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ムラサキカガミとオカノシタ

※今回はやや下ネタなので「下品なのは嫌」という方は読まないでください……。

この言葉、覚えていたらダメです

「ムラサキカガミ」という言葉をご存知の方は幸運かもしれない。

恐らくは、もうかなり昔に聞いて、未だに覚えているのであれば、あなたはもう迷信に屈することもないだろう。

この言葉、20歳くらいまで覚えていると、死ぬとか呪われるとか言われていましたが、あなたは恐らく呪われてもいないし死んでもいないわけですから、似たような話も「フフン」と笑っていなせるでしょう。

人間、不思議なものです

何故か◯◯してはいけないとか言われると、逆に◯◯したくなってしまう傾向があるようで、例えば火災報知器のボタンは火災が起きるまで押してはいけないのは常識ですが、そう言われると押したくなってしまうものです。

開けてはいけないと言われた箱を、開けてしまって激しく後悔してしまった人も、多分いらっしゃるでしょう。

入っていけない部屋に入ってしまったがために、お亡くなりになってしまう登場人物だとかはホラー映画では沢山いらっしゃったことでしょう(過去形なのはお亡くなりになっているからです)。

するなと言われると逆にしたくなってしまう。

厄介な暗示の習性を、生まれながらにして刻み込まれてしまったもんですなぁ。

僕には意味を忘れたかった言葉がある

ネットスラングというか、ニコニコ界隈でよく使われる言葉は沢山あるけど、その中に「オカノシタ」がある。

意味合い的には「承知しました」「了解しました」的な意味合いなのだが、その言葉が生まれた経緯があまりにも下品というか、個人的に苦手だったので、できれば忘れたいと思っていたんです。

でも、そう考えると、読み飛ばせばいいのに「オカノシタ」という言葉がやたらに気になってしまい、その言葉を聞くたびに、口の中に太いサラミが魚肉ソーセージ的な何かを強引に捩じ込まれながら「わかりました」と言っている自分を想像してしまうのです。

僕ね、百合を愛でる方は好きなんですけどね、薔薇は好きじゃないんです……。

なので、そのビジュアルが頭から離れず「もー!!もー!!もー!!」ってなるわけですよ。

※実際は牛の鳴き声みたいに「も」に濁点がついたような感じですかねぇ。

まあ、そんな日常を過ごしていたある日、仕事が終わって奥様に「これから帰るよ」ってLINEしたら

オカノシタ

って返事が返ってきた。



……

………

………………………さっ、殺意です。

ミニ◯ンビ! おこづかいほしいのねん!! (「よろしければご支援願います」の意)