転職先、上司ガチャ失敗

こんなnoteタイトルで始めることになるとは。

2024年6月転職活動開始

元々いた会社は大好きだった。輸入家具ECでCSを担当していた。
大好きだった理由は人だ。同僚はもちろんお客様も感謝を伝えるということが当たり前にある会社だった。あと、何よりポジティブに物事を受け止める。
何を言っても多角的に誰かがキャッチしてくれる、今思うと「心理的安全性」の高い会社だったと思う。
本題から逸れたとして「そういう見方もあるね!」「確かに!」「いい学びになった!」誰かが受け止めてくれる安心感が当たり前にあるいい会社だった。

じゃあなぜそんな大好きな会社を転職することにしたのか、
「みんなが大好きだったので、みんながいる場所を守りたいと思った」が本音として出てくる。
そしてその力が私にはなく、また、この会社にもノウハウが存在しなかった。
みんなで悩み、考え、2024年6月私は一歩外に出る決断をした。

33歳・IT未経験転職

その時、目指した状況、これ。
できないことも、ない、けど、うーん、、、というのが周りの正直な感想だろう。
自分の経験の棚卸し、どうにか掠るものがないか、検索と応募、お祈りの度に経歴書を添削する毎日だった。
そんな時に登録していたIT転職サイトからスカウトが来る。
「弊社のCSポジション募集中です、お話ししてみませんか」
カジュアル面談のお誘いだ。
知らない企業だけど、事業内容はまさに私が目指しているものだった。
UIもかわいい(とても重要視している)
喜んで面談を申し込んだ。

初めてのカジュアル面談

自己紹介は、きっとあるよな。
経歴書に沿って軽い自己紹介は準備をしてカジュアル面談に臨んだ。
Webでの面談だったが緊張して時間を待った。
そうして面談時間、1分遅れて入室許可をもらった。
「あーーこんにちは、では会社について説明していきまーす」

驚いた。
自己紹介なし、こちらの名前の確認なし、え
これは

(失礼だな)、これが正直な感想。

でも説明ノルマがある人なのかも
でも緊張して飛んでしまったのかも
でも本当はいい人なのかも

でもでもだってを無理矢理降臨させて、どうにか自分を納得させた。

「で、よかったら選考進みます?」

あ!はい!
ノルマがあるのかな?そんな聞いてもいない他者を助けたい、みたいな意識で返事をしていた。
(その後に「え?まじすか?」って反応が相手からある)

後にこの人が上司。もちろん相性は最悪。

面接に進んだ

一次面接は正直期待していなかった。
だってあんな失礼な人を初っ端に出すんだから、面白半分でどんな人が来るのかと思った。
もう何の準備もしなかった。
知らない人とおしゃべり(大好き)して終わろうと思った。

「こんにちは〜」
定刻、物腰の柔らかい人が出てくる。そして礼儀正しい人だった。

あ、準備してお話ししたかった。と思った。

私の経歴、したいこと、趣味
とても興味深く、持ち上げながら話を聞いてくれてとても心地よかった。
所謂ヨイショなのだけど、どこにもいやらしさを感じず、その性質に感動した。
「最終面接に進んでほしいです」

その場で言われ、この人がいるならと思ってOKした。
プロセスとして一次面接→二次→最終→内定
いつの間にかカジュアル面談が一時カウントされていたらしい。
準備していなかったからこそ、「素」をOKしてもらえた気がして嬉しかった。

その後の最終面接も条件面や意識のすり合わせで終了。
受かるだろうな、とは思いつつ「みんなのためになりますように」って内定連絡が来るまで毎日神社にお祈りに行った。

受かった

だよね!!!!!!!!!ってほっとした。
前職もあって自己肯定感がバカ高かった。

入社、初めまして上司

カジュアル面談のあの人が上司だった。
同僚はドベテランの40〜50代

あ、アウェーかも。

数ヶ月前の私へ、直感的中、今もアウェーだよ。

なんでこんなタイトルなのか

何が嫌なのか
描き初めの熱量でお気づきの方はいるかもしれないが
私は世話焼きの人が大好きだ。
人を受け止める人が大好きだ。

逆を言えばそれがない人が本当に苦手だ。
そう、それが上司だ。

入社して聞いた中で傷ついた言葉

「めんどくさい」
「(問い合わせに対して)聞き方に知性がない」
「(他部署に対して)視座が低すぎて話にならない」
「(私の意見、案を聞いて鼻で笑う)」
「(とてもいい公演を開いた同僚)話が長い」
「キャッチアップする気もない人間に」

かしこい人なんだろう、わかる、わかるがお腹痛い。
私は人に対して辛辣な表現をするのが(というか聞くのが)とても苦手だ。

そしてこの部署の皆「まあ言い方はあれでも優しいから」と言う。
優しかろうが、他者に対してリスペクトの姿勢がなく、自身の意見ファーストな姿勢であることを浴びるのが辛いのだ。
そしておそらく全く性質が真逆であろう私を評価する人が「この人」であることが苦痛なのだ。

実際にこの人の下で働き始め過食で3kg増え、不眠気味だ。

相談先はない。
なぜならば部署で市民権を受け、バリューを生み出しているのはこの上司だから。
一次面接の人はこの上司より上の役職ではあったが、この上司と「マブ状態」だ。

大事にされるのはどう考えたってこの上司だ。

答えはまだない

私はこの転職を通して、お世話になったみんなのために、なんならこの世の人を守れると確信を持っていた。
そのために働こうと気持ちが溢れてしかたなかった。
実際にそういった事業であることに変わりはない。

ただ、自分の意見を塵のように扱われる経験がなかったのだ。
それに対する耐性がなかった。

この上司が耳を持つ限り、私は何も発言したくない。
ただ、この人の思う範疇をはみ出ないように、最小限に動かねば「私」が壊れていってしまう。

前職に戻ろうか、あんなに応援してくれたみんなに私は何もできないままなのか。
また転職しようか、

苦しい。
あんなに毎日楽しく働いていたのに。
今は毎日がとても悲しい。

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