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【#3】2022年5~6月 メイクとマインドフルネスと手放す勇気

自分の行き先が見えない、モヤモヤしてやる気が出ない、朝起きるのが憂鬱。
そんな時皆さんはどうやって乗り越えますか?

昨年の5~6月は、モヤモヤ・憂鬱でどうしようもない中、次第に自分のエネルギーの向け先が変化していった時期でした。

モヤモヤの日々の過ごし方


朝起きても気分が重く、ずっと頭に重りがのっているようで、やる気が起きない毎日。理由は、会社の方向性が変化して自分の立ち位置が変化し始め、未来を見通せなくなったこと。
上司や近い同僚とのコミュニケーションの難しさを日々感じていました。

今振り返ると、このモヤモヤは、私自身の課題の現実への反映でした。

それは、ビジネスの場で

「自分とは違う考え方を持つ人とどのようにコミュニケーションをとり、どう伝え、望むゴールを得るか」

に対するプロフェッショナルな解決スキルを持っていなかったこと。

論理的な人に感情に訴えても伝わらないし、反対に
感情が動いて決断する人に数字だけ並べても伝わらない。

人はそれぞれ価値観も考え方も違うもの。
相手の価値観、求めている答えにそって、自分の伝えたいことを伝え、人を動かすというのは、仕事人にとって必須のスキルですよね。

ここに対する自分の経験と知識の無さから、壁に直面していたのだと思います。

論理的に考えるとそういうことなのですが、、、
感覚的には、バイブスが違いすぎて、自分の心と体が
もう無理ーーーっ!!!
と悲鳴をあげていたのが、当時の正直な感情でした。


そんな時期に仕事をサボって(オイ)平日の昼間にしていたのは・・・

  • ランチに食べたいものを一人で食べに行く

  • 友達とランチに赤坂でうなぎを食べる

  • 友達と運河沿いの素敵カフェで昼飲みビール

  • 娘の保育園のママ友と銀座で5千円のランチ

  • 初のまつげパーマに行く

  • 美容院に行き担当のイケメン美容師さんとおしゃべり&ヘッドマッサージ

  • OUTLETに行って爆買い

どんだけか。。。
はいすいません。これでエネルギーを補充&リフレッシュしてました!

そして、一番のエネルギー充電は「新しいワクワクすることを学ぶ」ことでした。

突然習い始めたメイクでパワー注入

もともとメイクに興味があったわけでもなんでもない私。いつも同じ化粧品を使ってなんとなく同じようなメイクを何年もしてきました。

なんだか元気になりそうなことを辿っていったら、いつの間にか、ポチッととあるメイクアップアーティストの方の講座を申し込んでいました。

一つのきっかけは、その方の出るインスタライブを聞いたこと。

「生徒さんにはいつも『ハッピーエンドを自分に約束する』ように必ず伝えてる」、という言葉に惹かれたのと、
他の受講生さんの「これからも毎日ずっとメイクして生きてくのに、知らないまま過ごすのは時間がもったいないと思った」という言葉に妙に納得し。

実際にレッスンが始まってみると、全く習ったことがないことを習うというのは「??」の連続。
その時の私は、まるでヨロヨロし、ときに倒れる
”立とうとする生まれたての子鹿”のよう。

対面レッスンで、ちょっと今日はアイライン引いていってみようと慣れないことしたら、「焚き火の燃えかす目の横についてるよ」って言われたり・・・
先生の指令に素直に従い、「まつげにパーマって何や?」って思いながら生まれて初めてまつ毛パーマかけに行ったり・・・
アイクリームって何、美味しいの、どこに売ってるの」とドラッグストアを徘徊したり・・・
スキンケア、ヘッドマッサージなど小さな努力を毎日言われた通りに実行したり・・・

40年以上生きてきた一人の女が、
もう一度赤子のような気持ちで、
何故か急に毎日自分のメイクを自撮りして先生に送って添削してもらう(衰え始めていて見たくない自分の顔と毎日とことん向き合う)、、、
という楽しいような苦行の日々が始まりました。

でも少しずつでも良く変わっていっている!
という実感できること、そして何よりも講師のMawaki先生に教えてもらえることにより、灰色の日々に、カラフルなパワーをどどどーーーーーん!!と注入してもらいました

そして結局私はこの後、夏にかけて、基礎のベースメイクから、アドバンストのポイントメイクまで受講してしまうのです。またその話は次回に・・・

たくさんの女性をキレイに変身させているメイクアップアーティストMawakiさんのビューティーキャンプ(ベースメイク講座)の情報とinstagramはこちらです↓

https://www.instagram.com/mawaki.makeup/


その1日は最後の日になるかもしれない

これまでの話の流れと関係ないようですが、
5~6月の出来事の中で、これはどうしても外せなくて、少し書きます。

6月に、96歳の祖父に会いに行くための宿泊旅行を企画しました。
普段は食べないホテルのフレンチコースを予約して、家族で集まりました。
祖父は、硬いフランスパンにむせながらも(誤嚥しないか心配だった!)全部食べていて、「おいしかった、みんなで会えて嬉しい、幸せ」ととても嬉しそうに言っていました。

毎回、もしかしたらこれが会える最後になってしまうのではないか、と頭によぎりながら、「そんなことない!」とその考えを振り払って、「また会いにくるからね、元気でいてね」と声をかけて、手に触れて、別れていました。

そして、これが本当に祖父と一緒に過ごせた最後の時間になりました。


決断の第一歩

6月。私は誕生日が来て、43歳になりました。
誕生日ケーキを買って、家族でお祝いをしてくれた週末。
家族でこうして過ごす日々もしばらくはないんだな、
家族4人の日常は変わっていくのだな、と思いながら過ごしたこの2ヶ月。

私がこの2ヶ月の中で決めたことは

  1. 娘の小学校に上がるタイミングの来年4月を目処に、家族で台湾に移住する

  2. 自分のやりたいことを、会社員とは別の形で海外でも実現していくための働き方を自分で作る

でした。

夫が日本での仕事を辞め、新しい仕事のために台湾に出発する日は6月24日。
「ちょっとご相談があります」と初めて会社内部の人に話しを持ちかけ、自分の今後について悩みながらも初めて方向性を伝えたのも、ちょうど6月24日でした

この日話したことで、「ああ、やっぱり辞める方向で、いいんだよな」と思え、重荷を少し降ろして心が軽くなったことを覚えています。

そして夫は飛行機に乗って飛び立って行きました。

とはいえ、まだ仕事でやり残したことがありました。
収束できていない案件に、心がざわざわ。
サボっていた(!)ところから、もう一度仕事に向き合ってやれるところまでやりきらないと、きっと辞めても後から後悔する。
自分で退職日を9月末、と定め、退職までの道のりを、ガントチャートで書き出しスケジューリングしました。

感謝・受容・許しの実践

ものごとは、移り変わっていく。
変化するものに執着して自分が苦しくなるのであれば、自分が変わればいい。

感情の責任を相手に委ねるのではなく、その感情の責任を自分でとる、コントロールする力を取り戻す。

今の自分をそのまま受け止め、起きていることに感謝して一度受け止める。そして手放す。

・・・

これは、一昨年から始めた「朝活」のヨガと瞑想、マインドフルネスの中から少しずつ体感として学んできたことを、実生活の中で実践する機会だったのかもしれないな、と思います。


6月末に始まった母子3人生活。

夫のいなくなった3日目にすぐ、3歳の弟くんが発熱し、早速1人育児の洗礼を受けることになりました。


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