週刊ブラウグラナ④
はじめに
夏休みも3週間ぐらい経ちまして、私は大学生なのであと1ヶ月ほどありますが中高生の皆さんや社会人の方々は仕事や学校が始まるor始まっている時期かと思います。まだまだ暑いですし、体調管理には気を付けて下さいね。
8月15日から24ー25シーズンのラ・リーガが開幕しましたね。今週は開幕戦についても言及します。よろしくお願いします。
①フリアン・アラウホがボーンマスへ移籍
さてまずは移籍情報です。22ー23シーズンにLAギャラクシーから4mで獲得し、昨季はラス・パルマスにローン移籍していたフリウホことフリアン・アラウホがプレミアリーグのボーンマスに完全移籍することが決定しました。
金額は10m、売却条項やアドオンも無しでの移籍ということで正直相変わらず売り下手だなと思ってしまいました。プレシーズンでは本職左SBのバジェが2番手の位置にいたので厳しそうだなと思っていましたが、昨季のプレーを見ている感じ対人守備も悪くないし、スピードがあるので中位以下には十分通用するだろうなと思っていただけに残念です。ただ、本人も23歳という一番ここから伸びていくタイミングで出場機会を求めていたことは確かなのでボーンマスで頑張って欲しいですね。ソランケ抜けたので昨季よりは苦戦しそうですがどうなるか。
追記
プレミアリーグ開幕節のボーンマス対ノッティンガム・フォレストは1ー1の引き分けでした。アラウホもデビューしていましたね。
②開幕節バレンシア戦は2ー1で逆転勝利
8月18日日本時間午前4時半という我々を殺しにかかっている時間帯にキックオフとなったバルセロナのリーガ開幕戦・バレンシア戦はレヴァンドフスキのドブレーテで開幕スタートダッシュ成功&フリック監督初陣を勝利で飾りました。
スタメン
なんと今季遂にトップチーム登録となったカサドとスタメンの17歳トリオの1人マルク・ベルナルがドブレピボーテでスタメンを飾りました。その他は怪我人が多いので現状のベストメンバーと言いたい所ですが、フェランはまずいですね。駄目すぎて目も当てられない。前半は本当にチーム全体で停滞感というか、とにかくビルドアップから攻撃から守備から何もかも良くなさ過ぎて困りました。逆にバレンシアは前半本当にアグレッシブに連動していていい印象を持ちました。
44分、ディエゴ・ロペスが大外で仕掛けてからインスイングのクロスを上げ、ウーゴ・ドゥロが完璧に合わせてホームのバレンシアが先制します。このシーンではイニゴが単純にマークを見失ってどフリーで決められていたので本当に何とかして欲しいですひ、CBとしてあり得ないクロス対応だと思います。更に47分、テアのビルドアップのやり直しパスをロペスが引っ掛け、折り返しをドゥロが合わせあわや0ー2の危機でしたがクバルシがライン際でスーパーカバーリングを見せて何とか失点を回避すると、51分のラストプレーでハフィーニャが逆サイドへ展開し、バルデがアーリーで鋭いクロスを上げると大外に走り込んだヤマルが折り返して最後はレヴァンドフスキが押し込み、前半終了間際に同点に追いつきます。流石の点取り屋の嗅覚ですし、左右に大きく揺さぶっての得点はフリックフットボールの特徴でもあるので最後の最後にらしいシーンが見られて少しホッとしました。
後半はまず46分、ロングボールをレヴァンドフスキが逸らし、ヤマルが拾って再度レヴァンドフスキに預けるとそこからバルデへ展開しアーリークロスを上げると溢れて来たところにヤマルが反応しシュートを放つもGK正面に行ってしまいます。48分、縦パスに反応しダイアゴナルに抜け出したハフィーニャがモスケラに倒されPKを獲得し、49分レヴァンドフスキがしっかりと決め切り、後半早い時間帯に逆転、ドブレーテを達成します。57分、ヤマルが華麗なルーレットで相手を交わして一気にカウンター、フェランが決定機を迎えるもママルダシュヴィリのパラドーンに阻まれます70分、2次攻撃からカサドが内側に抜けたところにヤマルがパスを出し、折り返しをレヴァンドフスキが反転してシュートを打つもブロックされます。85分、カウンター後の2次攻撃から中盤でテンポを遅らせ、最後はぺドリがミドルシュートを放つが惜しくも枠外に外れます92分、左からのクロスにカサドが合わせるも枠外に。94分、パウビクトルがパスをカットしクロスを上げレヴァンドフスキが反応しシュートを放つも枠外に外れます。という感じで試合終了。前半と比べると後半はぺドリ投入後からだいぶ安定してポゼッションが出来たという印象ですが、チーム全体的にまだまだ本調子ではなく、60点くらいの出来かな。
採点はする気が起きないのでしません。
③昨季の功労者ギュンドアンがマン・シティへ:バルセロナ毎年お馴染みのゴミムーブ炸裂
もう本当にこのクラブのフロントには消えて欲しいです。切実に。ギュンドアンを給与枠の削減の為にマン・シティにフリーで送り返すことが決まりました。
あまり多くを語りたくないというくらいに情けないし、くだらないし、開いた口が塞がりません。「憧れのクラブでプレーすることが出来て嬉しい」とリーグ・CL含む三冠を達成した絶対王者から契約延長の話を断ってフリーで加入し、昨季は公式戦51試合に出場し5G14AとMVP級の活躍をするも、このような形でお別れになってしまうとは本当に寂しいです。昨季はクラシコでも得点を奪うなど、苦しむバルセロナの中でただ一人獅子奮迅の働きを見せてくれました。
メッシの退団騒動から何も学んでいない哀れなフロント陣にはもう失望しかありません。しかもギュンドアンを現地紙なども使って総出で無理やり出したのにオルモの登録が未だ完了していないという始末。ギュンドアンには本当に申し訳ない。1年間という短い時間ではありましたがブラウグラナのシャツを着てプレーしてくれてありがとう。シティでの活躍を心から応援しています。
おわりに
今週は話題が多すぎるのでここまででとりあえず終わりにして出来るだけ早く⑤を出したいと思います。それでは。