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戦闘力を爆上げ?!たった一つのシンプル・スキル


NICKSです

今日のテーマは、あなたの戦闘能力を爆上げする

 あるスキル

についてです。

特殊部隊員というと、どんなメンタルを持っていてどんな努力をしているのかは、皆さん気になるところだと思います。

そんな中で、私自身の経験を踏まえ、特殊部隊はもちろん、それ以外での仕事・任務上で自分の能力を爆発的に発揮するための

 重要なポイントとそのスキル

についてお伝えします。
この「重要なスキル」を身につけることで、この記事を読んでいるあなた自身の、本来の能力を最大に引き出す結果になりますので
ぜひ最後まで読んでください。

皆さんの中にもパフォーマンスが低下して、仕事や任務でちょっとしたミスを犯す失敗も経験したことがあると思います。

いつもの自分だと、絶対にやらないような、自分でもなぜ?
というようなミスをしたこともあるのでは…。

こんなとき、「これはヤバイ!」とさらに自分を追い込んだりする人も多いでしょうが、実はここに大きな落とし穴があります。

こういったミスや、自分でも驚くような失敗をした時ほど意識しなければならない「ポイント」があるんです。

この「あるポイント」を知らないからこそ、パフォーマンスが下がり、あなたの能力が上がるどころか、一生懸命になるほどに下がってしまいます。

特に20代の若い人はこうしたポイントを無視している人が圧倒的に多いでしょう。

結論から言うと、その重要ポイントとは

 休息

です。
単純すぎますが、ここからが重要です。
そして、後に説明する、「あるシンプル・スキル」を知ってください。

私自身もこの休息を意識しなかったことで何度も失敗をしています。
割と向上心が強く、何事も人の倍以上やらないと気が済まないタイプだったので、一生懸命になるあまり、怪我をしてしまったり、必要以上に弱点にフォーカスして、強みを忘れてしまうことがよくありました。

仕事上のスキルや技量が上がらないので、基本に戻ってみても、かえって余計にミスを誘ってしまうなどうまくいかない時期もありました。
その原因は、実は、この
 
 適切な休息

が抜けていたからなんです。

ありえないミスを起こしてしまうことはプロフェッショナルの人でもよくあること。

例えば、テレビのニュースや新聞を見ても、ベテランドライバーの事故や権威ある病院での医療ミスなど。

なぜこんなミスが起こるのか、というような事件や事故が多いことに疑問を持つこともありますよね?

これは明らかに休息が足りていないことが原因です。

そこで、タイトルでもご紹介した

 戦闘力を爆上げする方法

が重要になってきます。

休息をうまく取って戦闘能力を爆上げする、

 たった一つのシンプル・スキル

その結論とは、

 睡眠

です。それも、

 いつでもどこでも眠れる技術

です。

特に若い人ほど、ないがしろにしがちなんですが、この「睡眠」は能力の向上にとても重要になります。

古い人だと寝ないで働けとか、寝ないで勉強しろという人も未だにいますが、夜間の緊急任務など、どうしてもという状況が発生しない限り、この「睡眠を削る」ということだけはお勧めしません。

どうしても時間が必要なら、しっかり睡眠をとって、短時間で効率よく仕事をこなすことで自分の時間を作り出すのが正解です。

睡眠はエネルギーの回復には絶対的に必要なもの。
休息は睡眠に限りませんが、体であれ心であれ、疲弊すれば高いパフォーマンスで任務や仕事を継続することはできません。

そして能力を上げるには、負荷をかけ、そこから回復すると言うプロセスが必要です。

例えば、筋トレですが
腕立てや腹筋で負荷をかけ、筋肉を破壊し、そこから回復する過程で筋肉が前より太く強くなります。

逆に休息しなければ、筋肉をただ壊し続け、やればやるほど筋力が低下すると言うジレンマが生じる。

勉強なら、一生懸命知識を頭に詰め込み、
その後、睡眠中に頭が整理されて記憶も定着します。

そして、これは
 
 メンタルも同じ

です。

メンタルも負荷をかけることで、筋トレと同じように疲れ、そこから回復することで強くなる。
これによって新たなストレスにも対処できるんです。

一度経験したストレスから回復することで、次に同じ状況になっても自分は大丈夫だと言う自信が生まれます。

これが
 
 ストレス耐性

というもの。

米海軍特殊部隊シールズのヘルウィークだって、地獄が一週間で終わるということがわかっているし、その後必要な休息と回復があるから、その後の活動の大きな基盤になります。

あんなものが24時間、何日も何年も続くなら、誰も耐えられる者はいませんよね。

心か身体のどちらかが先に壊れます。

この休息を取らなかったり、うまく休息できなかったり、そもそも休息の取り方がわからなければ、心にもいつの間にか疲労がたまり、あなたのパフォーマンスが安定しなくなります。

疲労が進めば、自己コントロール力をなくし、集中力やモチベーションの低下、気分のムラや判断ミスが起こりますし、無気力になったり、ひどい場合はウツ状態になることもあり得ます。

だから、私もメンタル面でのアドバイスを行う際は必ず休息が大事といっていますし、自分なりの休息方法を確立するよう勧めています。

さらに、緊迫した現場でもスムーズに任務・仕事を遂行するための4つの重要なメンタルスキルである

 ・判断力
 ・集中力
 ・感情コントロール力
 ・洞察力

これらを向上させるためにも、必ずそれぞれの
具体的な休息方法が大事なんです。

これらの4つの能力も、正しい休息をとるだけで、
あとは、「現場経験」という負荷の中で
自然に向上するから。

自衛官であれば

・射撃技術
適切な作戦行動
CQB

パイロットであれば

・操縦技能
・必要知識の習得

警察官であれば、

・現場での対応能力
・適切な事件事故取り扱い
・応急措置

など…。

臨機応変な現場対応力は、経験の中で実力が上がっていきます。

でも、確実な成長を遂げるには、プレッシャーがかかる現場経験とその後の適切な休息です。

まずは休息方法を確立することが戦闘能力を上げるすべての土台、基本になります。

その最も基本的なものが睡眠なんです。

実は睡眠も含めて、的確な休息をとることで、もう一つのメンタルスペックが向上します。

そのスペックとは、

 困難に強くなる心

です。

折れない心とは、精神的な柔軟さ、回復力、いわゆる

 レジリエンス

十分な休息をとることでもう一度前進する力が湧きます。
これが困難にも折れずに前進する基本の一つ。

レジリエンスを身に着けることは一つの技術です。

では、なぜ睡眠が最適な休息なのかというと、それは、「休息」の条件を満たしているからです。
その条件とは、

①短時間で行える
②高い回復が得られる

この2つ。

睡眠はこの2つの両方を満たします。

場所と時間さえあればできますし、睡眠の中でも、特に昼寝は最も効果的で
昼の睡眠は夜の3倍に匹敵するそうです。

NASAの研究でも、26分の仮眠で

 ・仕事効率が34%アップ
 ・注意力が54%アップ

したという報告があります。

様々な研究により最も効果的なのは、20~30分の仮眠で、1時間を超えると帰って逆効果になると言われます。

実際、効率的に業務を行うためグーグルやナイキなども仮眠を積極的に取り入れていますね。

また、睡眠は、戦闘地域での活動を数多くこなす米軍兵士が行なっている
代表的な休息法です。

例えば、移動中の飛行機の中で寝るとか、ベッドに横たわった瞬間、素早く眠りにつく方法を身につけたりして、身体的・精神的な休息を重視しています。

特に長期戦で戦うには、この睡眠の確保が絶対的に重要です。

元海自SBU 先任小隊長 伊藤祐靖氏の小説 「邦人奪還」の中でも登場人物が移動中のヘリの中で仮眠をとるシーンが登場します。

仮眠の実例を挙げると、
ウサマ・ビンラディン暗殺任務でネプチューン・スピア作戦にも参加したマーク・オーウェン氏は眠れない状況でも眠るために飛行機での移動中、
睡眠薬を飲んで眠りについていました。

睡眠薬の服用は決して良いとは言えませんが
マーク・オーウェン氏も睡眠をとることで体と心のエネルギーチャージを行なっていたということです。

それほど睡眠には休息効果があると言うこと。

そして、私自身もSBUで訓練に明け暮れていた時期は、毎日なるべく7時間以上の睡眠を心がけていました。

だからこそ、長期間にわたる肉体的・精神的に相当に過酷な訓練にも
毎日耐えることができたと思っています。

高い能力を身につけるには、
負荷と休息の繰り返しが大事。

向上心が強く努力を怠らない人ほど、この睡眠時間を削りがちになります。
特に若い人はそうです。

メンタル面では自分でも気づかずに
疲弊してしまう方も多いのが現状。

なぜなら、メンタルの疲労は自分でなかな気づきにくいからです。

アドレナリンが出やすい緊迫する現場では特にメンタルの休息は重要で

・敵との戦闘
凶悪犯との対峙
救命現場での医療措置

など、緊張度の高い現場では心が疲労するのは目に見えてますよね。

特に特殊部隊では誰にも知られない状況で、誰からも賞賛されることなく
高ストレスな任務につくことが多いため、数多くの見えないストレスが存在します。

この世界では、単なる気分転換ではない、確実な休息が必ず必要。

緊張度の高い仕事に就く人々は、自分の能力を爆発的に鍛える
大きなチャンスの中にいるとも言えるが、そのチャンスを生かすには、十分な休息が大事です。

特に警察官などは、勤務時間は目一杯捜査活動に従事し、その捜査結果を書類にまとめるのに休日を使うこともあります。

私もSBUを離れて、警察官として勤務していた時代は、勤務日に目一杯現場で活動し、非番、労休日をつかって書類作成を行っていました。

この状態を続ければ、疲弊しきることは目に見えているし、せっかくの高い能力を下げる一方です。

これは私自身が十分経験しています。

だからこそ、短時間で確実に疲労を回復させる休息法が必要なんです。

いつでもどこでも、どんな時でも
すぐに眠ることができれば、それは立派な最強の武器になります。

単なるリフレッシュで終わらず、しっかりとしたエネルギーチャージができること。

睡眠に限らず、あなたにとってベストな休息方法を見つけましょう。

ポイントとしては、何かを

 「やる」

休み方ではなく、何かを

「やらない」

休み方ができるよう考えてみると色々と思いつきやすい
でしょう。

本当に疲れている時は、やりたいことを見つけるのは難しいものの、やりたくないことを見つけることは結構簡単ですよね?

エネルギーを無駄にせず、素早く簡単に回復できる方法を見つければ、休息メソッド自体があなたの武器になります。

これが

 あなたの戦闘能力を爆上げする結果

に繋がるんです。

適切に負荷をかけ、しっかりと休息することであなたの戦闘能力を十分に向上させてください。

あなたが現場で最高のスキルを発揮し、活躍するよう祈っています!



現役警察官・自衛官の方からも「励みになります」というお言葉いただいています。↓↓↓
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