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何もない吉野山にて




まだ小雨の残る午後、吉野に行ってまいりました。観光客は数組見かける程度で、蔵王堂仁王門修理工事もお休みでした。葛餅やまんじゅうなどのお店、また食事処もあがったりだったでしょう。

こうした吉野山には花も風も何もなく、ただエナガやヒヨドリがときおり飛ぶばかり。春が近いというのに、そこを感じる今日の自分ではありませんでした。

「み吉野のものみな落ちて冬の雨」

落ちているのは自分の心(気分)だったのかもしれません。

※見出し画像は、道沿いのお店の壁に貼ってあったポスターです。味わい深い焼け具合です(笑)

2024.1.20

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