調教診断

チューリップ賞最終追い切り診断

3/8(土) チューリップ賞(GIII) 阪神 芝1600m

1週前追い切りの動きをみて、ベタ褒めしていたマルターズディオサがやはりいい。

時計だけでいえば、栗東坂路を52.0でまとめ上げたレシステンシアに目がいくのは当然だが、この先に桜花賞を見据える中、陣営サイドはまたしても逃げの競馬をうってくるのだろうか。

阪神JFの勝ち方からしても、同じダイワメジャー産駒のメジャーエンブレムとキャラが被る快速馬レシステンシア号。

馬券のカギはどう考えても、彼女の取捨にあると思っており、今回の追い切り内容をみて、わたしが汲み取った陣営サイドの意図がドンピシャ的中することを願ってやまない。

肝心の最終追い切りについては、ご覧いただいた読者の方々が、出来の良し悪しを判断しやすいよう、「厳しい」「楽しみ」「太鼓判」といった言葉を用いている。

阪神JFと同じデキ、同じメンバー、同じ展開なら十中八九勝つのはレシステンシアになるのだが、今回はそうではない。

そこが、トライアル重賞の面白さであり、1週前追い切りの時点で、レシステンシアと阪神JF2、3着馬の着差は詰まると断言した根拠も含めて今回の記事を参考にしていただければ嬉しく思います。

それでは、本編をどうぞ。

ウーマンズハート(牝3)
3/4(水)栗東 坂路 良
57.0→41.0→25.4→11.8
・まず登板するなりクビを左右に振り振り、頭をあげるなどハミ受けの悪さを覗かせる。
・手綱を抑えたことに反発するように、前肢を地面に叩きつけるような走りはいただけない。
・闘争心が相当に強く、併せていた僚馬を威嚇するような煽り走法。
・1頭抜け出してからは悪さをせず淡々と走っていたが、これは相当なおてんば娘。

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