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キャリアストップ(2023/1/27)

国会でも子育て支援にようやく焦点があたり始めました‼️
保育園に子どもを預けやすくなることや、各種手当てがあることなどはもちろん大変ありがたいのですが、出産によるキャリアストップに関してあまり声が上がっていないことを不思議に思っています🙁

仕事でのやりがいを感じるとそれを中断することをためらうのは当然のことです。人生において仕事に就く期間を20~65歳の45年間とすると、その長期間のうちどうして出産育児のたった数年間に仕事から離れることが叶わないのだろうとやるせなさを感じます。

なぜ少子化が進んできたのか。その後の再スタートに寛容でない社会であることが問題の一つなのではないでしょうか。

最近リスキリング(スキルを付け直すこと、学び直しのこと。ほんと毎度毎度知らないカタカナ使ってこないでよ~💦)という言葉を耳にするようになりましたが現在の日本では高校大学卒業までしか勉学に専念できる期間はありません。義務教育を除いて各々の好きなことを存分に学べるのはたった3~7年だけです。人生100年時代と言われるのに短すぎはしないでしょうか。短いし早い。おそらく18歳時点より一度社会に出た後の方が自分が本当に関心のあることに出会えたという人のほうが多いだろうとも思います。

しかしながら出産育休などだけでなく、学びなおしの期間を設けると多くの人はその後のキャリア形成に圧倒的に不利になってしまいます。

数年間休んでも、何歳から新しく始めても、それでもきちんと評価してもらえる社会になると今よりも前向きに出産を考えられるようになるのではないかと思うのです。

ちなみに産休育休中は休息なのではなく、会社では学べないとても多くのことを学べると私は確信しています。

あくまで個人的な感想ですが、5人の子どもを育てていて出産は早いに越したことはないと感じます。
26歳で産んだ第一子より37歳で産んだ第五子のほうがやはり育てていてしんどい😓
10年前は真冬でも公園遊びができましたが、今は寒さが腰にきます🤣
自身の体力もそうですし、おじいちゃんおばあちゃんの若さも重要なポイントです。

ダブルケアという言葉はご存知でしょうか?育児と介護を同時に担う状態のことです。
もし自分が38歳で出産したとして、子が同じく38歳で産むとすると、自分はすでに76歳。育児を手伝うどころか自分に介護が必要になっているかもしれません。日本中でダブルケア問題が猛威を振るうのはもうすぐそこに迫っていると思います。


もちろん人生設計はそれぞれが自由に決めたらよいことですが、このことは頭の片隅に置いておいて損はないと思います。

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