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【注目】S&P500の上位10位に投資できる投資信託の運用開始

はじめに

サラリーマンながら、資産5000万円を目指すTadashiです。
今回は、私が注目している最近運用が開始されたインデックスファンドを
紹介します。実際に私もいくらか購入してみました。
 最近、運用が開始されたため、購入してよかったと思えるかどうかは
おそらく2030年頃にわかるかなと思いますが、「投資信託の中には、こんな銘柄もあるんだな」ということと、「私がこれから紹介する投資信託をどのくらい購入するかについての考え」を知っていただき、ご自身の資産形成の参考になればと思い、取り上げました。早速、紹介していきましょう!

日興-Tracers S&P500 トップ10インデックス(米国株式)

2024年5月16日から、この「日興-Tracers S&P500 トップ10インデックス(米国株式)」が運用開始されました。
詳しくは、下記の画像にリンク先を張っており、そちらに記載されているのですが、どんな特徴があるのかを、かいつまんで説明します。

日興-Tracers S&P500 トップ10インデックス(米国株式)

日興-Tracers S&P500 トップ10インデックス(米国株式)の特徴

我々のような、投資信託を購入する人から見たこの投資信託の特徴は、次の通りです。
1.長期投資向きである
2.(10社だけに投資しているので)分散していない
3.信託報酬などのコストは安い部類に入る
4.”オルカン”や"S&P500"よりも高い売却益を期待できる
5.新NISA(成長投資枠)に対応している

こんな人にオススメ

上記の「2.分散していない」という特徴があるため、一言で言うと、資産形成に関して一定以上のリスクをとれる方にオススメします。
ここでいう一定以上リスクをとれる方の目安は次の①~③の条件をすべて満たす人です。
①45歳未満の方
②資産形成に回せる金額(=これから10年以内には使わないお金)
 の30%が100円以上ある方
③SBI証券、楽天証券、松井証券、マネックス証券、auカブコム証券の
 証券口座をお持ちの方

①については、長期(15年~20年)経過後に売却するほうが利益を得やすいため、「年金を受給できる年齢(65歳)-20歳」を設定しました。②については、最低購入金額が100円からとなっているためです。③については、上記に挙げたいわゆる「ネット証券」でしか購入できないため、この条件を挙げました。

私が購入した際に確認したポイント

紹介するにあたって、私はSBI証券の口座からお試しで5万円分を購入したのですが、私が投資信託の購入に際して確認する次の3つポイントに沿って、買う価値があるかどうかを確認しました。
 1.手数料が低い(or 0円である)こと
 2.投資信託の純資産額が多いこと
 3.資産の流動性が高いこと

1.手数料について

投資信託の購入と保有に関してかかるコストを確認した結果(2024/6/10 時点)、次の通りでした。結論として、購入する上での基準はすべて合格と言えます。

  • 買付手数料(税込)・・・ なし

  • 信託報酬 (税込)/年・・・ 0.10725%(0.5%よりも低い)

  • 信託財産留保額・・・なし

  • 解約手数料(税込)・・・なし

2.投資信託の純資産額について

2024/6/10時点での純資産額を確認した結果、131億9200万円でした。
ぎりぎりではありますが、こちらも購入する上での基準を満たしています。

3.資産の流動性について

目論見書を確認した結果、この投資信託を売却(=換金)する場合、「原則として、換金申込受付日から起算して5営業日目からお支払いします。」との記載がありました。換金手続きから7営業日以内に現金化できるため、こちらも購入する上での基準を満たしています。

私ならどれくらい購入するかについての考え

私は、この「日興-Tracers S&P500 トップ10インデックス(米国株式)」について、「2.分散していない」の特徴がある点を考慮して、資産形成に回せる金額の30%以内の金額しか購入に充てない方針を立てています。
なぜなら、売却時に、(景気後退などの影響を受けて)基準価額が下がったときに自分が受けるショックをより小さくするためです。いわゆる"オルカン"や"S&P500"よりも値動きが激しいため、(景気後退などの影響を受けて)基準価額が下がるときは、"オルカン"や"S&P500"よりも下がります。
 下図は、2014年~2024年までのS&P500とS&P500トップ10の値動きを
示したものです。グレー色をe-MAXIS Slim米国株式(S&P500)とし、黄色を日興-Tracers S&P500 トップ10インデックス(米国株式)としたときの
両者の値動きを比較したものといっても過言ではないグラフです。
"オルカン"や"S&P500"より利益を得られる可能性を秘めている一方で、
2022年のように、基準価額が下がるときは、"オルカン"や"S&P500"よりも下がります。
 そのため、売却時に自分が立ち直れないほどのショックを受けないようにするために、このような"オルカン"や"S&P500"よりもリスクが高い投資信託については購入する割合に制限を設けておくことをお勧めします。

S&P500とS&P500トップ10の値動きの比較

まとめ

今回、「日興-Tracers S&P500 トップ10インデックス(米国株式)」を紹介しました。ポイントは次の通りです。
 1.一定以上のリスクをとれる人にオススメ
 2.購入の際の条件をすべてクリアしているインデックスファンド
   &新NISAにも対応しているので、購入の価値あり
 3.”オルカン”や"S&P500"よりも高い売却益を期待できる
 4.この投資信託の購入に際して、資産形成に回せる金額の30%未満に
   抑えたほうがいい

今回紹介した「日興-Tracers S&P500 トップ10インデックス(米国株式)」については、私自身は今後も上記の方針に沿うように少しづつ購入していこうと考えています。別の記事で、いままでの資産額について公開しており、今後はその中に、この投資信託が加わることになるので、個人的にどうなっていくか楽しみにしています。また、私の資産額の推移を通じて、この投資信託を購入する価値が本当にあるかどうかの判断材料としていただけると幸いです。
 今後もこのようなインデックスファンドを見つけたら、発信していきたいと思います!

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