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個があっての和。和があっての個。

尊重するのは

個か?
和か?

究極クエスチョンですよね。


朝起きて、お気に入りのブログを開いた時
目に映った美しい四字熟語

「桜梅桃李」

おうばいとうり、と読みます。
桜に梅に桃にスモモ!
この4つ、ここ1、2ヶ月位の間に木に花を付けたのかな。
みんな個性的で美しい。

自分らしく、個性を活かす。
そんな意味の四字熟語です。

この言葉は、個を大切にという意味合いです。

私は自分の4人の子供達の事を思いました。

私のお腹の中に4人ともいたのに
皆さんてんでバラバラ。

考え方もやりたいことも
食べ物の好物も。

私はそんな彼らの嗜好に合わせて辟易としながら家事をするのです。

1番顕著なのが料理。
2人はカレーライスが大好物
だけど後の2人はカレーライスが嫌い。
私はカレーライスを作る日は豚汁も作るのです。

鮭のちゃんちゃん焼きと鮭のハラスを焼く。

豚のしょうが焼きと、豚の塩コショウ醤油味。

カルボナーラにペペロンチーノ。


もう!1つにまとめてくれ!
喉元まで声が出そうになるのをぐっとこらえて。

お待たせしました~
ご飯出来たよ~
って 
お皿を出す私。


この私の手間。苦労。
分かってないだろうな。


でもそれでいい。
大変なこと、してくれていたんだなって
私の子供達が親になったときに、やっと分かるんだろうな。
だって私もそうだったからね。


そんなてんでバラバラの4人ですが
4人それぞれいがみ合いってこともない。

バラバラでありながら
何気に調和がとれている。
なんか絶妙です。


あぁこういうのをオーケストラっていうんだろうな。

個々のパートはてんでバラバラ
バイオリンにチェロ、トランペットにパーカッション。(もっと種類はありますが)

個のパートはそれぞれだけど
それらが順番に主張したり譲ったりしながら
1つの偉大な音楽が奏でられているんですね。


そうか、
和か、個か、どっち?
なんて愚問なのね。

個があって和が出来る。
和があるから個も光るのかしら。


この「桜梅桃李」という言葉。
この花をつける4つの木の名前も
てんでバラバラだけど
四字熟語としてまとまっていますよね!






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