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特殊部隊員になる方法 「必要なある資質」とは?!

こんにちは
NICKSです。
YouTubeのコメント・高評価いつもありがとうございます。

今日は、特殊部隊員になるための方法論についてお話しします。
特殊部隊員になるには、どんな努力が必要なのかは誰もが気になる部分でしょう。

今日はそんな疑問にお答えしながら、誰も明確には教えてくれない、特殊部隊員になるための重要な

 あること

についてお伝えします。

特殊部隊員になるための道のりは、いろんな方法があります。
特殊部隊といっても日本には様々な特隊が存在します。

警察系から軍隊系まで…

 SAT
 RATS
 SST
 特殊作戦群
 SBU

など。

引用元:フランス国防省Facebook

今日はお伝えするのは、単に特殊部隊員になるまでの「道のり」ではありません。

今まで誰も語ることのなかった、

 もっと重要な部分

です。

 調べても表に出てこない部分

誰も話題にしないからこそ、

 知ることのできない部分

つまり、特殊部隊員を目指すにはどんな個人的努力が必要か、そして何を身につけておくべきか、その本質部分と言うことです。

これはなかなか知ることができません。
知ることができないには理由があります。

一つは、

 特殊部隊員になった者にしかわからない部分がある

と言うこと。

そして、もう一つは、特殊部隊員にとって必要な

 内面的資質が表に出てこない

ということ。

今日は、そんな誰も知らない、もしくは知っていてもうまく説明できないような部分について、あえてみなさんにわかりやすいように説明します。

前回の記事でもお伝えした通り、私自身、精神的に強かったわけでもなく、動揺しやすい性格で、不安や恐怖心を抱きやすい性質でした。

私のような特殊部隊とは程遠かった人間が海自特殊部隊SBUを目指すに当たっては、自分を大きく変える必要があったことは事実。

自分の性質を改革するためのいろんな工夫や試行錯誤をしていました。

今思えば、「錯誤(勘違い)」の方が多かったかも知れません。

だからこそ、特殊部隊員に必要な資質が何であって、それがどうやったら身につくのかを自分なりに方法化できたと思います。

そして、こういった方法論をあらかじめ明確にし、多くの人に知ってもらうことが理想です。

なぜなら、この資質を身に着けることは、特殊部隊だけでなく

 人生のどんな分野においても成功に導く

非常に強い武器になるから。

では、その重要な資質とは何か?

それは、

 自己コントロール力

です。

自己コントロールについては、恐怖心への対処法の記事でも少し書いたと思います。

自己コントロールは、別の呼び方では

 自己管理術

とか、

 自分管理術

とも言います。

身体面も含めて特に内面、精神的な部分をちゃんと自分でコントロールする力のこと。

どんな特殊部隊員も、生理的な恐怖、つまり高いところや視界のきかない水中など、人間が本来感じて当たり前の「不安や恐怖心」を感じます。

特殊部隊員とはいえ特殊な人間ではないんです。

だからこそ、不安や恐怖に圧倒されない自己コントロール力が必要になる。

どんな心理状態になってもちゃんと自分をコントロールし、やるべき行動が適切に取れることが大事。

さらに、当然肉体も精神も同時に疲労する時があります。

こんな時でも、自分の状況を正確に捉え、何ができて何ができないのかを明確にして自分のやるべきことに集中するには、自分をちゃんとコントロールする力、自己コントロール力が必要です。

実例として、
米海軍特殊部隊ネイビー・シールズの基礎訓練では、教官があえて訓練生を脱落させるような容赦ないシゴキが加わります。

教官は、冷たい夜の海に駆け込ませたり、粘り気の強い泥の中に寝転がるよう容赦ない命令を出す。

また、SEAL特有の高度な潜水技術を習得する過程では、
寒くて真っ暗な、方向感覚さえ失うような海中で、不安や恐怖、疲労に打ち勝つフロッグマンとしての強い意志が試されます。

こんな中で寒さと痛み、不安や恐怖に打ち勝ち、自分をまともに保つには、自己コントロール以外の方法はありません。

SEALの任務の一つに敵の船舶に対する水中攻撃というものがあります。

ここでは真っ暗な海に潜り込み、停泊している敵船舶の船底に近接しなければなりません。

そして、まっ暗な闇と耳をつんざくような船の機械音で方向感覚を失います。

元SEALで米海軍大将までになったウィリアム・H・マクレイヴン氏によれば、

「そんなもっとも暗闇に紛れる中でも冷静さを失わず、とにかく落ち着き、任務遂行能力と体力、そして精神力を余すところなく注ぎ込む必要がある」

と言います。
(参考図書:1日1つ、なしとげる!)

こんな、逃げ出したい状況から逃げずに、自分を押しとどめるには、強い自己コントロール力が必要です。

自分をしっかりとコントロールできればそれが結果的に忍耐力へとつながります。

全ての任務を的確にこなすには、この自己コントロール力が不可欠です。

とはいえ、じゃあそんなコントロール力は
いったいどうやったら身につくのか。

ここは、みんなが疑問になるところですよね?

こういった部分を明確に回答できる人というのが、
実は、なかなか少ないです。

その理由は、

 意識して身につけようと努力する人が少ない

こと、
それと、身につけても実際、どう人に教えるべきか

 方法化するのが難しい

から。

実際、いろんな人に聞いても「自分を律する精神力が大事だ」とか、
「欲望に流されない強い意志が必要だ」という方も多いです。

確かにその通り。

ただ、じゃあ普段の生活の中でどう実践していくかとなると、
具体的な方法はなかなか思いつきません。

そして、ひたすら忍耐や我慢といった考えにたどり着いてしまいます。

忍耐や我慢も大事ですが、実はその前に真の大事な要素が抜けていることが多い。

そしてほとんどの人がこの事実に気がついていません。

実は、自分を律する自己コントロール力を身に着けるには、それ以前の

 ある重要ポイント

を把握することが大事なんです。

そのポイントさえわかれば、そこを糸口に自分をコントロールする方法が見えてきます。

それは、私が別の記事でも何度もお伝えしている

 自分自身を知る

ということ。

つまり、

 自分の弱点を知る

ということです。

弱点を知って、自分との向き合い方を見つけることができれば、自分をコントロールすることができます。

あなたが自己コントロール力を失うということは、そこに何らかのあなたの弱点が現れているから。

そして弱点があるということは、そのウラに必ず強みも存在します。

具体的な例を挙げると、

何でも真剣に考え、すぐに悩んでしまうのであれば、
それは、

 思考がよく働き、改善点によく気がつく

ということ、

とっさのことにフリーズするということは
一度に多くの情報を読み取り、処理能力がオーバーしている
つまり、周囲の情報を同時にたくさん読み取る

 洞察力が高い

ということ。

弱点の陰には必ず強点が存在します。

弱点の裏側に自分の強みを発見できれば、自己コントロール力を失うことなく自分と向き合うことができます。

実例では、
ビン・ラディン暗殺任務、ネプチューン・スピア作戦に参加したマーク・オーウェン氏は、

 「実戦においては正誤、善悪、生死を分ける極めて難しい判断を瞬時に下さなければならない」

と言い、

複数の脅威にさらされて固まってしまうのではダメで、かと言ってすぐに銃を発砲するのもマズい。

「そこに何があるのかを確認し、状況を評価し、優先順位をつけ、
すぐに達成、除去、修正できるように状況を全て細かく分ける必要がある」

と言っています。
(参考図書:NO HERO)

こんな風に冷静に対処するには、緊張する状況でも
自分をコントロールし、適切に頭を働かせることなしには不可能。

もし、あなたが自己コントロール力を駆使し任務や仕事上で、目の前の脅威に出くわしたとき、

状況をよく見て、
頭を働かせ、
適切な判断のもとに、
やるべき行動をとる

ことができれば、あなたは、どんな状況が起きても、自分は大丈夫だという自信が生まれるはずです。

この自信が、どんな状況でも、常にベストな行動をとる基盤になります。

自己コントロール力は、こういった能力を後押しする大きな力になるんです。

私自身、SBUへ入隊する前に、自己コントロール力をつけるために何をすべきかを真剣に考えていました。

そして自分の弱点は何で、どんな時にその弱点が障害になるのかを徹底して考えてもみました。

当時の私の弱点をお伝えしておくと、

・プレッシャーや緊張でパフォーマンスが落ちる
・不安や恐怖に圧倒される
・スピーディな判断ができない
・複雑な手順に弱い
・マルチタスクが苦手

という

 致命的なものばかり

でした。

お世辞にも特殊部隊員に近い資質とはいえません。

でも、こういった弱点の原因を一つ一つ分析し、クリアしていくことが大きな進歩につながります。

そして、ある程度スキルアップできた時には、自分に対する自信が揺るがないものに変わっていくんです。

失敗や自分の弱点に気づく中で、毎日自分と向き合って得られる、一つ一つの地道な成果が、あなたの弱点を武器に変えていきます。

そして、あなたの資質を高いものに変えていくんです。

あなたが夢や目標を持ち、その目標のために自分が変わる必要があるのなら、

 もう元の自分には戻らない

という覚悟を持つこと。

なぜなら、
 
 戻りたくても戻れない

から。

身につけた新たな資質は、以前のあなた自身に戻ることを許しません。

弱点から目をそらし、自信よりも不満を抱えた自分にすでに愛想が尽きているからです。

誰にでも弱点は存在します。

でも、弱点の陰にこそ、もっとも強力な強みが隠れている。

あとはあなたが自分の弱点と向き合う覚悟があるかないかの話。

目標が明確なら、それに向けた自分の強みを生かしてください。

その近道は弱点と向き合うこと。

 自分の弱さを認めることが最強への近道

になります。

最も特殊部隊に遠かった私にできたということは、きっとあなたにもできるはずです。

弱点を武器に変えてあなたオリジナルの人生を歩んでください。

 あなたの豊かな人生を心から応援しています!


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