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「好き」で生きるための原点



僕の夢は、幼い頃から一貫してプロサッカー選手になることでした。小学3年生のときにサッカーを始め、地元の地域選抜チームに選ばれ、全国大会にも出場するようになりました。進学もサッカーを軸に考え、大学までサッカー漬けの日々を送ってきました。

大学を卒業する時期が近づいた頃、就職活動が始まりましたが、僕の頭にはただ一つの目標がありました。それは、プロサッカー選手になることです。企業への就職活動も行いながらも、自分の夢を追い続けるために、プロサッカーチームのセレクションを受ける日々を送りました。しかし、プロの世界には想像以上に高い壁が立ちはだかっていました。何度も挑戦しましたが、夢は叶いませんでした。

夢が断たれたとき、僕は何をしたいのか分からなくなり、彷徨うような時間を過ごしました。しかし、サッカーで培ってきた自分の身体を活かし、さらに人の役に立つ仕事がしたいという強い想い。そこで、消防士という職業に目を向けました。これは、自分がやりたいと思ったことを仕事にしたいという願望を形にする選択でもありました。

消防士になるための試験を受けることを決めたものの、1年目は不採用でした。しかし、諦めることなく、2年目に再挑戦し、見事に採用されました。こうして、消防士としてのキャリアが始まり、18年間、身体を張って人々の安全を守る仕事に全力を注いできました。

その間も、サッカーは趣味として続けていました。そして、37歳のとき、日本スポーツマスターズサッカー全国大会で日本一に輝くことができました。この瞬間、かつての夢であったプロサッカー選手への想いが、自分の中で一つの形となり、昇華されたように感じました。

その後、消防士として働きながらも、心の中では新たな目標を探すような日々が続いていました。そんな中で出会ったのが「動画」でした。動画を通じて自分の想いやメッセージを伝えるという新しい世界に魅了され、これが次なる自分の道だと確信するようになりました。


これが、僕が消防士になった経緯と、そこから動画クリエイターとして新たな挑戦を始めるまでのストーリーです。夢を追い求め、その過程で出会った新しい道を、これからも全力で歩んでいきます。

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