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災害への備え(2024/1/31)

昨日は消防署内の蟹江町危険物安全協会主催の保安対策講演会『南海トラフ地震への備えについて』に行ってきました。
災害への備えは本当に難しいな、と知れば知るほどに感じます。

地震だけで考えても、いつどこでどの規模のものが起こるのかで被害は様々、また自分のどの立場で備えるのかも様々です。
社会人として職場での立ち位置で考えることも必要でしょうし、プライベートで家族を守る立場はまず基本ですし、もしかしたら病人や負傷者として救助を待つ立場になっているかもしれないと考える必要もあるでしょう。

避難訓練は小学生の頃から学校で何度もやっていて、
【おはし→押さない、走らない、しゃべらない】は覚えているけれど(今は【おはしも→+戻らない】というそうです)、科学室など危険物がある教室の近くを通らないようにするとか怪我をした場合の避難の仕方は教えてもらったことがないなぁとも気付きました。
他にも、友だちが隣で怪我をして動けなくなっていたらどうするのか、家族が生き埋めになっていたらどうやって救い出すのか、どうやって助けを呼ぶのかはどこで教えてもらえるのでしょうか。
もしかしたら避難所までの道の途中に危険物を取り扱っている工場があるかもしれず、通ってはいけない道もあるかもしれないことも、昨日初めて気付きました。

能登の被害の大きさは油断が招いてしまったものだとの反省の声があります。
一方で神戸からの派遣隊の行動が素晴らしいとの声もあります。
阪神大震災は29年前。
41歳の私が小学6年生でした。
つまり今災害救助などにあたっている人たちは、経験者や当時の現役世代ではなくて震災の話を受け継いだ人たちが大半であるということに感動しました。
私自身は阪神大震災や東日本大震災から時が経ち、すっかり意識が低くなっていた自分がいたと反省しました。

1日には大地震、2日は飛行機の炎上、3日には電車内で通り魔、ととんでもない年明けになってしまいました。
それでもそこから私たちは学ぶべきことを見つけて今後に活かさないといけないと感じます。

最後に昨日学んだことを紹介します。
iPhoneでの話ですが、「設定>通知>緊急地震速報/災害・避難情報」ここがONになっているか確認してみてください。
ここがONになっている方は1/1の地震発生時に音が鳴ったはずです。

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