ビットコイン自動売買ボット 「BOLT」

Hohetoさんのマガジン「仮想通貨ではじめるシステマチック・トレード」の「第三章 日足のトレードで資産2倍を目指す（理論編）」がアップされました。初心者にも非常にわかりやすい内容で、なおかつすぐに実践することができる必読のnoteです。

第三章 日足のトレードで資産2倍を目指す（理論編）｜Hoheto (仮想通貨トレーダー)｜note

上記の戦略に沿ってトレードができるボットを作成しましたので、Pythonのスクリプトとその動かし方を公開いたします。その名も「BOLT」です。

BOLTのトレード戦略について

Hohetoさんのnoteにのっとり、BOLTでは2本の移動平均線のクロスによってトレンド判定を行う、オーソドックスなトレンドフォロー戦略を採用しています。トレードルールは以下のとおりです。

①短期の移動平均は、5日間のEMA（指数平滑移動平均）
②長期の移動平均は、10日間のEMA

①が②を上向きにクロスしたとき、ロング
①が②を下向きにクロスしたとき、ショート

これらのルールに基づいて１日に１度取引を行います。(ロットは固定です)

Hohetoさんのnoteでは定刻での手動取引の方法が紹介されています。ですので、本botを使わなくても、取引自体は可能です。ですが、人間は欲張りなのです。

いくら運用負担が軽いとはいえ、毎日、仮想通貨の日足のデータを用意して、トレンドを把握して、トレードを実行するのも大変です。人間の手が介在してまうため、仕事が忙しかったり、ちょっとした浮気心などで、トレードが実行されないこともあるかと思います。

でも「BOLT」があれば、もう安心です。BOLTを使うことで、あなたの意思とは関係なく、機械的にトレードを遂行することができます。またBOLTには通知機能もあるため、注文が約定された場合はLINEもしくはSlackに通知がされます。

BOLTを動かすために必要なもの

BOLTを動かすには以下の2つが必要です

・BitFlyerのアカウント
・Linuxサーバー(AWSやさくらのVPSなど)

BOLTはPython3で実装しています。そのため、Python3を実行できる環境であれば、動かすことは可能です。ですが、24時間可動できる環境が望ましく、AWSやさくらのVPSなどサーバー環境を別途ご用意ください。

※Mac / Windowsでも動かすことは可能ですが、本noteではサポート対象外となります。

対象読者
・日中は忙しく常にPCを見たりできない方
・Pythonのコードを編集するのに抵抗がない方
・Linux環境で作業ができる方

免責事項 

1. 本ノートは、情報提供を目的としたものであり、特定の金融商品を推薦したり、勧誘行為を行うことを目的としていません。

2. 本ノートは、短期的な投資リターンの獲得を目的としておりません。仮想通貨取引における最終的な意思決定は、ご自身の判断でおこなうようにお願いいたします。

3. 本ノートで紹介されている情報やデータ、手法、プログラムは、確実な投資リターンを保証するものではありません。

4. 本ノートが提供する情報やプログラムを利用することで被る損失や被害について、本ノートの内容に誤りがあった場合においても、故意または重大な過失がない限り、一切の責任を負うことはできません。

5. 仮想通貨価格は他の金融商品よりもボラティリティが高く、急激な相場の変動により、特にレバレッジを利用した証拠金取引などで予期せぬ甚大な損失を被ることがあります。相場環境によっては、資金がゼロになる可能性もあります。覚悟の上で、必ず余剰資金で試されるよう、お願いいたします。

BOLTのソースコードについて

BOLTは以下の4つのファイルで構成されています。

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├── bolt.py  #BitFlyerへの注文やLINE・Slackへの通知機能が実装されている
├── entry.py # トレードに開始をするためのファイル
├── exit.py  # トレードを終了するためのファイル
├── run.py   # スケジュールで処理をするためのファイル
└── settings.py #APIトークンなどを記載するファイル

ソースコードはDropboxからダウンロードしてください。これより「BOLT」の動かし方を解説します。