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【ライブメモ】『のらくらFes!MINI CIRCUIT!』at Spotify O-nest & SHIBUYA DESEO 2022.06.27

どうも!月曜日の17時前から渋谷の現場にいるどうしようもないオタクです。今回参加グループのラインナップが余りにも魅力的で、思わず『のらくらFes!MINI CIRCUIT!』に初参加してきました。

主現場が有ることのメリット、逆に無いことによるメリットは様々ですが、
今回は主現場が無い今だからこそアンテナを張れていた部分がとても大きい。

前日の6月26日に横浜1000CLUBで行われたBLUE ROSE主催のイベントもそうだけれど、新たな音楽、新たなフィールドに導いてくれるアーティストに感謝と尊敬の念を抱きっぱなしの2022年下半期。

今日も例に漏れず、素敵な音楽と素敵なグループを沢山観て感じる事ができました。

ライブデータ


■日時 2022年6月27日㈪
■会場 Spotify O-nest / SHIBUYA DESEO
■時間 OPEN 17:00 / START 17:30
■料金 ・前方¥3,000
    ・一般¥1,000
    ※それぞれ+1D

■公演 のらくらFes!MINI CIRCUIT!
■出演 のらりくらり / かすみ草とステラ / NEMURIORCA / ポスタルジア / Hey!Mommy! / Layn / UPローチ / しろもん / 僕のClove / UtaGe! / 功夫少女 / 4次元コンパス

■その他 タイムテーブルは上記画像参照


ライブメモ

今日の順路

UPローチ→ 功夫少女→Layn→刹那的アナスタシア(後半から)→のらりくらり→ポスタルジア→しろもん(後半から)→NEMURIORCA→のらりくらり。

意外にO-nestのエレベーターが混まなくてスムーズに移動が出来たので、
刹那的アナスタシアさんとしろもんさんは後半からとはいえ観れたのでラッキーでした。

今回2会場のみのミニサーキットでしたが、これが3会場になるだけで難易度がぐぐっと上がると思います。
サーキットを周るのが苦手な僕でも2会場だとタイムテーブルで導線を引くのがとても楽でよかった。

周る順番で当日直前まで悩んでいたのが、DESEOからラスト前にO-nestに戻って
NEMURIORCA→のらりくらり
とするか、
ポスタルジア→かすみ草とステラ→O-nestへ移動→のらりくらり
にするかでした。

結局はNEMURIORCA→のらりくらりの順路にしました。


気になったグループなどの記憶


功夫少女(カンフーガールズ)

6月に入ってから観るのが3回目の功夫少女。
今月ワンマンを観に行って、このグループはこれからもっと人気が出てくるんじゃないかと期待している。
7月のワンマンも決定しているし新曲が出る間隔も早くて、デビュー間もないながらも良い循環でグループが回っている印象を受ける。

手狭なO-nestのステージを縦横無尽に動き回る7人のメンバーが、
20分枠でどんなセットリストで挑むのか期待。

M01:SE
M02:功夫物語
M03:虎虎老虎
MC
M04:東方伝説
M05:獅子奮迅
ENDMC

2022.06.27 セットリスト

1曲目に『功夫物語』を入れてくるのは定番なのだけれど、2曲目に先日6月18日のワンマンで披露されたばかりの最新曲『虎虎老虎(トラトラタイガー)』を入れてきた。

20分枠だからデビュー時からあった鉄板曲5つのなかで組んでくるのかと思っていたけれど、ちゃんと新曲をアピールしてきた。

MCを挟んで後半戦、ラストへ向けて畳み掛ける。
『東方伝説』のサビはやっぱりカッコいいし、振りが簡単だからフロアとの一体感も生まれる。
スピード感と力強さがあって、新興メーカーの白酒と30年ものの紹興酒をブレンドしたような楽曲。

ラス曲『獅子奮迅』は、サビの振りコピの楽しさも然ることながら、
曲中の間奏部分で横移動が何度も入る楽しさに注目したい。
少しずつこの曲で横移動があるということが認知されていけばもっとフロアが楽しくなること間違いなしの1曲(フロアに荷物置いといたら確実に踏まれちゃうよ)。

間奏の横移動にせよ、サビの振りにせよ、おそらくこれからフロアのレギュレーションがどんどん緩和されていく事を考えての振り付けなんじゃないかなと思う。
サビのところで何本もリフトが上がって、みんなでサビの振りをやったら壮観なハズ!

今のところ持ち曲でラス曲を任せられるのはこの『獅子奮迅』か、今日は披露されていないが『満漢全席』の2曲が鉄板だろう。

今日特にステージ上で目に映ったのは、
藍谷 依茉(あいたにえま)ちゃん。

お姉さんみがあって、担当カラーも黄色だしということで
嫌でも目に入ってくる藍谷 依茉(あいたにえま)ちゃんでした。
もともと目鼻立ちが整っていてはっきりした顔立ちで、メイクの感じもとても舞台メイクっぽくて好みです。これぐらいしっかりめにメイク入れた方がステージ映えするんだぜ!と、観劇好きの僕のゴーストが囁く。

そしてもう一人、咲月 仁乃 (さつきにの)ちゃんも結構見てたかなーと。

咲月 仁乃 (さつきにの)ちゃんも、どちらかというとお姉さんみがあって~とかなのですが、単純に顔が可愛いし好みだから目が行っちゃうんだと思う。
あと身長も高い!


今後の対バンも結構いいところに呼ばれていたりするので、
もっとたくさんの人に見つかって欲しい。そんなグループ。



Layn

今日はLaynの事を書かずには終われない。
つい先日Laynというグループの存在を知った。
まさかこんなに早くお目にかかれる日が訪れるとは。これは運命?

グループ名以外ほとんど前情報の無いなかで、ぶっつけ本番で観た。
率直な感想としては、青春を題材にした群像劇を観ているような印象を受けた。
ライブアイドルのステージに物語り(ストーリー)性を追求していくときっとこういうカタチになるのかもしれない。

では坂道系かと問われると、いや違うそうじゃない!となる。
もう少しこのグループを見ないと上手く説明がつかない。

3曲目の『ひこうき雲』で振りコピをしたり手拍子をするのを忘れるぐらいに、気が付いたらステージ上の彼女たちに見惚れていた。

最近疲れている僕は、もしかしたらこういう音楽をいま欲しているのかもしれない。
彼女たちのステージを観ていると、なんだか振りコピや推しジャンをすることすら野暮ったく思えてきてしまう。

あと、有田珠莉さんのボーカルが好みだなと思いました。とてもよい声で、パワフルで、だからこその表現の幅が生まれてくるのかもしれない。

有田さんのみならずLaynは平均的にボーカルのレベルが高い。

ラス曲の『君がただ、好きだった』も名曲。
僕のようなおっさんがいつの間にか過去に置き去ってきた感情を呼び覚ます。
是非PVを見てみて欲しい。

あ~~っおっさんきゅんきゅんしちゃう!


ポスタルジア

定期的に観に行きたくなるポスタルジア。
道弐まよいちゃん加入後も、とても安定したライブを見せてくれていて、グループとしての成熟具合が覗える。

M01:SE
M02:アルストロメリア
M03:フィルム
MC
M04:パピヨン
M05:エビデイあけおめ!
M06:SHINING STAR

2022.06.27 セットリスト


外部出演にもかかわらず、今日のセトリは僕好みでラスト2曲の『エビデイあけおめ!』から『SHINING STAR』の流れは今年4月17日今年に行われた代官山UNITのワンマンを思い出してめちゃくちゃ高まった。

今回お目当てをポスタルジアにしていたので、サイン付きチェキ券を貰っていたので終演後特典会にも参加してきました。

ずっと挨拶に行けてなかった天南六花ちゃんと初めましてしてきました。
近くで見る六花ちゃんはステージの下でもアイドルオーラバリバリで、しかも高身長で接触対応も良かったです。もっと早く会いに行っていればよかったと思いましたし、何より可愛い!!


NEMURIORCA

先日参加した『ネムリ大作戦』から、意識的にしっかり観ようかなと思い始めたネムリさん。
これまた先日観て好きになったFuMAさんとの関係性もあり最近この2グループの楽曲は自宅でも聴くようになった。 

現場で聴く音はもちろん迫力があって良いのだけれど、自宅で音源をじっくり聴くというのも、それはそれで楽曲に対しての解像度が上がって、よりグループを知ることができると思う。 

アイリさんセトリ上げてくれてありがとうございます。
FuMAでも観させていただいてます。

今日のセットリスト、どの曲も既に知っている曲だけで構成されていたので充分に楽しめる25分間でした。

特にラス前の『夜にトラゼぱみゅ』が僕のなかでは最高に盛り上がった瞬間。
この楽曲は普段から聴いているのですが、軽快なチップチューンに乗せながら”病みかわいい”を地でいくような歌詞がなんとも可愛くくすぐったく、まさに病みつきになる。

前回ネムリを観た『ネムリ大作戦』@Shibuya eggmanのときはこの『夜にトラゼぱみゅ』がラス曲にクレジットされていて、
なんだよ!音源で聴くよりもこんなに良い曲なのか!とショックを受けたのも記憶に新しい。

クレジットされた他の曲のなかでも『キミ僕スターティアー』や『アンブレラデコレーション』など疾走感と演者の熱量とでどうにかなってしまいそうだ。

上述のような曲のカッコよさも然ることながら、歌詞の世界観に没入することで、ネムリの魅力にどっぷりと浸ることができる。


のらりくらり

この『のらくらFes』の主催グループ。

とにかくハイテンションで可愛いの応酬を仕掛けてくる。

DESEOで行われた1回目のステージ、ここまで4組がステージを終えフロアが温まりきったところでの主役登場。
最初から最後までひたすら可愛いの応酬でやり切ってフロアも人が入りきらない程の大盛況だった。

セトリを記録していた方が唯一いらっしゃったのでお借りします。
めちゃくちゃ助かります。


場所をO-nestに移しての大トリ。

一本目のDESEOの回とほとんどセトリは被っていなくて、『しゅき!しゅくりーむ!』の1曲だけ被り。やっぱりのらくらさんのステージを2本とも見ておいて正解だった。
今日だけでかなりの曲数を回収することができた。

主催ののらくらさん、これぞアイドルというステージを魅せてくれた。
振りコピも楽しいし、ステージとの距離が近いせいなのか結構レスも飛んで来ていた印象。

また今後も引き続きこの『のらくらFes』には注目していきたい。
こういう楽しいが詰まったイベントは長く続いて欲しいです。



あとがき

渋谷へと向かう電車内、携帯の画面を眺めながらメモに書き留めている最近足を運んだ現場の事をぼーっと振り返っていた。

冒頭にも書いたけれど、対象のグループもしくはメンバー個人に尊敬の気持ちを抱くというのはその現場に定期的に通う動機としては結構大きなポイントだと思っている。
ただフロアに立ち、良い音楽をその場で感じるだけだとなにか刹那的な気がして長期的かつ継続的にそこへ足が向くかと言うとまた違う気がする。
次へ次へと繋がるには、対象のグループに対して継続的な尊敬の念や感動の気持ちというものが同居している必要がある。

”うん、継続的な気持ちという視点でいえば恋心もそうなんだろうな。”

現場で観る良いパフォーマンス、良い楽曲も確かに大事なんだけれど、
もっというと、僕はグループやメンバー個人が見せてくれる物語り(ストーリー)に強くそういった気持ち(尊敬や感動)を感じて、とても惹きつけられる。

”どうしてあんなに魅力的なパフォーマンスができるのだろう?”

”なんで毎日毎日レッスンやステージを頑張れるのだろう?”

感動的なステージを観てこういう疑問を抱いたときに、普段メンバーの言動やSNSの発言から努力のカケラ(ひたむきさなど)や成長の軌跡、強い信念の理由(夢や目標の理由)が垣間見れたとき、そこに物語り(ストーリ)性を受け取って僕はその子を、そのグループを強く推したいという気持ちが強くなる。

"今日のnoteのなかでこのこと書こう"

渋谷駅のホームに入線した電車を降り、いつもの改札を抜ける。
雑多なスクランブルを渡り円山町方向へと道玄坂を登る。
目の前にスーツケースをガラガラと転がしている、いかにも地下アイドル然とした女の子が歩いていた。

”きっとこの子にも物語り(ストーリー)があるんだろうな”

地下現場に行くようになってから毎月何度も円山町に足を運ぶようになった。けれど、相変わらず雑多で汚い吹き溜まりみたいで好きになれない街だ。

そんなごみ溜めのような場所で人生の火を灯し続けて一身に何かを表現しようとしている彼女達を見ていると、
泥水の中からある日芽を出して純白の花を咲かせる蓮の花を連想した。

そんなサクセスストーリーの、街角に立つ【NPCその1】でもいいから推しメンを傍で見届けることができたらオタク冥利に尽きるんだろうな。



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