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英語の表現を広げる「副詞」を極めるフレーズ集2【50選】

副詞について

形容詞は名詞を修飾するのに対し、副詞は動詞、形容詞、文章全体を修飾します。なので副詞は英文の表現の幅を広げ、いろいろ意味を表現できます。英語を学ぶ上副詞は避けて通れません。マスターして1つ上の英会話を目指しましょう。

【修飾する対象】
形容詞:名詞を修飾。
副詞:動詞と形容詞と文全体を修飾し、名詞は修飾しない

【副詞の形】
副詞は形容詞の語尾に「ly」がついて副詞になることが多く、語尾に「ly」がついているものはほぼ副詞になります。
形容詞:new ⇒ 副詞:newly
形容詞:exact ⇒ 副詞:exactly
形容詞:usual ⇒ 副詞:usually

【文章に入る場所】
形容詞:名詞の前。
副詞:文頭、文尾、動詞の前、形容詞の前など場所をあまり選ばなく、単体でも使われます4

【副詞の使い方の例】
例1
I ran quickly.
訳:早く走った。
副詞quicklyが動詞runを修飾し、どんな風に走ったかを説明しています

例2
He is absolutely foolish.
訳:彼は完全にバカです。
副詞absolutelyが形容詞foolishを修飾し、どれほどのバカなのか説明しています。

例3
Recently, my weight decreased.
訳:最近、体重が減りました。
副詞recentlyがそのあとの文全体を修飾し、いつ体重が減ったのかを説明しています。この場合、recentlyは文末にくることもあります。

例4
Seriously?
訳:マジで
このように副詞は単体でも返事や相槌でよく使われます。

She's old enough to decide for herself.
彼女は自分で決めるのに十分な年齢です。

副詞:enough:十分に、足りるだけ

 「enough」は名詞の前につき「enough money:十分なお金」のように形容詞としてよく使われますが、今回は副詞の「enough」を覚えましょう。副詞「enough」「形容詞 enough to ~:~に十分な形容詞、~に足りるだけの形容詞」という意味で使われます。

・It was cold enough for me to wear a coat.
 私にしてはコートを着るほど十分に寒かった
・I’m not rich enough to buy such a luxury car.
 私はそのような高級車を買うほど金持ちではありません。



Hurry up, otherwise you'll be late for the meeting.
急がないと会議に遅れますよ。

副詞:otherwise:別な方法で、 ほかの状態に、さもなければ

 この文で「otherwise」は接続詞的に使われていて、「~しなければ~だ」という意味です。他の副詞としての意味も覚えておきましょう。

・I think otherwise.
 そうではないと思います。
・It might otherwise be out of order.
 そうでなければ故障しているかもしれない。



She will come afterwards.
彼女はその後来ます。

副詞:afterwards:その後で、後になって

 同じような意味で「after that:その後」があります。覚えておきましょう。

・I went back home after that.
 その後で家に帰った。



Please face forward.
正面を向いてください。

副詞:forward:前方へ、今後

 反対語は副詞「backward:後方へ、さかのぼって」です。覚えておきましょう。

・She fell backward onto the floor.
 彼女は後ろ側に床に倒れた。



Anyway, let's have fun.
とにかく、楽しみましょう。

副詞:anyway:とにかく、それにもかかわらず、やはり

 同じような意味で副詞「in any case:いずれにせよ、とにかく」です。ほぼ同じ意味で使われますが、「in any case」のほうがフォーマルな響きがあります。

・You must go in any case.
 いずれにせよあなたは行かなければならない。



I want to speak English fluently.
英語を流暢に話したいです。

副詞:fluently:流ちょうに、すらすらと

 「fluently」「speak」や「talk」とよく使われますが、「read」や「write」にも使われます。

・I couldn't read fluently when I was a child.
 子供の頃、すらすらと読むことができませんでした。



Thus the first World War broke out.
このようにして第一次世界大戦が勃発した。

副詞:thus:このように、だから、従って

 別の文にありますが、同じような意味で副詞「therefore:それゆえに、従って」副詞「hence:それゆえに」があります。どれもフォーマルで文語的です。会話文では副詞「so:そのように、このように、だから」がよく使われます。

・It’s raining, so you must bring an umbrella.
 雨が降っているので傘を持参する必要があります。



I think, therefore I exist.
我思う、故に我あり。

副詞:therefore:それゆえに、従って

 この本文を直訳すると、「私は考える、それゆえに私は存在する。」となります。

Therefore, I need your wisdom.
 したがって、私はあなたの知恵が必要です。



Consequently, I accepted his offer.
結果的に、私は彼の申し出を受け入れました。

副詞:consequently:その結果、従って、結果的に

 同じような意味で副詞「as a result:結果として」があります。

As a result, my company went bankrupt.
 その結果、私の会社は倒産しました。



Moreover, he is also good at soccer.
さらに、彼はサッカーも得意です。

副詞:moreover:そのうえ、さらに

 同じような意味で副詞「besides:そのうえ、さらに」があります。

・I slept well, and besides I took a nap.
 私はよく寝て、そしてさらに昼寝をしました。



Meanwhile, I will do the laundry.
その間に洗濯をします。

副詞:meanwhile:その間に、そうしている間に

 同じような意味で副詞「in the meantime:その間に、それまでは」があります。「meantime」名詞「その間、合間」という意味です。

In the meantime, I fell asleep.
 その間、私は眠っていた。



She seldom makes mistakes.
彼女はめったに間違いをしない。

副詞:seldom:めったに~ない

 同じような意味で副詞「rarely:めったに~ない」があります。「seldom」とほぼ同じ意味で使われます。

・I rarely sing in front of people.
 私は人前で歌うことはめったにない



You are absolutely right.
あなたは絶対に正しい。

副詞:absolutely:絶対的に、完全に、まったく

 同じような意味で副詞「definitely:絶対に、明確に、確実に」があります。覚えておきましょう。

・I definitely won't forget you.
 私は絶対にあなたを忘れません。



I am very tired indeed.
本当に疲れました。

副詞:indeed:実際に、まったく、本当に

 「indeed」は会話の中で相手が言ったことなどに対して「本当に」と同感するときによく単体で使われます。

A:It's very hot today.
  今日はすごい暑いな。
B:Yes, indeed.
  ええ、本当に



You must use money more carefully.
あなたはもっと注意深くお金を使わなければなりません。

副詞:carefully:注意深く、慎重に、入念に

・I prepared that carefully.
 私はそれを入念に準備しました。



I carried the desk upstairs.
机を二階に運びました。

副詞:upstairs:二階へ、階上へ

 反対語は副詞「downstairs: 階下へ」です。覚えておきましょう。

・She is downstairs waiting for you.
 彼女は階下であなたを待っています。



The project will be completed two years hence.
プロジェクトは2年後に完了します。

副詞:hence:従って、ゆえに、今後

 この文で「hence」は「今後」という意味で使われていますが、「従って、ゆえに」という意味もあり、同じような意味で副詞「therefore:それゆえに、従って」副詞「thus:それゆえに、従って」があります。

Hence, I had to go there.
 従って、私はそこに行かなければなりませんでした。



What do you want to say exactly?
正確にはあなたは何を言いたいですか?

副詞:exactly:正確に、厳密に、そのとおり

 exactlyは会話の中で相手が言ったことなどに対して「そのとおり」と肯定するときによく単体で使われます。

A:You like cakes, don't you?
  あなたはケーキが好きですよね?
B:exactly.
  その通りです



Possibly he knows what happened to her.
おそらく彼は彼女に何が起こったか知っています。

副詞:possibly:おそらく、あるいは、ことによると、ひょっとして

 「possibly」は、可能性が10%~20%ほどの低い確率を表します。同じような意味の副詞「probably:たぶん、おそらく」がありますが、80%~90%の高い確率を表します

・It'll probably rain.
 おそらく雨が降るでしょう。



This civilization was technically very advanced.
この文明は技術的に非常に高度でした。

副詞:technically:技術的に、専門的に

 「technically」を日本語に訳すと「技術的に、専門的に」なりますが「法的に、厳密に」という意味もあります。

・Copying of music for personal use is technically illegal.
 個人使用のための音楽のコピーは法律に違反しています



I agree with you completely.
私はあなたに完全に同意します。

副詞:completely:完全に、まったく、徹底的に

 他の文にありますが、同じような意味で副詞「totally:まったく、すっかり」があります。

・I got this job completely by chance.
 完全にたまたまこの仕事に就いた。



I generally sleep 8 hours a day.
私は普段1日8時間寝ています。

副詞:generally:一般に、普通、普段

 「generally speaking:一般的に言って、概して」という表現もあり、文頭で使われることが多いです。覚えておきましょう。

Generally speaking, Japanese are hard workers.
 一般的に言って、日本人は働き者です。



Apparently, he is bad at singing.
どうやら彼は歌が苦手なようだ。

副詞:apparently:どうやら〜のようだ、どうも〜らしい

Apparently it is going to rain tonight.
 どうも今夜は雨が降るらしい



She took what I said literally.
彼女は私の言ったことを文字どおりに受け取った。

副詞:literally:文字どおりに、誇張なしに、本当に

 「literally」は「文字通り」という意味で使われますが、「really」「seriously」と同じように「本当に、マジで」という意味でも使われます

・She literally has no friends.
 彼女は本当に友達がいません。



They have totally different personalities.
彼らは全く違う性格です。

副詞:totally:まったく、すっかり

・I am totally absorbed in my work.
 私はすっかり仕事に夢中になっています。



Are you perhaps crying?
もしかしてあなたは泣いていますか?

副詞:perhapsたぶん、もしかして

 「perhaps」は、可能性が30%~40%ほどの確率を表します。同じような意味の副詞「maybe:たぶん、もしかして」がありますが、50%ほどの確率を表します

Maybe his story is not true.
 多分彼の話は本当ではない。



He's not especially interested in sport.
彼は特にスポーツに興味がありません。

副詞:especially:特に、とりわけ

 同じような意味で「particularly:特に、とりわけ」がありますが、「especially」は他とものと比べて際立つというニュアンスがあり、一方で「particularly」は必ずしも他と比べて際立つというわけではなく比較的弱いニュアンスになります。

・It is not particularly necessary.
 特に必要ありません。



The construction will be officially called off.
その建設は正式に中止される。

副詞:especially:特に、とりわけ

 同じような意味で「particularly:特に、とりわけ」がありますが、「especially」は他とものと比べて際立つというニュアンスがあり、一方で「particularly」は必ずしも他と比べて際立つというわけではなく比較的弱いニュアンスになります。

・It is not particularly necessary.
 特に必要ありません。



We finally agreed a deal.
ようやく合意に達しました。

副詞:finally:最後に、ついに、とうとう

 同じような意味に副詞「eventually:結局は、ついに、やがて」があります。「eventually」は、過程において、かなりの時間がかかったという意味で、最後である必要はありません。一方で「finally」はある行為を終えるのに長い時間がかかった、もしくは達成するまでに努力や挑戦が必要だったことを意味します

・He will fail eventually.
 彼はやがて失敗するだろう。



I mostly cannot speak English.
私はほとんど英語が話せません。

副詞:mostly:大部分は、たいてい

 同じような意味に副詞「mainly:主に、大部分は」があります。

・What is this mainly used for?
 これは主に何に使用されますか?



Each problem should be viewed individually.
各問題は個別に見る必要があります。

副詞:individually:個人的には、個々に、それぞれ

・He spoke to us individually.
 彼は私たちに個別に話しました。



This festival has nearly 300 years of history.
この祭は300年近くの歴史があります。

副詞:nearly:ほとんど、もう少しで、~近く

 同じような意味に副詞「almost:ほとんど、もう少しで、~近く」がありますが、「almost」は何かとほとんど同じというニュアンスで、「nearly」はある状態に到達するまでもうすぐというニュアンスです。

・It's almost three o'clock.
 もうすぐで3時です。



We should go straight home today.
私たちは今日は真っ直ぐ家に帰ったほうがいい。

副詞:straight:まっすぐに、一直線に、続けて

・It rained for 3 days straight.
 3日間連続で雨が降った。



Let's exchange our views frankly.
率直に意見交換しましょう。

副詞:frankly率直に、あからさまに

 「frankly speaking:率直に言って」という表現もあり、文頭で使われることが多いです。覚えておきましょう。

Frankly speaking, I don't want to work with her.
 率直に言って、私は彼女と一緒に働きたくありません。



It is physically difficult to attend the party.
そのパーティーに参加するのは物理的に難しい。

副詞:physically:肉体的に、物理的に

・Men are physically stronger than women.
 男性は女性よりも肉体的に強いです。



What do you usually do on weekends?
週末はいつも何をしていますか?

副詞:usually:通常、普通に、一般に

 usually」は、頻度を表す副詞ですが10回中8、9回ほどの頻度を表します。同じような頻度を表す副詞「always:常に、いつでも」は10回中10回の頻度を表します

・He is always positive.
 彼はいつも前向きだ。



I'll be back by then.
その時までに戻ってきます。

副詞:then:その時、それなら、では

A:It’s cold today.
  今日は暑いですね。
B:Then let’s turn on the heater.
  じゃあ、暖房をつけましょう。



I had a lot of fun, though.
とても楽しかったですけどね。

副詞:though:でも、~だけど

・ I love basketball. I'm not good at that, though.
 私はバスケットボールが大好きです。上手くはないけど



Looking after the kids is extremely tiring.
子供たちの世話は非常に疲れます。

副詞:extremely:極端に、きわめて

・We are extremely happy.
 私たちはとても幸せです。



This procedure is quite complicated.
この手順は非常に複雑です。

副詞:quite:まったく、かなり、なかなか、非常に

 同じような意味で副詞「pretty:かなり、相当、ずいぶん、非常に」があります。

・It was pretty cold this morning.
 今朝はかなり寒かった。



I'd like you to attend the meeting instead.
代わりにあなたにその会議に出席してほしい。

副詞:instead:代わりに、それよりも

 「instead of ~:~の代わりに」という表現ができます。覚えておきましょう。

・I want time instead of money.
 お金より時間が欲しいです。



Hotel rooms in this season are ridiculously overpriced.
この時期のホテルの部屋は途方もなく高値です。

副詞:ridiculously:おかしく、ばかばかしいほど、とんでもな

・The exam was ridiculously easy.
 その試験はばかばかしいほど簡単でした。



I was studying abroad at the time.
私は当時留学していました。

副詞:instead:国外へ、海外へ

・I want to live abroad.
 海外に住みたいです。



I decided not to work for others anymore.
私はもう他人のために働かないことにしました。

副詞:anymore:もう~ない、もはや~ない

 「anymore」は否定文と一緒に使われます。一方で、同じような意味で副詞「no longer:もはや~ない」は「no」がついているので肯定文に使われます。また「no longer」は現時点のことに焦点をあてていることに対して、「not ~ anymore」は今から未来のことに焦点をあてています

・I can no longer wait for her.
 私はもう彼女を待つことができません



Please breathe deeply.
深呼吸してください。

副詞:deeply:深く、徹底的に、非常に

・I was deeply moved.
 深く感動しました。



What else do I need to do?
他に何をする必要がありますか?

副詞:else:その他の、他に

・I don't need anything else if she is here.
 彼女がここにいれば、他に何も必要ありません。



Interviewees are chosen randomly.
インタビュー対象者はランダムに選ばれます。

副詞:randomly:不定期に、無作為に、ランダムに

・Please use these randomly generated email addresses.
 これらの無作為に生成されたメールアドレスを使用してください。



Can't you work more efficiently?
もっと効率的に働けませんか?

副詞:efficiently:能率的に、効率的に

・I use my spare time efficiently.
 余暇を効率的に利用しています。



Even a child knows that.
子供でもそれを知っています。

副詞:even:でさえ、すら

 「even」は副詞として比較級を強めるためにも使われます「even 比較級 A than B:Bも比較級だが、Aはより比較級だ」という意味になり、Bも認めつつAも比較級だという意味になります。

・He is very tall but his father is even taller.
 彼はとても背が高いが、父親はさらに背が高い。


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