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【ライブメモ】ポスタルジア『新体制東名阪声出し無銭ツアー東京公演』at 渋谷Milkyway 2022.07.09

ここのところ僕が行く現場は声出しOKの割合が多くなってきている。
今回のこのツアーも読んで字のごとく声出しOKだ。

ポスタルジアはコロナ禍に誕生しているグループなので、そもそも声出しの下地というかMIXやコールの備蓄が無い。
これから現場に来るポスタルジアのファンがそれぞれ思い思いのMIXやコールを入れながら、少しずつポスタルジアスタイルのようなものが出来上がってくるのかなあと思っているところです。

ライブデータ

■日時 2022年7月09日㈯
■会場 渋谷Milkyway
■時間 OPEN 19:00 / START 19:30
■料金 ・優先¥2,000 ・一般¥0
    ※それぞれ+1D

■公演 新体制東名阪声出し無銭ツアー東京公演
■出演 ポスタルジア

■その他 三野あみ乃さんが体調不良によりお休み→メンバー3人での公演となる。

ライブメモ

冒頭でMIXだのコールだの言うてますけど、声出しOKだからってなんかよくわからん難しい呪文を周りに合わせて絶対に唱えないといけないとか決してそういうんじゃない。

”声出しOK”なのだから読んで字のごとくただ目の前のアイドルを観ていて気持ちの高まりとともに身体の奥底から湧き上がってくる情熱や感動を声として放出しているに過ぎません。
「アーー!!」とか「ウーー!!!」で全然いいんですよ。そもそも僕自身コロナ禍前の地下現場知らないですし。

今日も結構思い思いに好きなタイミングで推しの名前を叫んだり、「うぉーー!!」と声を上げてみたりと色んな人が周囲にいて楽しかったです。近くの人が発動したMIXや合いの手に乗っかって一緒に盛り上げるのも面白いですし。
そういう意味ではまだまだ自由度が高くて色んな可能性を秘めている面白い現場だなあと思います。

M0:SE
M1:おいてかないで
M2:パピヨン
MC
M3:逆境バズーカ
M4:アルストロメリア
M5:フィルム
MC
M6:LIGHTROOM
M7:エビデイあけおめ!
M8:SHINING STAR
ENDMC

セットリスト

1曲目は『おいてかないで』からスタートしました。初っ端イントロのところでMIX入れやすいから入れてみるかと思って入れ始めたら、みんなやっぱりここでMIX入れてて、声出しのスタートダッシュとしてはこの『おいてかないで』で良かったんだろうな~と。

前方も後方も満遍なく声出しする人が散らばってる感じで良かったですね。なんか、フロアの位置によって声出す人と今まで通り振りコピ主体でペンライト振り振りをする人がキッチリ綺麗に別れちゃうのが僕は少し寂しくて、僕的にはゆる~く思い思いの楽しみ方をみんながしている、そんな現場がポスタルジアには合っている気がするので。

寂しい気持ちになってしまうというのは、声出し勢が固まりすぎちゃうとそこだけで盛り上がって周りが引いちゃうっていうのはよく見る光景なんじゃないかと思います。
そういうフロアを傍で見ていると、仲間内だけじゃなくてもっとフロア全体でGROOVE感を出していこうぜ!って僕は思っちゃう方です。じゃあどうすればと言われると難しいんですけどね。

レギュレーションが緩和されていった後のポスタルジアらしいフロアの盛り上がり方ってどんなんだろう?っていうのをこれから運営、メンバー、ファンみんなでいろいろと模索して歩調を合わせながら方向性を導き出していけたらすっごく素敵。


3曲目『逆境バズーカ』僕の大好きなナンバー。RYO-Pさんの会心作ですねこれは。こういうアッパーな楽曲もなんなくこなしてフロアをキッチリ盛り上げていくのは、ポスタルジア上手いっすよね。

今日観ていて思ったのは、3人ともMilkywayのあのお立ち台をちゃんと使ってるな、活用してるな!です。
距離感の近いMilkywayだからこそあのお立ち台に立つと、よりフロアとの一体感が出てすごく盛り上がる。
演者さん側からするとアレに乗るのって一歩先の足元が急に無くなるから結構怖いと思うんですけど、みんな上手に登るし左右にも動くしで上手いな~って思いました。

特にスタイル抜群高身長の六花ちゃんがお立ち台に立つと、本当に見栄えと迫力があって今日も「ほえ~キレイだな~カッコいいな~手足なげえ~」って見惚れてしまいました。

7曲目『エビデイあけおめ!』。もう正月とか関係なく定着したなと思うし、この曲もすごくフロアが盛り上がるので僕は大好きです。振りコピも楽しいですし。

8曲目ラストは『SHINING STAR』。やっぱりこの曲で締めるのがポスタルジアなんでしょうね。

三野あみ乃ちゃんが体調不良ということで、急遽3人でのライヴパフォーマンスとなってしまいましたが、そこはキッチリ3人で盛り上げてやり切っていたなという印象です。

イレギュラーな場面でも1ステージをしっかり組み立て作り上げていく3人には頼もしさすら感じるし、
特に新加入したばかりのまよいちゃんの順応度の高さはびっくりします。まるでずっとポスタルジアに居たかのような堂々たるステージングで、まよいちゃんのポテンシャルの高さや努力の跡が垣間見えました。


次回またすぐ、来週の木曜日7月14日に新宿WALLYでおこなわれる『PE.DA.LU』というイベントでポスタルジアを観る予定です。

次回のこの『PE.DA.LU』は、最近僕が定期的に通っているこの『ポスタルジア』そして、『あそこでクマがおどってるっっ!』と、『功夫少女(カンフーガールズ)』が一堂に会しているので今からとても楽しみです。

終演後特典会

前回6月27日の『のらくらFes!MINI CIRCUIT!』ではじめて六花ちゃんとチェキを撮ったので、その流れで今回も六花ちゃんと撮ってきました。
相変わらず近くで見ても激カワイイカワイイでした。
あらためて最近の僕は高身長で前髪ぱっつん黒髪ロングで、ぱっと見ちょっと気が強そうなアイドルさんに惹かれる傾向が強いですね。


アフタートーク

実際の肌感覚として、東京の現場では徐々にフロアのレギュレーションが解放され始めてきていて、と同時にMIXやコールの是非みたいなものも耳にすることが増えてきました。
かといって急に地殻変動の様にガラッとポスタルジアの客層が変わるということは僕は無いんじゃないかなと思っていて、このままゆるっとソフトランディングして上手いこと棲み分けが出来てくるような見通しを立てています。

今夜のライブの感じからすると演者もファンも概ね声出し現場をそれなりに楽しんでいたんじゃないかなと。少なくともメンバー3人ともMilkywayのお立ち台に立って楽しんでフロアを煽っているな~って僕の目には映りました。

来られた方は今日の現場どう映ったでしょうか。


いまの僕にとってポスタルジアというグループは、主現場ではないものの定期的に通っている大事なグループの1つであることは間違いない。
グループメンバーが4人というのも満遍なく1人1人を観れるという点でちょうど良く、楽曲も適度に幅広く揃っているのがポスタルジア。担当カラーが無いというのも案外落ち着く。それと、ブッキングする対バンのラインナップや箱の規模が僕にはちょうどいいサイズ感。
チェキも話したいことがあれば参加するか~ぐらいの気持ちだし、総じてこのポスタルジアの現場は肩ひじ張らずに楽に気の向くままに楽しめる気が楽な現場。
ほんとに近所のスーパー銭湯に行くようなノリで「行くか~」でふらっと行って、良い音楽を浴び、楽しいステージを観て帰る。そんな場所。

さいきん色んな現場に足を運んでいることで、自分がアイドル現場に求めているモノが迷子になりかける時がある。そんなときにポスタルジアのライブを観ると軌道修正してくれる。そんな基準点、もしくは道標のような立ち位置にいるのがポスタルジアでもあるな~とあらためて思うのです。


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