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ホールトーンは広がる波紋

ジャズ用語ですがホールトーンスケールというものがあります。
ギタリスト時代にJazzテイストの即興で多用しておりました。
基音から全音→全音→全音→全音→全音→全音
半音飛ばしで基音に戻ってきます。

全音が3つ続くところまでは普通の長調と同じなので
明るく違和感はないのですが
4つ目に全音が来ることでオヤ?という違和感
基音に戻ってきたところで解決感が希薄で
無限感が出る不思議なスケールです。

ホールトーンスケールで始まる一番有名な曲はコレですかね?
鉄腕アトムのオープニングのイントロ。
無限上昇する螺旋階段がイメージされます。

クラシック曲だとドビュッシーが多用しますね。
全音5個まで上がって戻ってくる上昇下降で使うパターンが多いです。

無限に広がる水面の波紋をイメージさせますよね。

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