ゆうき の いっぽ!

どうも。利用規約も確認して他の方々の投稿状況も把握してそれでも尚注意があれば直ぐに削除、迷惑を掛けた方に全力で謝罪するという心構えで今日日キーボードをカチャカチャしております。只野御宅です。という事で今回は1つの作品に焦点を当てて記事を書いていきます。何やこの見出しと思った方は俺の過去記事を読んで頂けると大体把握出来ます。宜しゅうに。

所で貴方は「テスト」という、  ニコニコ漫画に投稿された漫画を知っていますか。  何てことはありません。ただ作者が原稿の表示のされ方などを文字通り「テスト」する為に投稿された作品であります。内容も「テスト」と書かれただけの紙が4ページに渡ってベタベタと貼られたという物です。さて、何故この作品が俺の目に留まるか。

ニコニコ漫画には読者に対して作品がおすすめとして表示される機能があります。最近この作品がお気に入り増えてるよー、人気だよー、たった今投稿されたやつだよー、とかね。そこに出てきたわけですよ。件の漫画がね。勿論気になって仕方が無くなる。開いたら何だこれはと。只のテストじゃないかと。然し作品以上に俺がヤバいと思うのはそのコメントであります。「感動した。」「ここでこの伏線が!神!」「間違いなく次来る漫画だわ。」などなど、普段あんなに暴言やクソコメを吐き散らす連中がここぞとばかりに褒めて褒めて褒めまくる。頭がおかしい(褒め言葉)。

まぁつまりニコ厨の琴線に触れたんですね。誰が最初に始めたかは知らないが、流石としか言い様が無い。やっぱりニコニコは最高だ(錯乱)。してこのニコ厨共に対して作者も対抗して、テストは一回で良かろうのはずが続編を投稿してしまう。そしてまた連中がクダを巻いて褒めまくる。絶対ヤバい。終いには当々作者が音を上げます。

やってくれたなニコ厨共…(泣)


と。  どうやら彼の本命の作品より人気を博してしまった事が、彼の心を打ち砕いてしまったようです。いやぁニコニコ漫画は楽しいなぁ(白目)。然し彼も懲りずにテストを投稿し続けている辺りやはり彼もニコニコの住民だという事でしょう。この様にコメント機能が最大限に活用されると、並のネタ動画やバラエティが追いつかないほどの喜劇が展開される事がニコニコではあります。

散々に彼の事件を述べてしまいましたが、そんな先生の本命漫画、「グリムアンドレッド」の事を忘れてはいけません。何故ならこの漫画は幾多の投稿作品と比べても、かなり面白い作品である事に間違い無いからです。お世辞とか抜きにして。まず全体として、ジャンルにするとファンタジー少年バトル漫画(適当)と言えます。よくジャンプとかに掲載されている物ですね。然しこの漫画は「頻く或る物」とも言えない。何故だろうか。

御伽の国に属する警護団の1人であるレッド。その自由奔放なスタイルから、ある日解雇処分の免除と引き換えに、補佐であると共に監視役のグリムを紹介され、その2人で町の様々な異変を見事に解決していく物語、と言えば大まかなストーリーは伝わるだろう。この手の話に余計な説明は寧ろ退屈を呼ぶのでこの辺で止めておきますね。さて問題はその完成度でありますが、Web漫画として高いものだと思います。漫画の連載間隔を考えるとあり得るものですが、これが出来るという事が絵が描けない俺にとって凄い事なのです。また、少年漫画にありがちなパターンとして読者の読むペースというか、思考速度というか、そんな事を考えずに話の展開をバーーっとダッシュで進めてしまう事が無く、じっくりと世界観や話の流れを展開していくのは良い点だと思います。完全に俺の独自目線ですけど。してこの展開が慎重だと、人物の思考も俄然面白くなるんですね。感情移入できるかは個人によりますが、俺個人は読んでてイカレと呼ばれて、「諦め」に打ちひしがれてたレッドが、同じように周りから蔑まれたグリムを助ける時に、レッドの心境が段々と変わっていくシーンが非常に印象的でしたね。   この先もっと葛藤するような場面が来た時に、どんな風に描き出して行くのか楽しみで仕方ありません。俺って漫画の感想とか説明下手くそだな。今更だけど。

小説のような台詞回しがこの作品の特徴であり、「サスペンス」というもう1つのテーマにとても相性が合ってますね。読んでいて違和感がある所は俺は一つも有りません。ただ、もし気になる所があるとすれば「違和感がない」所でしょうか。俺の勝手な推測で大変申し訳無いのですが、個人の感想としては商業のウケに走り過ぎてパンチに欠けてしまっているのではないかと思いました。

ウキグモ先生、

もしこの記事を目にしてらしたらごめんなさい。然し折角ニコニコ漫画に投稿してるのですから、自分の表現を突き詰めても俺はいいと思います。すみません勝手で。そう出来ない理由もある事は承知の上で書かせて頂きました。これからも応援しています。

さて今回は1つの作品に絞った記事の第一歩としてウキグモ先生の「グリムアンドレッド」そして「テスト」について書いてみました。  冒頭でも宣言しましたがご指摘がありましたら直ちに削除する予定です。悪しからず。他にも色々と面白く記事にしたい作品はあるのですが、本記事の裁定を待つしか無さそうですねこれは。


只野御宅


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?