【日記】封印されしエグゾディアの脱毛
運転中、ふと気になるモノが目に入った。
最近よく見るな、脱毛サロン。
僕も興味がないわけじゃないが、勝手に高いイメージがあって手が出せずにいた。
一部位500円ねぇ…
お試しとしては悪くないかも。
しかし一箇所に限られると、どこに施術してもらうか悩むな。
脱毛の定番といえば、いわゆるVIOなわけだけれど。
そんな部位をツルツルにしたって誰にも見せない (少なくとも直近でそんな予定はない) んだからキレイにする意味が薄い気がする…
毛は濃いけどな!!ガハハ!!! (最低)
となると、脇とか脛とかいいんじゃないか。
夏場は袖や裾の短い衣服を着る機会が増える。
そんなときにチラリとモッシャリがまろび出ていたら、
かえってムサ苦しいというかなんというか。
もしもやってもらうとしたら脇かなぁ…
なんて思ってたが。
ん…?
脇って…一部位なのか?
ワンコイン握りしめてこの店を訪ね、
「すみません!脇脱毛お試しお願いします!」
なんて意気揚々と店員さんに頼んだら、
真顔で
「右脇と左脇、どちらになさいますか?」
とか聞かれたりして。
…膝から崩れ落ちるかもしれない。
かくして、僕は右/左脇だけツルツルの哀しき実験動物として街に放流されるのだ。
そんなバカな話があるか。
なんぼお試しと言っても、
人の情くらいはあるだろう。
あるよな…?
しかしながら、
ここで脳裏に去来するのは往年の名作カードゲームに登場するモンスター、
『封印されしエグゾディア』である。
5つの部位から成るコイツの全身をゲーム中に完成させるとそのプレイヤーが無条件に勝利するというべらぼうな効果を持ったキャラクターだが、
『封印されしエグゾディアの両脇』とか『封印されしエグゾディアの両脛』みたいなカードで全身揃っちゃったらデュエリスト界隈が紛糾するのは想像に難くない。
となると、右脇と左脇はやはり別物か…
やはり、まだ脱毛はおあずけのようだ。
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