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ネタバレなし

アイカツの映画を見てきた

映画館、グッズとパンフを買おうと思い物販エリアに行くと女子学生がグッズを悩みつつ選んでた。
わあ、こんな若い子が。と思った。いや若い子がターゲット層だが。
自分が見た映画の時間もいろんな人がいた、学校帰りのような学生さん、20代くらいの男性の方女性の方、同年代の方、など。
これがアイカツの10年なんだと思った。

映画、めちゃくちゃ泣いてしまうことを想定して挑んだが、あ、ツーー…みたいな涙が少し流れたくらいだった。
映画を観たあと、用事があり駅まで移動、電車で移動。少し買い物。MY STARWAY を聴きながら。
ぼんやりと映画のことを思い出す、ダーーッと色んな気持ちが溢れてきた。

いろんな気持ちがあり、話の始まりが見つからない。MY STARWAY の歌詞が全てなのかもしれない。

8年前にアイカツの同人誌即売会に出た。
いくつかのジャンルで活動してきたが、アイカツだけはなんか違った(と思う)。
いろんな人とお話しできたり、ご飯を食べたり、申し訳ないくらい漫画を褒めてもらったり、いろんな体験ができた。
どれだけ旬のジャンルでも本を買ってもらえることは当たり前では無い、実際少しずつ自分の本は手にとられなくなっていった。
それでも自分にとって今持ってる少ない自信はここから得られたと思う。

即売会の後に友人たちと疲れたーと言いながら適当なカフェでどうでもいい話をするのが好きだった。お互いの新刊でここがいい面白かったとか、イベントでこんなことがあった、この本がやばい、なんか絵描いたり描いてもらったりして。同年代のどうでもいい話とか。

自分の人生を変えたジャンルは他にもあるが、考えてみたけどアイカツはやっぱり自分にとって大きなものだった。
憧れていた漫画家の方に褒めてもらえて嬉しかった(私の漫画が4コマなのはその人の影響だ)、ジャンルが変わっても本を買いに来てくれる人、初めてファンレターも貰った。

8年も経てばもう関係性が離れてしまった人もいる、不思議な距離感の人もいる、なんかすごい人になりすぎて話しかけていいのか悩む人もいる、結婚したり子供ができたり、いろんな人がいる。

今はアイカツとか関係なく友人だと言える人たちがいて、それでも根元にはアイカツというものがあって、映画を見てその友人たちの顔が頭の中に出てきた。
キミたちと出会えて良かったな、アイカツがなかったら絶対に出会えてなかったんだ。時を超えてキミにまた出会えた時に見せてあげたい未来(オタク特有歌詞引用)

アイカツを見たことなくても、楽しいかはわかんない。
でも誰だって若い頃(若い頃に限らずだが)自分の未来について悩んだり何も浮かばなかったりしたかもしれない(個人差あり)

良かったら観に行ってみてください。

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