第12節 FCバルセロナ対ラ・レアル
ゼミの発表を控えていたこともあって
完全に書くことを忘れてしまっていたので
パルティダストでありながら短めにします。
バルセロナはエル・クラシコに続いて
可変の3バックのような形でバックスは
アラウホ、復帰したクンデ、好調のイニゴの
3枚にカンセロ、バルデの両WBでした。
ドブレピボーテにはガビとギュンドアン。
トップ下にはフェルミンが入り、
レヴァンドフスキとフェリクスの
2トップのような布陣でした。
一方のラ・レアルはいつものフルメンバーで
この大一番に臨みます。
久保対ガビのマッチアップは注目でした。
いつもは分数を挙げて細かく解説してますが
今回は大雑把に。
試合を通してバルセロナは兎に角質の低い
フットボールに終始しました。
攻撃のクリエイティビティ性も、
攻守のトランジションも、頑張っているのは
中盤の3枚と3CBだけで、FW、両WBは
怠慢なプレーが散見されました。
正直なぜ勝てたのか分からないです。
ビルドアップは前半戦の２CB＋GKではなく
３CBにしたことから特に左CBのイニゴが
縦にボールを運べるようになり、ガビや
ギュンドアンが無理にDFラインに降りて
こなくても良くなりました。
開始30秒のバレネチェアのシュートや、
15分の久保のシュートを含めやはりテアの
パラドーンが目立ち彼がいなければ恐らく
前半だけで2.3点は取られていたでしょう。
昨季のような守備に重点を置いたフットボールをもう一度やってもいいのではないかというくらい攻撃に重きを置くメリットが見出せない試合でした。ギュンドアンもガビも本来はもう一列高い位置でのプレーを好む選手であり、守備に走り回ることがメインになっては彼らの良さが活きません。しかしながら、
ロメウのフィジカル面の物足りなさと
フレンキーの復帰が遅れていることから本職がいない状態がかなり長い時間続いています。 このポジションはやはり補強必須か。
後半57分からペドリが投入された後は
中盤でのごたごたが少し収まり、ゆっくりとボールを保持する時間も増え始め、ペドリが
ライン間でボールを受け、ガビへのパスからの決定機など少しずつ可能性を感じるように
なりましたがそれも後半40分ほどからの事。あまりにも遅すぎる。
ギュンドアンが可哀想です。
そしてラ・レアルのGKレミロもこの試合
かなり良いパフォーマンスだったので
GKをやってるフットボールプレイヤー
からすれば面白かったかもですね。
レヴァンドフスキはとにかく絶不調で
調子が良い時に見られた中盤との
コンビネーションやポジショニングの良さも
全く見られず、これならルーク・デ・ヨングの
方が何倍も活躍してくれそうな気がします。
戻ってきてくれないかな。真面目に。
得点が取れる9番が欲しいよ。
5試合連続枠内シュート0って…。
試合は92分、ギュンドアンのフライパスに
DFラインから飛び出してきたアラウホが
ダイビングヘッドで合わせて劇的決勝弾。
いまはどのFWよりもアラウホの方が
得点を決めそうな匂いがしますね。
惜しいミドルシュートもあったし。
という感じでバルセロナ側からしたら
「なんで勝てたのか分からない」
ラ・レアル側からすれば
「前半のあの時間帯に決めておけば」
という試合でした。ここ数試合の
バルセロナはまさに怠慢そのもので
結局個の力、マンパワーに頼らざるを
得ない戦術には限界があるように
感じましたね。失望です。
勝手に採点
テア：7.5（まさにテア神）MOM
アラウホ：7.0⚽（今一番FW)
クンデ：6.0（戦犯ミス）
イニゴ：6.5（運び◎）
カンセロ：5.5（攻守において怠慢）
ガビ：7.0（トランジション◎）
ギュンドアン：7.5（流石ギュン様）
フェルミン：6.0（まだまだ出来る）
バルデ：5.5（特に怖さなし）
レヴァンドフスキ：4.5（消えてた）
フェリクス：6.5（もう少し長く見たい）
フェラン：5.5（何かした？）
ペドリ：6.5（投入後落ち着いた）
ヤマル：5.5（流石にきついか）
ハフィーニャ：6.0（数字が欲しい）
今季ワーストゲームかな。
これ以上悪い試合がないことを
願っています。頼むよチャビ。
P.S.
シャフタール戦も負けた。
酷すぎて見てられない。
さっさとDMFとFW獲ろう。
これじゃCLどころかCL圏も
危ないんじゃないかな。
次節アラベス戦スタメン予想
GK：テア
DF：カンセロ クリステンセン イニゴ バルデ
MF：ガビ ギュンドアン フェルミン
FW：ヤマル レヴァンドフスキ フェリクス
正直今のレヴィならベンチが妥当ですが
ベテランだし、出さないわけにはね。
この試合からフレンキーが戻ってこれるのか
ペドリが60分くらい使える計算ならペドリが
スタメンになるかもしれません。
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