変わらぬものと変わるもの〜大津の町にて
変わらぬ大湖の景色。
昔、3年間住んでいた町に、降り立ったのだった。
二人の子は小さく、毎日残業続きでいつも疲れていたあの頃。
この町のアーケードを、家から駅へ、駅から家へ、何百回往復したことだろう。
今は通りに人影はまばらで、その代わりに壁に飾られた人形絵で賑わっていた。
アーケードの端まで来て、ランチした。(ウンチではありませぬ)
見覚えのない飲食店だが、ここしかなかった。
野菜炒めと目玉焼のセット。普通の日常の食事だ。
コーヒー付き。
変わらぬものと変わりゆくもの。
例えば大湖の景色。
例えば、町の賑わい。
しかし一見変わらぬように見える大湖も、本当は水質も生態も、湖岸の道なども、昔と同じではないだろう。
自分の気持ちが同じと思い込んでいるだけ。
こんなことって、日常で、けっこうありますよね。
変わらぬもの(真実)ってあるんでしょうか?
おしまい
※補記
今日はカッコつけて書いてみました。このアーケードは、今日はお休み(定休日?)の店が多かったです。土日は賑わうのでしょう。