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簀桁の管理

こんにちは。
和紙職人見習いの舛田です。

本日は、道具の管理について。

我々手漉き和紙職人は、簀桁(すけた)という道具を使って、紙を漉いています。
この簀桁。実はとてもとても高価かつ希少なもので、その道具を作る職人さんは、日本に数人しかいません。
そのため我々は、まず道具を大事に扱うことを教わります。

そんな簀桁。
作る紙のサイズによって、簀桁のサイズも変わるわけですが、ありがたいことに、我々の工房には多くの種類の簀桁があります。
そういいながらも、全てを把握しているわけではなく、使ったことのない簀桁も多くある状況でした。

今日はそんな簀桁について、
どんなサイズの紙が、何枚作れる簀桁が、いくつあるのか。
ということをまとめる作業をしました。

日々使用する簀桁を大事に使うのはもちろんですが、全ての簀桁を把握、管理することも大事だと考えています。
これにより、道具の管理という側面に加え、今後お客様へ、作ることができる紙のサイズを伝えることが容易になると考えています。

まとめてみたところ、我々の工房には15種類のサイズの簀桁があるということを把握できました。

これまでは、このように多くのサイズがあることを、知らないお客様も多かったと思います。
詳しく知りたい方は、お問い合わせいただければと思います。
また、工房へ来て確認いただくのも大歓迎です!
簀桁を実際に見ながら、ご説明させていただきます。
皆様のお越しをお待ちしております😊


【追伸】
今日もまた塵取りに励んだわけですが、
凍りそうになった手をほぐす画期的な方法が見つかりました。
太陽に熱された車の表面に触れる。です。
よろしくお願いします。


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