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脱落者94%!!NAVY SEALの訓練を通過する者たった一つの共通点とは?

NICKSです。

今日は、志願者の94%が脱落すると言われる
NAVY シールズの訓練についてお伝えしたいと思います。

想像を絶する過酷な訓練を通過し、金色のバッチ、トライデントを手にする者の共通点とは一体何か。
その秘密について迫ります。

SEAL徽章(引用元:Wikipedia)

SEALといえば世界屈指の特殊部隊です。

2011年ウサマビンラディンを暗殺する秘密任務を行ったのも、
SEAL隊員で構成された特殊戦グループ、DEVGRUのチームでした。

こうした屈強な特殊部隊員は、想像を絶する訓練を通過しなければ
その隊員になることはできません。

この、脱落者が94%とも言われる訓練に通過し、SEALの隊員になるには、大きく2つの要素が必要になります。

それは、当たり前の話ですが

 ・体力

そして

 ・精神力

この2つです。

体力については、様々なトレーニング方法がありますし、体を鍛える方法というのは割と明確です。

訓練を通過するのに必要な
筋力と持久力を身につければ良いわけです。

では、精神力は一体どのように身につければ良いのでしょうか。

シールズのヘルウィークや爆破・水中・パラシュート降下に耐えうる屈強なメンタルはどのように手に入れるのでしょうか。

それは生れながらの資質の持ち主しか手にできないのでしょうか。
実は違います。

もちろん、生まれながらにしてタフなメンタルを持つ人もいますが、本当のところ人によって大きな差はありません。

ただ違うのは、ちょっとした考え方、ただそれだけなんです。

私自身も元々マシーンのような屈強なメンタルではありませんでしたし
割と動揺しやすく、心配性な側面も強い気質です。

しかし、身体を鍛え、自分の特性を把握し、強みを理解し、弱点を補った上で、自分の能力をうまく発揮することでSBUの訓練を通過し、小隊員として任務についていました。

自分の弱点を理解していたからこそ、精神面で安定したパフォーマンスを確保するために試行錯誤することができました。

そういった自分の経験も踏まえ、精神力を強く持ち、自分の心をタフにしていくにはある考え方が重要なんです。

その考えかたは、SEALの訓練を通過し、金色のトライデントを手にする者たちすべてに共通した資質です。

では、その考え方とは一体何か。

結論から言うとそれは、

 楽観思考

です。

ここで注意したいのは、巷でよく言う楽観主義とは異なるもの。
もっと現実的な見方、つまり

 物事の明るい側面を見つける

と言う考え方。

単なる楽観主義は、「なんとかなるさ」と見過ごして、現実的な対応をしないまま、なおざりにしてしまう恐れがあります。

そうではなく、ここでいう楽観主義とは

 リアルに存在している、物事のポジティブな側面

をしっかり見つける能力のことです。

シールズでもっとも過酷な訓練、BUD/Sの中でも、もっとも脱落者が多いとされる「ヘルウィーク」では、精神力の限界が試されます。

そして、そんなヘルウィークを通過したものたちが
こぞって口にする言葉は、

 楽観主義

です。

地獄のような凍てつく海辺で、教官は、容赦なく「痛みや寒さをモチベーションに変えろ!」と叫びます。

痛みや寒さをモチベーションに変えるには、物事を大局的にみて、明るい側面をみようとする考え方が大事。

この考え方を養うことが、どんな状況でも前進するためのモチベーションを作り出します。

自分の力を肯定できる事実を一つ一つ拾い上げ、
 
 今の自分にできることは何か

を考えそれに集中すること。

人間は、いとも簡単に思考を過去に戻して後悔したり、
未来へ先送りしては不安を作り出します。

でも、これをやっていては今に向き合い、困難をクリアすることができません。

今の困難をクリアするには、楽観的思考で明るい側面を見出し、自分できることに集中すればいいんです。

他には考える必要がありません。

この思考のコントロールをしっかりできるものが、シールの厳しい訓練を通過するんです。

実際の例をお話しすると
シール入隊訓練の490期生 ジム・ウォーターズ氏 は学生時代、水泳の全米代表選手を目指し、毎日水泳の練習に明け暮れました。

ところが、目標が目前に見えた頃、ウォーターズ氏はプールの淵に指をぶつけ、骨折するという怪我をしています。

それが原因で、全米代表選手の夢は消えてしまいました。

水泳がすべてだったウオーターズ氏は夢をなくしましたが
物事の明るい側面をみる努力を怠らず、常に最善の考えを大事にしました。

自分の能力を肯定できる事実を一つづつ拾い上げ、きっといつかもっとうまくできるようになると彼は確信していました。

そしてその後海軍へ入隊し、SEALへと志願しています。

ここでもウォーターズ氏は楽観思考を発揮し、数々の困難を乗り越え、あの金色のトライデントを手にしたんです。

当時の話によれば、
490期の志願者 256名中、シールの紀章を胸に付けたのはわずか16名だったと言われます。

実に、

 94%が脱落

しているということです。

反面ウォーターズ氏が、たった6%に残ったということは、
この楽観思考がどれほどの強力な前進力を生み出すのかが強く伺えます。
(参考文献:残酷すぎる成功法則)

楽観思考の強力さを理解し
自らの思考をコントロールして、今できることに集中する

これ以上のメンタルの強さはありません。

そして、思考力は訓練すれば誰にでも身に付く能力です。

例えば、あなたが何か欲しいものがあるとしたら、あなたはそれが、価格はいくらで、どこで売っていて、どうすれば安く手に入るのかを調べますよね。

つまり、あなたが欲しいものを手にいれるための
道のり、「方法」を見つけようとするはずです。

欲しいものを手にいれる方法を見つけられるということは、あなた自身が現状を打開するための考える力をすでに持っているということ。

これと同じで、苦しい状況でも、少しでも打開できるような方法を見つける思考ができれば、あなたがその困難を乗り越える確率はグッと上がるわけです。

つまり、この部分だけを見れば、考える力を身につければいいという一つの技術論です。

確かに、困難な状況で思考を働かせるということは簡単ではありません。

でも、普段から物事の明るい側面を見つける努力をし、それが自然にできるよう訓練しておけば、困難の中にあってもきっと明るい側面を見出すことができます。

そう考えれば、これはメンタルのタフさというより、技術の問題です。

技術を磨き、それをいつでも使えるように整えておくこと。

それが実戦への準備になります。

あとは実戦経験の中で自然に磨かれていくんです。

そして、本当の困難の中でも思考を駆使し、希望を見つけ、諦めずに困難を突破する。

これこそが本当の強い心と言えます。

あなたも、思考力を磨き、楽観的思考を最大の武器にして、
ご自身の夢、目標、願望へのチャレンジを大事にしてください。

必ず道が開けてきます。

あなたの豊かな人生を心から応援しています。

緊迫する任務を冷静に遂行し、困難にも折れないメンタルスキルを養成する
誰にでもいつからでもできる自己改革型メンタルトレーニングプログラム
(テキストのみで自学自習が可能)

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