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写真のはなし

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写真が好きです。 https://tacrow-photo.tumblr.com/ にアップしたり、ここで話したり。
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記事一覧

『Return to ’78-’85 - 洋館で暮らした私たち - 島尾伸三+潮田登久子+しまおまほ…

僕は 写真展で 時空を超えた。 としか言いようのない体験をしてきた。 『Return to ’78-’8…

伊藤 拓郎
3週間前
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大橋仁写真集『はじめて あった』に会った

写真家・大橋仁。 義理の父の自殺未遂現場を極めて冷静に撮り、荒木経惟をして「凄絶ナリ」と…

伊藤 拓郎
1か月前
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鈴木心の超 写真がうまくなっちゃうワークショップに参加した話

2023年1月から、写真家の鈴木心さんが主宰する「鈴木心の超 写真がうまくなっちゃうワークショ…

伊藤 拓郎
1年前
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潮田登久子写真展『永遠のレッスン』

以前、潮田登久子さんの写真集『マイハズバンド』を紹介しました。 ちょうど横浜で『マイハズ…

伊藤 拓郎
1年前
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写真集を読む|『マイハズバンド』

写真家・潮田登久子(うしおだ とくこ)さんの『マイハズバンド』を紹介します。 潮田さんは1…

伊藤 拓郎
1年前
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現場レポ:写真がうまくなっちゃうワークショップ(後篇)

前回は、鈴木心の写真がうまくなっちゃうワークショップ(略して 写うま)の全6回のサマリーや…

伊藤 拓郎
1年前
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現場レポ:写真がうまくなっちゃうワークショップ(前篇)

9月下旬から参加している「鈴木心の写真がうまくなっちゃうワークショップ」、略して「写うま」について、産みの苦しみ真っただ中からレポートしてみます。 「写うま」とは?写真家の鈴木心さんが、伝わる写真の極意を込めた著書『写真がうまくなっちゃう7のこと』をベースに、「いい写真=伝わる写真」を生み出す術や、そのための思考法を探る全6回のワークショップ。 僕が通っている3期オンラインクラスは、希望者にはオフラインでの参加も可能で、会社員、主婦、消防士さんなど全国からさまざまな人が参

写真よふたたび (高校〜浪人篇)

1996年、四国の片田舎にて。 16歳だった。ミノルタの一眼レフを父親から譲ってもらった。きっ…

伊藤 拓郎
1年前
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初めて見るもの

先日、アレック・ソス展の最終日に葉山へ行ってきた。 妻は友達と朝から遊びに出かけていたた…

伊藤 拓郎
1年前
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さよならしていいのか?ライカM11

これを書いて5日。 早くも迷いが生じてきた。 さよならすると決めてから再度使いはじめたら、…

伊藤 拓郎
1年前
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さよなら、ライカM11。

ライカM11を買ってから半年なんと、早くも売ろうかと考えている。 いや、素晴らしいカメラ、…

伊藤 拓郎
1年前
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Leica M11、新たな沼のはじまり

かつて、「レンズ沼から抜け出すためにたどり着いたライカQ2」というエントリーを書いた。 な…

伊藤 拓郎
2年前
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日の丸構図が好きです

2歳になって、走るのが速くなった。 そんな娘にカメラを向けて、目標をセンターに入れてスイ…

伊藤 拓郎
3年前
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40年後のセレンディピティを願って

ある晴れた日。 ピーカンでも長靴を履くと言って聞かない娘。 自分が3歳の頃の写真が出てきて「同じじゃん」と笑ってしまった。 それで、写真を紙に印刷しておくことの意味に気づかされる。 40年後のセレンディピティがありますように。 と願って、この子のデータも折に触れてプリントアウトしている。 印画紙とちがって水に濡れると死んじゃうという弱さはあるものの、プリントアウト、全力でオススメします。