楽日和のなか、美しい紅葉を湖面に写す金鱗湖を目の前に開催されたカフェラルーシュでのライブドローイングは、九州各方面からお越しいただいた多くの方々、そして観光に訪れた人々も巻き込み大盛況でした。 My solo exhibition has begun at the Gallery LA RUCHE in Yufuin which is Oita prefe