【いよいよ今週末】 4月13日『第1回定期演奏会』 指揮者・ソリスト・コンサートマスター 特別鼎談!①
4月13日、いよいよタクティカートオーケストラ『第1回定期演奏会』が、みなとみらいホールで開催されます!
公演に向けて、公演の指揮を務める、新ミュージックパートナー・岡本陸氏、ピアノソロを演奏いただく沢田蒼梧氏、そして公演でコンサートマスターを務める金子昌憲氏の3名で、公演に向けて鼎談を開催!
タクティカートオーケストラ初の定期演奏会に向けて、そして演奏するチャイコフスキーについて盛りだくさんにお話しいただきました。
本日は第1弾。皆さんの自己紹介、そしてタクティカートオーケストラの印象についてお伺いしました。
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ご自身、そして各々の印象について
岡本 陸(指揮)(以下 岡本):指揮をしています、岡本陸と申します。1998年の9月生まれなので沢田さんと同い年だと思います。東京音楽大学の指揮科を出て、今はヨーロッパのヘルシンキに住んで、指揮を勉強しています。タクティカートオーケストラができる前から、オーケストラを指揮させていただいたご縁があって、何度かタクティカートオーケストラさんとも演奏させていただき、今回このような形でご一緒させていただくことになりました。
沢田 蒼梧(ピアノ)(以下 沢田):沢田蒼梧と申します。昨年の4月から医者として働いてまして、それと同時にピアニストとしての演奏活動をしております。
タクティカートさんとは、これまでにも何度もお話をいただきつつもなかなかご縁がなかったんですが、今回は日程がうまく合って、こうしてご一緒することができて本当に嬉しく思っております。岡本さんとも僕は98年の11月の生まれなので2ヶ月後輩ですけれども、こうしてご縁ができたことを本当に嬉しく思っております。どうぞよろしくお願いします。
金子 昌憲(コンサートマスター)(以下 金子):金子昌憲と申します。タクティカートオーケストラとは数年前ごろから何度か乗せていただいて、4月からコアメンバー、そしてコンサートマスターに就任させていただきました。
今回は第1回定期ということで、ちょっと責任重大だなと思ってるんですけども、お2人と良い音が作ることができたら、と思っています。よろしくお願いいたします。
ーー御三方は初めての共演ですか?
金子:実は沢田さんと1回ご一緒しているんです。2019年のピティナ特級のコンサートで乗ってて、そのとき1回。
沢田:それはそれはご迷惑おかけしました。笑
なかなか上手いこと行かなかった印象しかないので、どちらかというと、記憶から消している方の記憶に入るんですけれども笑 今回もうちょっと成長した姿をお見せできればと思っております。
ーー岡本さんは、お2人とは完全に初めまして、という感じですか?
岡本:はい。2人のお名前は元々存じ上げてはいたんですけど、初めましてになります。金子さんは、僕が指揮させていただいた時は別の方がコンサートマスターだったんですけど、タクティカートオーケストラの他の演奏会でコンサートマスターをされていたので、一方的にですが存じ上げていました。沢田さんはやっぱりショパンコンクールですよね。初めてお名前をそして音楽を聴かせていただきました。
タクティカートオーケストラについて
ーータクティカートオーケストラの印象は皆さんいかがですか?
岡本:さっきもちらっと触れさせていただいたんですけど、タクティカートっていう会社ができる初期の段階の演奏会(2019/9/7 Einmal Orchestra 2nd Concert)で、温かく声をかけていただき指揮をさせていただきました。僕自身も駆出しの頃で大学3年生、21とかだったと思います。当時は本当にみんなの熱意で何とか演奏会をしたような感じでしたね。何とかベートーヴェン:交響曲第7番の演奏会を終えたのを覚えています。
それから2回ほど、タクティカートの皆さんとご一緒させていただきましたけど、もう、あれよあれよという間に、大きな会社、大きなオーケストラになって、どんどん良いメンバー、良いソリストも来られるようになって。
僕自身としても1人の人間として負けないように頑張っていきたい、とずっと思っていたときに、「これからミュージックパートナーとして長いスパンで一緒に歩んでいきませんか」というお話をいただいて本当に光栄でした。僕自身が今できることはあまりないかもしれないですけど、一緒に成長していけたらいいな、と思っています。
金子:僕は、亀井くん・山縣さん・森本さんがソリストをつとめたコンチェルト3曲の演奏会(2021/9/28 3人の若きピアニストによるコンチェルトコンサート)から関わらせていただいて、去年のブルックナー公演(2023/10/11 ブルックナー 交響曲 特別演奏会)から本格的にコンマスとしても関わらせていただいてます。
タクティカートオーケストラの面々はとにかく若くてパワフルっていう印象がとてもすごいんですが、悪く言うとまだオケとしての音ができていないというか…。
今回の公演から新体制となって、音を作り上げていく時期がこれからくると思うんです。なので、その第1回という記念すべき公演で、これからのタクティカートオーケストラの音を作っていけたら、という気持ちを持っております。そのあたりもぜひ岡本さんにもご協力いただいて、いいオーケストラにしていけたらなと思っています。
沢田:僕も亀井くんだったり、僕の門下の後輩の森本くんだったりとかとご一緒されてる(2021/9/28 同)という話も聞いてましたし、もちろんチラシも拝見してました。その頃僕にもお声掛けをいただいてたんですがなかなか実現しなくて残念な思いはありました。
そんな中で、東京にコンサートを聞きに行ったときに、担当者さんと偶然お会いして、以前はすみません、というようなお話をしたら、またオファーしてもいいですかとお声掛けいただいて、今回出演させていただくこととなりました。
これで実現に至ったので、本当に偶然と言えば偶然、たまたま巡り合わせでお声掛けいただいたんですが、新体制の第1回という名誉ある機会に演奏させていただけて、僕自身もすごく嬉しく思っています。
あと僕は驚いたんですが、岡本先生が最初にやったのはチャイコフスキーだったと今初めて知って。ここでこうしてチャイコフスキーづくしのプログラムをやるのは、また縁があるんじゃないかなということで、僕も身が引き締まる思いで、また頑張りたいと思いました。
岡本:先生なんてやめてください笑
沢田:僕が普段同僚の先生って呼んでるので癖が出てしまいました笑
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第2弾では皆さんに、演奏予定の楽曲についてお伺いしていきます!
次回もお楽しみに!
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