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100均マスク高額転売における情報リテラシーの重要性

今ひっそり話題になっている100均マスク高額転売について話していきます

100均マスクがとんでもない値段で取引されている件

ダイソー30枚入りマスク

なかなかの値段で取引されています。メルカリで「マスク 30枚入り」などで検索してみると、このような取引が山ほど散見されます。

上記の写真のマスクはDAISOで販売されている100均商品です。ざっくり計算すると、40,000円‐3,400円=36,600円の粗利ですね。粗利益率が尋常じゃないです。この転売ビジネスがあちこちで横行しているわけです。

情報の非対称性

上記のことが生じる原因は販売者と購入者間での"情報の非対称性"が挙げられます。販売者は商品説明欄に「DAISO」で購入したマスクだとは記載しないので、閲覧者は100均商品だとは分からずに当商品を過大評価してしまいます。

これを避けるためには、やはり情報リテラシーを高めることが大事です。 上記の例だと「不織布」「30枚ふつうサイズ」などのように写真から読み取れる情報を掛け合わせてGoogle等で検索するだけで、すぐにこれはDAISOで売られている百均のマスクだと分かります。

利益目的の高額転売が炎上

案の定、「転売ヤー」と称された人たちがネットで叩かれていましたね。 Yahooニュースなどの大手メディアでも大々的に取り上げられていました。     

確かに、高額転売を目的とした転売ヤーによるマスク爆買いによって、医療機関従事者や風邪を引いている人、花粉症持ちなど、本当にマスクを必要としている人が続出しているので、倫理的には決して看過できない問題です。

しかし、かと言って、彼らが100%悪いかと言われればそうでもなくて、  購入者には購入するか否かの選択権があるわけですから、購入すると選択した購入者側にも多少なりとも責があるわけです。

また、取引される商品の値段が高額あるほど、サイトを運営する会社に高いマージンが入るので、会社側は転売ヤ―を積極的には規制しようとしません。←※批判が殺到して先日さすがに規制が入りました。

結局、情報過多の時代において情報を選別する力がこれまで以上に必要になってくるということですね。

最近マスク不足が解消したというニュースを見たので一安心ですが、今後もますます新型ウイルスが日本でも流行すると思われるので、マスク等の外的対策はもちろん、運動・睡眠など免疫力を高めてウイルスに負けない体づくりに邁進しようと思います。                     みなさんも新型ウイルスには十分気を付けてください。

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