Tact Masuda

静岡県伊豆市にある修善寺紙谷和紙工房で和紙職人として活動中。 和紙のこと、修善寺紙のこ…

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静岡県伊豆市にある修善寺紙谷和紙工房で和紙職人として活動中。 和紙のこと、修善寺紙のこと、紙谷和紙工房での挑戦のこと を知りたい人は、フォローお願いします!

ストア

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    美濃版紙1枚 手漉き修善寺紙

    修善寺紙 手漉き美濃版紙です。 修善寺紙谷和紙工房で作成しております。 商品名カッコ内の数字は、紙の厚さを示しています。 サイズ : 47.5cm × 34.5cm(手漉きのため、多少のばらつきがございます)
    1,650円
    修善寺紙谷和紙工房
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    はがき5枚セット 手漉き修善寺紙

    修善寺紙 手漉きはがき 5枚セットです。 修善寺紙谷和紙工房で作成しております。 サイズ : 9.5cm × 14.5cm(手漉きのため、多少ばらつきがございます)
    1,100円
    修善寺紙谷和紙工房
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    名刺25枚セット 手漉き修善寺紙

    修善寺紙 手漉き名刺 25枚セットの商品です。 修善寺紙谷和紙工房で製作しております。 サイズ : 9cm × 6cm(手漉きのため、多少ばらつきがございます。)
    2,750円
    修善寺紙谷和紙工房

記事一覧

和紙工房のGW

こんにちは。 和紙職人見習いの舛田です。 本日はゴールデンウィークの振り返りを。 昨年一年通して体験を実施してみて、一番たくさんの人が訪れるのがこのゴールデンウ…

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1日前
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“ねり”の漉し器が壊れました😢

こんにちは。 和紙職人見習いの舛田です。 本日は和紙漉きに欠かせない「ねり」についてのお話を。 和紙は、木の繊維、水、そして今日の主役「ねり」から作ります。 この…

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3日前
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工房へ送客するには

こんにちは。 和紙職人見習いの舛田です。 本日は店舗運営の困りごとについて。 今年に入ってから、温泉場店舗“SHUZENJI WASHI LABORATORY”を運営しているわけですが、…

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5日前
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新商品をご紹介!

こんにちは。 和紙職人見習いの舛田です。 本日は新商品について! より和紙を身近に感じてもらうため、和紙という紙の状態だけではなく製品作りにも取り組んできたわけ…

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7日前
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あたらしいなかま

こんにちは。 和紙職人見習いの舛田です。 本日は新店舗に新しい仲間が入荷した件について。 新店舗は今月中になんとか正式オープンさせたいと動いておりましたが、色々…

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9日前
4

ゴールデンウィーク✨

こんにちは。 和紙職人見習いの舛田です。 明日からゴールデンウィークですね✨ 今年も昨年に引き続き、たくさんの体験予約が入ってきております。 昨年は和紙漉き体験を…

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11日前
4

新入社員研修実施!

こんにちは。 和紙職人見習いの舛田です。 本日は、先日行われた企業研修について。 昨日、特種東海製紙さんの新入社員研修を担当させていただきました。 昨年に引き続き…

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2週間前
1

店舗の進捗

こんにちは。 和紙職人見習いの舛田です。 本日は、新店舗の準備のご紹介を。 4月中にはグランドオープンさせたい!と思っていたのですが、ちょっと工事の関係でトラブル…

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2週間前
2

三椏播種!

こんにちは。 和紙職人見習いの舛田です。 本日は、ミツマタを増やす!というお話。 我々の工房では和紙の原料となる三椏の木をどんどんと増やしてきたわけですが、これ…

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2週間前
2

修善寺紙、世界へ。

こんにちは。 和紙職人見習いの舛田です。 本日は、修善寺紙の海外デビューについてのお話を。 以前からお付き合いのあったデザイナーのパブリックサービスさんからご依…

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2週間前
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店舗運営でやってみたこと

こんにちは。 和紙職人見習いの舛田です。 本日は、新店舗の運営で色々やってみた事柄をご紹介してみたいと思います。 1月中旬ごろにプレオープンという形でお店を開けて…

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1か月前
2

刈ったら植える

こんにちは。 和紙職人見習いの舛田です。 本日は、刈ったら植える! ということで、和紙の原料となる三椏を植樹いたしました🫡 今年も100本超の三椏の苗を、工房のある…

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2か月前

4月の限定体験②

一つ前の投稿につづき、4月の限定プランについてのお知らせです👇 ⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎ ②工…

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2か月前
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4月の限定体験①

こんにちは。 和紙職人見習いの舛田です。 本日は、、久しぶりにやります! 4月の限定体験プランについてのお知らせです! 今年はより本格的な体験をお客様に提供してい…

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2か月前
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材料刈り取ったどー

こんにちは。 和紙職人見習いの舛田です。 本日は、和紙原料の刈り取りと蒸剥についてご紹介します。 先日、ついに!自分達で植えた和紙原料のミツマタとコウゾを収穫し…

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2か月前
2

吾妻鏡と修善寺紙

こんにちは。 和紙職人見習いの舛田です。 本日は、先日行った「吾妻鏡」の視察についてご紹介します。 「吾妻鏡」とは鎌倉時代に成立した日本の歴史書で、国指定の重要…

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2か月前
3

和紙工房のGW

こんにちは。 和紙職人見習いの舛田です。 本日はゴールデンウィークの振り返りを。 昨年一年通して体験を実施してみて、一番たくさんの人が訪れるのがこのゴールデンウィークだとわかってきました。覚悟して臨んだ今年。 昨年のゴールデンウィークは8組17名のお客様が体験に訪れましたが、今年はそれを上回り、11組28名のお客様が工房へきて体験をしてくださいました。 改めて遊びに来てくださった皆様、ありがとうございました。 人と話すことがあまり得意ではなかった私が、こんなにも話す仕事

“ねり”の漉し器が壊れました😢

こんにちは。 和紙職人見習いの舛田です。 本日は和紙漉きに欠かせない「ねり」についてのお話を。 和紙は、木の繊維、水、そして今日の主役「ねり」から作ります。 この「ねり」。ねばーっとした液体なのですが、原料は自然の植物「トロロアオイ」の根っこです。 根っこを粉々に砕いて水につけることで、スライムのような液体がとれます。 欲しいのはネバネバの液体だけで砕いた根っこはいらないので、布や細かい網みたいなもので濾すのですが、この度、その網が壊れました✋無理やり押しすぎた、、、

工房へ送客するには

こんにちは。 和紙職人見習いの舛田です。 本日は店舗運営の困りごとについて。 今年に入ってから、温泉場店舗“SHUZENJI WASHI LABORATORY”を運営しているわけですが、この店舗をオープンした目的の一つに、「工房への誘客」があります。 やはり本場の紙工房は雰囲気があって、お客様にはより多くのことを感じてもらえると思うし、私としても本当に伝えたいものは工房にあると考えているからです。 ただ現実はというと、数組しか工房へ送客できておりません。大きな原因の一つ

新商品をご紹介!

こんにちは。 和紙職人見習いの舛田です。 本日は新商品について! より和紙を身近に感じてもらうため、和紙という紙の状態だけではなく製品作りにも取り組んできたわけですが、 この度またいくつかの製品をデビューさせようと思いますのでご紹介いたします! まず一つ目は「敷板」 和紙を墨流しで模様づけし、アルミの板に貼り付け、さらに上からこんにゃく糊でコーティング。待望の“柄のついた和紙製品”が誕生しました。 サイズはS.Mの2種類をひとまずご用意。コースターやちょっとした小物お

あたらしいなかま

こんにちは。 和紙職人見習いの舛田です。 本日は新店舗に新しい仲間が入荷した件について。 新店舗は今月中になんとか正式オープンさせたいと動いておりましたが、色々とトラブルがあって工事が遅くなっており遅れてしまっております。 その工事の一つには店名を書いた看板の作成を予定していますが、それとは別に、もう一つ大きな垂れ幕を垂らすことにしました。 今日新しく我々の店舗に加わった仲間がその垂れ幕です! 本当はいろんな工事が全部整った時にこの垂れ幕も設置しようと考えていましたが、

ゴールデンウィーク✨

こんにちは。 和紙職人見習いの舛田です。 明日からゴールデンウィークですね✨ 今年も昨年に引き続き、たくさんの体験予約が入ってきております。 昨年は和紙漉き体験を本格的に受付始めて間もなかったこともありバッタバタの日々を過ごした記憶がありますが、 1年が経ち、内容も充実し満足度も大変高い体験に仕上がってきました。 私自身も体験をご提供すること、大変楽しみにしております。 連休中(特に後半は)、まだ空きのある日時もございます。なるべく調整しますので、体験ご希望の方はご連絡

新入社員研修実施!

こんにちは。 和紙職人見習いの舛田です。 本日は、先日行われた企業研修について。 昨日、特種東海製紙さんの新入社員研修を担当させていただきました。 昨年に引き続きの開催でしたが丸一日をかけて、紙作りの工程をほとんど全て体験してもらい、紙作りの基礎を学んでもらいました。 機械化された洋紙の作り方から手作業での紙作りに戻ることで、どのように紙ができるのかより具体的に頭の中にイメージしてもらう助けにもなったのではないかなと思います。 我々としては普段から一般のお客様を対象に体

店舗の進捗

こんにちは。 和紙職人見習いの舛田です。 本日は、新店舗の準備のご紹介を。 4月中にはグランドオープンさせたい!と思っていたのですが、ちょっと工事の関係でトラブルがありまして、もうしばらくプレオープンを続けることになりそうです。 店舗前の階段、看板、内部の照明をしっかりとしてからグランドオープンとしたいと考えています。 そんな中、細部については色々とマイナーアップデートを続けていますのでご紹介します。 インパクトを出すために巨大書道作品(初めてだから出来はこんなもんか

三椏播種!

こんにちは。 和紙職人見習いの舛田です。 本日は、ミツマタを増やす!というお話。 我々の工房では和紙の原料となる三椏の木をどんどんと増やしてきたわけですが、これまでは苗を購入しておりました。 以前三椏農家さんを訪ねた際に、「種で増やせるよ」と教えてもらいましたので、今年は種を植えてみることに。 三椏の種は昨年ミツマタの花が終わり実になった後、少し触ると落ちるくらいのものを採取。 その後約一年間、土の中に埋めて眠らせておくことでタネの周りの果肉が腐り、簡単に種を取り出すこ

修善寺紙、世界へ。

こんにちは。 和紙職人見習いの舛田です。 本日は、修善寺紙の海外デビューについてのお話を。 以前からお付き合いのあったデザイナーのパブリックサービスさんからご依頼をいただき、海外の展示会に出すための製品を作成させていただきました。 我々が作ったのは和紙で作ったドリッパー。 専用の型を使って、普段の和紙とは違う立体形状に仕上げるため試行錯誤を繰り返し、デザイナーさんとも何度もやりとりをしながら最終形に仕上げました。 現在、イタリアの地で修善寺紙をベースとした製品がお披露

店舗運営でやってみたこと

こんにちは。 和紙職人見習いの舛田です。 本日は、新店舗の運営で色々やってみた事柄をご紹介してみたいと思います。 1月中旬ごろにプレオープンという形でお店を開けて、2ヶ月ほど試行錯誤しながら運営をしてきました。工房と店舗を1人で回す都合上、その両立がまず第一の課題でしたが、日中店舗を運営して夕方から紙漉き、というサイクル自体は少しずつ確立できてきたのかなと思います。 そんな中で店舗の方に関しては、最初はもう泣かず飛ばず。 お客様もなかなか入ってくれないし、入ってくれても

刈ったら植える

こんにちは。 和紙職人見習いの舛田です。 本日は、刈ったら植える! ということで、和紙の原料となる三椏を植樹いたしました🫡 今年も100本超の三椏の苗を、工房のある紙谷地区の畑に植えました。 2年前に植樹をした際は何が何だかわからない中で植えていたのですが、専門の農家さんのところへ行って勉強をして、日当たりの良いところは密に植えるのがいい、ということがわかってきましたので、 三椏と三椏の隙間を縫うように新しい苗を植えていきました。 今日1日で終わるか大変不安でしたが案外

4月の限定体験②

一つ前の投稿につづき、4月の限定プランについてのお知らせです👇 ⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎ ②工程ぜーんぶ丸ごと体験プラン 【実施日時】
・4月21日(日) 9:00〜12:00 【体験内容】 ① 修善寺紙の歴史紹介
② 原材料畑ツアー
③ 和紙作りの工程体験←コレが特別!
④ 紙漉き体験 ⑤ 和紙に触れてみよう 【このプランでできること】 ・普段は体験することのできない紙作りの工程が体験できます。 ・

4月の限定体験①

こんにちは。 和紙職人見習いの舛田です。 本日は、、久しぶりにやります! 4月の限定体験プランについてのお知らせです! 今年はより本格的な体験をお客様に提供していこうと思っています。 そんな思いのもと、2つの体験をお試しでご用意しました。 トライアルということで、今回だけの大特価にしてます!それぞれ1回限定!定員も少ないのでご興味ある方はお見逃しのないようご確認ください! 詳細は下記をご覧ください! ⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎⭐

材料刈り取ったどー

こんにちは。 和紙職人見習いの舛田です。 本日は、和紙原料の刈り取りと蒸剥についてご紹介します。 先日、ついに!自分達で植えた和紙原料のミツマタとコウゾを収穫して、蒸剥ぎの工程までを行いました。 約2年間、大切に育てた材料を刈り取ったので、とても感慨深い、、。 栽培方法など、植えてしまってから勉強してわかったこともあるので完璧ではないのですが、ひとまず協力隊の任期中にここまで漕ぎつけられたことはよかったなと感じています。 刈り取った材料は、窯に入れて約3時間蒸し、その

吾妻鏡と修善寺紙

こんにちは。 和紙職人見習いの舛田です。 本日は、先日行った「吾妻鏡」の視察についてご紹介します。 「吾妻鏡」とは鎌倉時代に成立した日本の歴史書で、国指定の重要文化財にもなっているものです。 歴史マニアでもない私がなぜこんなものを見に行ったのかというと、実はこの吾妻鏡、一部に“修善寺紙”が使用されているのです。 江戸時代以前につくられた修善寺紙は、実は残っているものがほとんどなく、数少ない確認できるもののうちの一つがこの吾妻鏡です。 当時の修善寺紙は“色よし紙”とも言