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【プロになるためのデザインの知識】デザイナーが仕事で使うイメージボードとは?

このnoteではイメージボード(ムードボード)についてお話します。

ある程度大きな仕事をするデザイナーでこれを使わない人はいないと思います。これからプロのデザイナーを目指している人は、デザインを仕事にする上でかなり重要なのでイメージボードについてしっかり学んでください。

1.イメージボードとは?

イメージボードは企画書や提案書の段階でデザインのアイデアの共有としてよく使われます。

例えば子供向けのアパレルデザインを考えるとします。クライアントに自分のイメージを言葉で説明したとします。

『色は全体的にパステル調でフルーツとか使うのどうでしょう?』

と言われてもクライアントがイメージするものはバラバラになりますよね?

これがイメージボードを使って説明するとこうなります。

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※画像はFASHON NETEORKより引用

イメージボードを見ればすぐにイメージがわきませんか?

このイメージボードは結構作り込まれたクオリティが高いもので、完成したものを一部載せているので特にわかりやすいです。

分かりやすいように上記の画像を使いましたが、実際にデザインの現場で使われるイメージボードにより近いものでイメージボードの作り方について解説していきます。

2.イメージボードの作りかた

まず手描きのイメージを描いて、そのイメージに補足して画像やイラストなどを足していくのが一般的です。

例えばこちらはキッチンの提案をする際のイメージボードです。こんな感じのイメージボードはデザインの現場ではよく使われます。

作業時間があまりなく、急ぎでイメージを共有しないといけない。そんな時に手描きでささっと描いて画像を切り貼りしてイメージを伝えます。

プロのデザイナーでなくても、デザイナーに自分の作って欲しいものを伝えるものとしても便利なのでデザイナーにデザインを依頼する人にもおすすめです。

スクリーンショット 2021-02-16 8.53.22のコピー

※画像は積水ハウス・ホームより引用

3.イメージボードに便利なサイト(アプリ)

イメージボードにはPinterestというアプリがおすすめです。

僕もよく使っていますが、デザインのイメージを集めるのに便利なアプリでイメージごとに検索して画像を集めることができます。

例えばアクセサリーのイメージが欲しいなぁと思えばアクセサリーだけを集めることができます。

スクリーンショット 2021-02-16 9.25.53のコピー

※画像はPinterestより引用

Pinterestに関してはただデザのブログの方で使い方をまとめているので、よければどうぞ。

4.まとめ

・イメージボードはデザインの共有に便利

・企画書や提案書にイメージボードを盛り込むとクライアントが納得しやすい

・イメージボード作成にはPinterestが便利

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