35才の決断
ただかずひと、男35才、決断する
僕は今までに2回転職をした。デザイン系の専門学校を一応出て、印刷会社で10年、次も印刷会社で1年半、そして神戸でバイトとしてデザイン会社、3度目の転職でフリーランス。(会社員としての仕事はまた別の機会に紹介しましょう)
そして、なんでフリーランスになったか?
それは転職した理由が3回とも「会社の評価に納得出来なかった」ってのが大きな理由かな?(偉そうにどの顔で言うてるんだか…)
自分がめちゃめちゃ会社で成績を上げてたかと言うと、営業職では無くパソコン使っての現場仕事だったので判断が難しい所。でも、作業は早かったし、ミスはそこそこあったけど、要望には答えてたりしたので、自分なりには仕事はできると思ってました。
そして、不満の種が「こいつ俺より仕事してないのに役職あって給料ももらってるんかい!」って人。そもそも長く働いてたり、年とってるから給料を多くもらうって仕組みに納得できん。
ですよね?
自分は自分なりに仕事をこなし、それなりに作業もしっかりとして会社では必要不可欠な人間だと思ってたんです。役職ももらってたし。
仕事をしていると営業さんから
「こないだの仕事クライアントさん喜んでたよ」
なーんて声をかけてもらう事があるんです。
でも、ふと思うんです。褒められてもそんな嬉しくない。自分がやった仕事だけど、自分が作り上げた仕事でも無いし、会社から与えられた仕事をやっただけ、そこにはやりがいも満足感もなかったのです。(もちろん嬉しいし、なんの感情も無い訳ではないですよ。そうなったらロボですから)
自分がやった仕事って社外から見ると会社の評価とか信用に繋がる事、でも間接的な声ってのはやっぱり響きにくいもんなんかもなーと。
「ワシはお客さんの声を直接聞きたいんやー!直接褒めて欲しいんやー!」
と当時の僕は思ってもなかったけど、今となってはそう言う感情があったんかなーと。僕を評価し、褒め、怒るはずの上司は、僕の仕事を把握しておらず、正直、そんな人に褒められても、評価されてもピンと来ないのよね。中小企業なら結構あるんちゃうかな?そんな事ないですかね?
少なくとも僕の働いた会社ではありました。そして僕は知ったのです。
「会社にとって必要なのは僕では無く、会社の仕事が出来る僕」なのだと
哲学的な言い回しになってますけど、要するに
「仕事出来るなら誰でも良い」
極端な言い方やけど、僕が仕事を休んでも会社は回る、会社はそうでないといけない、当たり前。
でも僕はそれが納得できなかった、僕自身を必要として欲しかった、僕自身を認めて欲しかったんだと。
”ナンバーワンよりオンリーワン”
自分自身を見てほしいのよー。わかる、わかるよーって人いてますかー?
共感した人はフリーランスの資質がありますね、フリーランスやってみませんか?笑
そして僕なりの結論、極論で結論
「自分を評価してもらうには、自分の力で働くしかない」
そう決心しフリーランスの道へ進むのでした
「クラウドソーシングとの出会い」に続く
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