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「小言」を言ってしまう原因・その解消法

赤羽雄二さん『自己満足でない徹底的に聞く技術』で書かれている
アクティブリスニングを実践中の畑中です。

親子のクオリティタイムのルームでの話

Clubhouseで毎朝 5:30~5:50
親子のクオリティタイム』を開催中です。

そのルームで、指示・命令、確認の「小言」を言ってしまう原因について、考える機会がありましたので、今回は、その気づきをシェアします。

「指示・命令、確認」については、↓のブログをお読みいただければ幸いです。

指示・命令、確認の「小言」を言いがちなとき


① 親が、不安を感じているとき
➁ 親が、子どもに何かさせたいとき
➂ 親が、時間がないとき


こんなときは、つい「小言」を言いがちです。

例えば、

 親が、不安を感じているとき

朝、起き出した子どもが「ちょっとだるいー。咳がでる。今日、学校行くの無理かも」とか言い出しとき、「え?学校休むと困るな」「仕事どうしよう」など、親が不安に感じて、その不安を解消するために、

「ほら、体温、はかりなさい」
「熱、あった?」

「早く、寝ないから体調くずすのよ!」

といった指示・命令、確認の「小言」を言いがちです。

➁ 親が、子どもに何かさせたいとき

「習いごとは、続けさせたい!」と親が思っていると、子どもが「習いごとを辞めたい」と言い出したとき、

「すぐに辞めたら、もったいないよ。もうしばらく続けてみなさい」とか、
「あなたが、習いたいと言って、始めたんでしょ」

といった指示・命令、確認の「小言」を言いがちです。

➂ 親が、時間がないとき

出社・登校・登園が重なる朝のバタバタの時間やタイムリミットがあるとき、

「体操服、持った?」
「遅刻しないようにね?」
「もうちょっと、早く起きたら、こんなにバタバタしなくて済むのに!」

といった指示・命令、確認の「小言」を言いがちです。

「小言」を言わないために、できること


 親が、不安を感じているとき
➁ 親が、子どもに何かさせたいとき
 親が、時間がないとき

この瞬間に、子どもの行動をコントロールしようとするから、「小言」をいっていうことを聞かせようとしてしまうのです。

このコントロールをやめ、子どもを放っておければ、「小言」は自然と減ります

子どもを「放っておく」には、アクティブリスニングして、子どもに任せるという流れを生み出すことが必要です。

 親が、不安を感じているとき

朝、起き出した子どもが「ちょっとだるいー。咳がでる。今日、学校行くの無理かも」とか言い出しとき、「小言」を控え、アクティブリスニングして、任せてみます。

小学生であれば、自分で体温を測り、「熱がなかったから学校に行く」であったり、「熱はないけど、咳がでるから今日は休む」など子どもが自分でどうするか決められます。

「学校を休む」と言うと、「これをきっかけに、休み癖がつくのでは?」「このまま休み続けるのでは?」と不安にもなりますが、家庭で、アクティブリスニングを徹底していれば、こういった不安の多くは、想像の産物で、杞憂に終わることばかりで、過度な心配だったと気づけます。

そういった経験を積み重ねると、「小言」で子どもをコントロールしなくても、子どもは自分で考えて行動できることがわかり、不安が根本から解消していきます。

➁ 親が、子どもに何かさせたいとき

「子どもがしたい」ではなく、「子どもにさせたい」で、子どもをコントロールしていないか、振り返ってみましょう。「小言」を控え、アクティブリスニングを徹底していれば、親が何かさせようとしなくても、子どもが元気になり、自らやりたいことをやり始めます

↓のブログに実体験を紹介していますので、よければご覧ください。

 親が、時間がないとき

タイムリミットが迫っているときに、アクティブリスニングを生真面目にやろうとするのは、無理ゲーです。話を聞くには、時間や心の余裕が必要だからです。なので、瞬間的に忙しいときは、潔くあきらめましょう。

ただ、その瞬間にアクティブリスニングをするのは無理だとしても、前処理をすることができます。

家事、仕事、育児をしていると、慢性的に時間がないという感覚になりますが、「自分の大切なものは何か?」を振り返ってみると、期間限定の子どもとの時間は、優先順位があがるのではないでしょうか。

そのことに気づき、忙しい中でも、毎日、少しの時間でも、子ども1対1の時間をとってアクティブリスニングをする時間「親子のクオリティタイム」を取ってみると、親子関係は、整っていきます

親子関係が整って良好な関係が築けていると、お互いの言葉が相手に届きやすくなり、気分が悪くなるようなトラブルが激減し、時間効率がよくなります

指示・命令、確認で、子どもをコントロールしていると、いつまでたっても自分のすることが減らないので、非効率なままで、「忙」の字のとおり、「心」を「亡」くします。

苦しくつらい子育てから抜け出し、家庭を安全基地にしたい方へ、情報を更新しています。

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