Tact Masuda

静岡県伊豆市にある修善寺紙谷和紙工房で和紙職人として活動中。 和紙のこと、修善寺紙のこ…

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静岡県伊豆市にある修善寺紙谷和紙工房で和紙職人として活動中。 和紙のこと、修善寺紙のこと、紙谷和紙工房での挑戦のこと を知りたい人は、フォローお願いします!

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    美濃版紙1枚 手漉き修善寺紙

    修善寺紙 手漉き美濃版紙です。 修善寺紙谷和紙工房で作成しております。 商品名カッコ内の数字は、紙の厚さを示しています。 サイズ : 47.5cm × 34.5cm(手漉きのため、多少のばらつきがございます)
    1,650円
    修善寺紙谷和紙工房
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    はがき5枚セット 手漉き修善寺紙

    修善寺紙 手漉きはがき 5枚セットです。 修善寺紙谷和紙工房で作成しております。 サイズ : 9.5cm × 14.5cm(手漉きのため、多少ばらつきがございます)
    1,100円
    修善寺紙谷和紙工房
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    名刺25枚セット 手漉き修善寺紙

    修善寺紙 手漉き名刺 25枚セットの商品です。 修善寺紙谷和紙工房で製作しております。 サイズ : 9cm × 6cm(手漉きのため、多少ばらつきがございます。)
    2,750円
    修善寺紙谷和紙工房

記事一覧

予約システムの威力

こんにちは。和紙職人の舛田です。 地域おこし協力隊の任期は終わりましたが、修善寺紙を未来へ繋いでいく挑戦は続きます。 引き続きこちらで今挑戦していることや、新し…

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2日前
1

退任のご挨拶

こんにちは。 和紙職人見習いの舛田です。 本日は最後のご挨拶を。 私舛田は、2024年8月末をもって伊豆市地域おこし協力隊を卒業いたします。3年の任期満了です。 2021…

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2週間前
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新しい支援の形(クラファンご協力ありがとうございました!)

こんにちは。 和紙職人見習いの舛田です。 本日は先月からスタートしていたクラウドファンディングについて。 先日をもって支援の募集が終了しまして、結果としては、17…

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2週間前

クラファン残り1週間!

こんにちは。 和紙職人見習いの舛田です。 本日は先月からスタートしていますクラウドファンディングについて! クラウドファンディング「子どもたちに修善寺和紙漉き体…

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3週間前

和紙の印刷問題

こんにちは。 和紙職人見習いの舛田です。 本日は、和紙の印刷について。 これまで和紙への印字は、実は家庭用のプリンターやハンコで行ったりしていたのですが、どうし…

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1か月前
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トロロアオイの蕾取り

こんにちは。 和紙職人見習いの舛田です。 本日は、トロロアオイの蕾取りについて。 ここの投稿で何度も上げている、和紙作りに欠かせないトロロアオイ。 今日はそんなト…

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1か月前

人を工房に招くということ

こんにちは。 和紙職人見習いの舛田です。 本日は、先日の来客で感じたことを共有したいと思います。 先日、兼ねてからお世話になっているデザイナーさんが工房に来てく…

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1か月前
3

団体客と個人客

こんにちは。 和紙職人見習いの舛田です。 本日は、「団体客と個人客」というお話を。 普段我々は和紙漉きの体験をしているわけですが、ほとんどが5人以下の個人客のお客…

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1か月前
5

商品の梱包を考える

こんにちは。 和紙職人見習いの舛田です。 本日は、商品の梱包について。 これまで我々の商品の梱包は基本的にはOPP袋(よくある薄ーいプラスチック系素材の袋)に、入れ…

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1か月前
1

店舗入口の改良

こんにちは。 和紙職人見習いの舛田です。 本日は、店舗入口の改良について。 以前少しアイデアをお話した、店舗入口の改良。 どうしても店舗内がスカスカに見えるとお客…

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1か月前

東京視察!〜小津和紙さんで山叶製紙さんとの出会い〜

こんにちは。 和紙職人見習いの舛田です。 本日は、東京視察のご報告を。 先日少し東京に用事がありまして、せっかくだからと思い東京の和紙屋さんをいくつか回ってきま…

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1か月前
3

修善寺紙×修善寺麦わら細工

こんにちは。 和紙職人見習いの舛田です。 本日は新しい商品のご案内です! 修善寺紙は言わずもがな、修善寺に伝わる伝統工芸品なわけですが、実はもう一つ修善寺には伝…

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1か月前
5

紙漉き道具を修理する

こんにちは。 和紙職人見習いの舛田です。 本日は紙漉きの道具について。 紙漉きにとって本当に本当に大事なものである紙漉き道具。 実は紙漉きの職人よりも道具の職人の…

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1か月前
3

トロロアオイの成長

こんにちは。 和紙職人見習いの舛田です。 本日は、和紙の大切な材料の一つ。トロロアオイについて。 梅雨前に種を蒔いてはや2ヶ月が経とうとしています。 スクスクと成…

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1か月前
2

展示会報告会in京都

こんにちは。 和紙職人見習いの舛田です。 本日は、先日参加してきた展示会報告会のお話について。 先の週末、「COFFEE CEREMONY & 10 SHOKUNIN IN KYOTO」という展示の…

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1か月前

修善寺和紙の文化を子どもたちに届けたい!

こんにちは。 和紙職人見習いの舛田です。 今年の夏も一つチャレンジをしたいと思います。 昨年に引き続きクラウドファンディングに挑戦します! 今年のクラファンは少し…

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2か月前
2

予約システムの威力

こんにちは。和紙職人の舛田です。 地域おこし協力隊の任期は終わりましたが、修善寺紙を未来へ繋いでいく挑戦は続きます。 引き続きこちらで今挑戦していることや、新しい取り組みなどについて発信していこうと思いますので、是非読んでいただければと思います! さて本日は、予約システムの改善についてご紹介したいと思います。 我々紙谷和紙工房では、もちろん和紙を制作販売しているわけですが、それだけではなくお客様の和紙漉き体験事業を行っています。 これが収益の柱の一つだったりするわけなの

退任のご挨拶

こんにちは。 和紙職人見習いの舛田です。 本日は最後のご挨拶を。 私舛田は、2024年8月末をもって伊豆市地域おこし協力隊を卒業いたします。3年の任期満了です。 2021年の9月、まだ新型コロナウイルスが世間を賑わせていたころ。右も左も分からない状態でこの伊豆市にやってきて、修善寺にある紙谷和紙工房を研修先とし、「修善寺紙を継承する」というミッションのもと3年間活動に取り組んできました。 和紙に関しては本当にど素人で何もわからない状態からのスタートでしたが、なんとか3年

新しい支援の形(クラファンご協力ありがとうございました!)

こんにちは。 和紙職人見習いの舛田です。 本日は先月からスタートしていたクラウドファンディングについて。 先日をもって支援の募集が終了しまして、結果としては、17名の方から計15万円の支援を集めることができました。 ご支援、ご協力いただいた皆様、本当にありがとうございました! 今回のクラウドファンディング、実は少し変わった形式で行っていまして、、 というのも、一般的なクラウドファンディングというとその支援額に応じたリターンとなる返礼品がついているものが多いと思います。こ

クラファン残り1週間!

こんにちは。 和紙職人見習いの舛田です。 本日は先月からスタートしていますクラウドファンディングについて! クラウドファンディング「子どもたちに修善寺和紙漉き体験を格安で提供したい!」は終了まで1週間となりました🗓️ 並行して実施している子供たちの体験は現在25名が実施済み、まだ体験者を募集しているのでこれからも増えていく可能性があります。 対して集まっているご支援は23名様分の115,000円。 実施済みの分に関してもまだまだ足りていない状況でして、なんとかしたい、、

和紙の印刷問題

こんにちは。 和紙職人見習いの舛田です。 本日は、和紙の印刷について。 これまで和紙への印字は、実は家庭用のプリンターやハンコで行ったりしていたのですが、どうしてもカスレのようなものが出たりサイズ的に適応していないものがあったり時間がかかったりと、かなり課題として大きなものがありました。 ただ、その解決策の一つになりうる情報を得まして、今日は伊豆の国市にある、「いさぶや印刷」さんに足を運んできました。 見せてもらったのが、UV印刷機。 厚みのあるものでも、また紙でなく

トロロアオイの蕾取り

こんにちは。 和紙職人見習いの舛田です。 本日は、トロロアオイの蕾取りについて。 ここの投稿で何度も上げている、和紙作りに欠かせないトロロアオイ。 今日はそんなトロロアオイのお世話をしました。 具体的には冒頭にも書いてある、蕾取りです。 トロロアオイは別名花オクラとも言われ、とても大きくて綺麗な黄色い花を咲かせます。花オクラは、オクラのように果実を食べるのではなく、花びらをおひたしや天ぷらにして食べるのが一般的なのですが、我々のような和紙屋さんにとって大事なのは「根っこ

人を工房に招くということ

こんにちは。 和紙職人見習いの舛田です。 本日は、先日の来客で感じたことを共有したいと思います。 先日、兼ねてからお世話になっているデザイナーさんが工房に来てくださり、約一日をかけて修善寺紙や自分自身のことを現場で説明させてもらいました。 いろんなやりとりをしてすごく有意義で楽しかったですし、お互いの信頼がぐんと上がった気がして最高の時間だったわけですが、その中で、いろんなアイデアをいただけたことが自分にとってはすごく大きな学びの一つでした。 例えば、これまで紙以外の

団体客と個人客

こんにちは。 和紙職人見習いの舛田です。 本日は、「団体客と個人客」というお話を。 普段我々は和紙漉きの体験をしているわけですが、ほとんどが5人以下の個人客のお客様です。 ただ、ときに団体様の予約もお受けしていて、本日はそんなの団体客様の体験でした。 今日改めて体験をやっていて思ったことは、 団体客への体験と、個人客への体験は、全くの別物だなということです。 普段個人客のお客様にむけてとても大事にしていることは、お客様とのコミュニケーションです。なるべくお客様の話を聞

商品の梱包を考える

こんにちは。 和紙職人見習いの舛田です。 本日は、商品の梱包について。 これまで我々の商品の梱包は基本的にはOPP袋(よくある薄ーいプラスチック系素材の袋)に、入れてあるだけでした。 そもそも袋なんて開けたら捨てるし、過剰梱包なんて言葉もあるくらいで、そこまで意味ないんじゃないかやーと思ってあまり力を入れていませんでした。 でも周りの商品を見渡してみると、いろいろな梱包方法があって、「エコ!」と叫ばれながらもそんな梱包が無くならないのには、それなりの理由があるんだろうな

店舗入口の改良

こんにちは。 和紙職人見習いの舛田です。 本日は、店舗入口の改良について。 以前少しアイデアをお話した、店舗入口の改良。 どうしても店舗内がスカスカに見えるとお客様は入りづらい様子で、うまく目隠しをすると共に内観をアップデートできないかなと考えていましたが、、ついにパネルの設置を完了しました! お店を入るときに見える入口側には、大きな「Welcome」の文字を。そして導線づくりのために「左から見てくださいね」という案内を記しました。 逆にお店を出る時に見える出口側には

東京視察!〜小津和紙さんで山叶製紙さんとの出会い〜

こんにちは。 和紙職人見習いの舛田です。 本日は、東京視察のご報告を。 先日少し東京に用事がありまして、せっかくだからと思い東京の和紙屋さんをいくつか回ってきました。 大変多くの和紙製品を見ることができたので、これは参考にできるなーとか、この展示、見せ方が上手いなーとか、逆にこれならうちの店の方が、、、とか色々感じることはありましたが、 その中でも、ずっと行ってみたかった「小津和紙」さんでは多くの学びと出会いがありました。 小津和紙さんの店舗内には、和紙小物から書道用

修善寺紙×修善寺麦わら細工

こんにちは。 和紙職人見習いの舛田です。 本日は新しい商品のご案内です! 修善寺紙は言わずもがな、修善寺に伝わる伝統工芸品なわけですが、実はもう一つ修善寺には伝統工芸品がございます。 それが「修善寺麦わら細工」。 江戸時代中期ごろより伝わるもので、麦わら独特の艶やかな反射や、時間と共に飴色に変化していくその色合いが特徴だということで、 修善寺では「民藝麦わらの店 晨〜あした〜」さんで2名の職人さんが今も技を引き継がれています。 今回はそんな麦わら細工とのコラボとして

紙漉き道具を修理する

こんにちは。 和紙職人見習いの舛田です。 本日は紙漉きの道具について。 紙漉きにとって本当に本当に大事なものである紙漉き道具。 実は紙漉きの職人よりも道具の職人の方が絶滅危惧でして、片手の指に収まるほどの人数の職人しかいないという現実があり、そんなこともあって我々は道具を大切に大切に使わなければなりません。 特に紙を漉くとき紙のベッドの役割をする簀(す)はとても壊れやすいものです。竹ひごを絹糸で編んでできているものですが、経年劣化で絹糸がどうしても切れていきます。 我々

トロロアオイの成長

こんにちは。 和紙職人見習いの舛田です。 本日は、和紙の大切な材料の一つ。トロロアオイについて。 梅雨前に種を蒔いてはや2ヶ月が経とうとしています。 スクスクと成長していまして、背丈は1m程度まできたところです。 少し遅くなってしまったかな?と思いつつ、昨日今日と草むしりと下葉かきを行いました。 周りにそこそこ雑草が繁っちゃっていたのでそれを取り除くのも大変でしたが、下葉をかくのも大変。 今回は本葉を6枚程度残して、残りは全て取ってしまいました。 2日間かかりましたがな

展示会報告会in京都

こんにちは。 和紙職人見習いの舛田です。 本日は、先日参加してきた展示会報告会のお話について。 先の週末、「COFFEE CEREMONY & 10 SHOKUNIN IN KYOTO」という展示の報告会に参加してきました。 こちら、PUBLIC SERVICEというデザイン会社さんがイタリアのミラノで開催されたミラノサローネという展示会(家具の展示会では世界一の規模のものみたいです)に参加したことを報告する会だったのですが、この展示の中の一つであるコーヒードリッパーを

修善寺和紙の文化を子どもたちに届けたい!

こんにちは。 和紙職人見習いの舛田です。 今年の夏も一つチャレンジをしたいと思います。 昨年に引き続きクラウドファンディングに挑戦します! 今年のクラファンは少しチャレンジングな内容を考えておりまして、、目的は、 「お金を理由に和紙漉き体験をすることができない子どもたちに和紙について学んでもらうこと」です。 我々の工房で行っている和紙漉き体験。他の施設でよくある、和紙を漉いて終わり。という内容ではなく、紙の歴史や、原料の畑ツアー、それをどうやって紙にするのかという工程や