くるみの追悼
飼い猫のくるみが亡くなりました。
持病の口内炎が悪化して、この二週間は獣医さんに診てもらいながら緩和ケア状態でした。
先週火曜日に私が造った鰯の刺身と、鰯を煮たのを食べたのが最後の食事でした。
死期を受容しているのか、三日前からは水も飲まなくなりました。
点滴で水分は補給していたので脱水にはならず、きれいな身体で逝きました。
良い死に際だと思います。
無理をさせなかったし、考えつく限りのやるべきことはやりました。
獣医さんにも感謝しています。
土曜日の夜はくるみの隣で休みました。
旅立つ時にそばにいてやりたかったので。
日曜日の夜、買い物から戻って夫が入浴中に下顎呼吸が始まりました。
夫も立ち会わせてやりたかったけど、離れず頭を撫で続けました。
夫がお風呂から上がってから、息が止まったようだよ、と夫に確認してもらいました。
だから、夫も一緒に看取ったことになるかな。
火葬を済ませ、前に亡くなった飼い犬のココと並んで父の仏壇の隣に安置しています。
19歳、人間に換算すると92歳だそうです。
しっかりした骨で、尻尾の先まできれいに並んでにいました。
今夜は夫と二人、酒を酌み交わしながら思い出を語り合い追悼します。
くるみと最期に何を話したかは、くるみと私だけの秘密です。
くるみの名前は、Mr.Childrenの『くるみ』からもらいました。
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