見出し画像

なんと和紙は〇〇種類もある!!

こんにちは。
和紙職人見習いのますだです。

本日は、全国の和紙について調べてみたので、
皆様にも共有したいと思います。

さて、いきなりですが、
「和紙」と一括りに私たちはよく言いますが、
その和紙。日本全国に何種類あると思いますか?


私がざっと名前を調べただけでも、
約135の種類が。そして厳密に区分すると、1000を超える和紙があるようです。
ヤバくないですか。笑

↑画質荒くなりましたが、作成したリストです。
繰り返しますが、ヤバイです。
めちゃあります。笑


こんな1000を超える和紙の中でも、特別な3つの和紙があります。
2014年、ユネスコ無形文化遺産に3つの和紙が選ばれたのです。
・島根県の石州半紙
・岐阜県の本美濃紙
・埼玉県の細川紙

これら3つの和紙の大きな特徴は、
「他の原料よりも繊維の長い楮(しかも国産)100%で手漉きで作られていること。」
だと思います。
例えば我らが修善寺紙は、基本的には三椏が原料に使われます。
原料に、楮を使うと、繊維が長いために光沢があり、美しい紙が仕上がるといわれています。

これらの無形文化遺産に認定されている和紙は、さすが、体制も整っており、
しっかりとした施設があったり、
紙漉きを目指す人に向けた研修を行っていたり、
見習うべきところが多そうです。

今、このご時世なだけに、研修に行けるかどうかは微妙なところなのですが、
タイミングを見て積極的に現地に行って、
髪漉きのノウハウはもちろんのこと、
施設の外観や内観、
体験のやり方や見せ方などを
学びたいと思っています。

また、その前に、いろいろな和紙を取り寄せて、比較することで、各和紙の特徴についても学んでいきたいと思います。
もちろん、修善寺紙や修善寺自体の歴史についても、深く学んでいこうと思います。

いろいろなことを見て、感じて、学んで、
修善寺紙を継承する者として、
どういうものを、
どのように作り、売り、伝えていくのか
深く考えていきたいと思います。

まだまだやることはたくさん!
ひとつひとつ、楽しくやっていきます。
皆さんも一緒に楽しんでいただけると嬉しいです!

それでは、また。


【追伸】
本日、工房に来客が。
頼もしい地域おこし協力隊の仲間たち+αです。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?