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【ライブレポ】あそクマ単独公演「クマったときは...!?」恵比寿CreAto 2022.06.16



ライブデータ

■日時 2022年6月16日㈭
■会場 恵比寿CreAto
■時間 OPEN 19:10 / START 19:30
■料金 ・前方¥2,000(集合チェキ&推しメンとの2S写真付き)
    ・一般¥90
    ※それぞれ1D事前徴収

■公演 「クマったときは…!?」
■出演 あそこでクマがおどってるっっ!(あそクマ)

ライブ当日


前回あそクマちゃんを観たのが4月後半の『DDD』と『FreeDIVE』の2現場を回した日。
たしか、その翌日から長期出張で1か月は物理的に現場に行けなくなるという日にしっかりとあそクマ分を補充したんだった。

それなりにコンスタントにあそクマ現場に出入りするようになったものの、振り返ってみると今年の3月14日にデビューしたばかり。なんとまだ3ヵ月しか経過していないことになる。

お披露目のデビューライブこそ行けなかったものの、この3ヵ月間つかず離れず見守ってきたあそクマ、そんな彼女たちのこれまでの通信簿を開くかのような、こどもの発表会を見守るような、そんな面持ちで恵比寿の駅に降り立った。



駅から歩くこと10分弱、CreAtoに到着。
既にたくさんの人が入口付近に集まっていた。

ほどなくして列形成が始まり、スムーズに会場の中へと誘われていゆく。
エントランスには今回の単独公演をお祝いするフラスタも立てられていました。

フラスタ

オレンジ基調の飾りつけに、各メンバーカラーの風船がとても良いです。



開幕

僕は一般入場で入り、今日は上手側のスペースへ。
あそクマの現場では立ち位置に特に偏りは無く、満遍なく上手、下手をその日の気分で決めている。

開演時間、突如として場内に津軽三味線の音色と共に津軽弁のラジオ体操第一がながれる。フロアの観客は一瞬戸惑いを見せるものの、そこかしこでちゃんと体操をしているオーディエンス達。
そうそう、こういうバカらしさにちゃんとノれる現場なんだよな~。
これからたくさん身体を動かすんだからからだを解さないとね!

きっちり第一を踊り切っていよいよSEが流れる。



SE

『『く~ま~が踊ってるっ!!!』』

あそクマのこの『森のくまさん』をRemixしたSEはどうしてこんなにも愉快な気持ちにさせるのだろう・・・。

しかも今日はメンバー全員が思い思いの木彫りのクマを手に持って登場した。ホントどうかしてる(誉め言葉)。
メンバーに抱っこされた木彫りのクマたちをステージの最前に置いた絵面はどこか宗教じみている。
そうか、ここはあそクマ教という宗教の総本山なんだ。


ステージのスクリーンに映し出されているレインボー色にグラデーションされたあそクマのロゴが余計にそう思わせているのかもしれない。
パチンコにしてもスロットにしてもそうだけれど、レインボー図柄のものに射幸心や多幸感をおぼえるのはきっと人間の本能的ななにかなのだろう。

『『木彫りのクマ欲しい。。。』』



M.01 大江戸武士物語(新曲)

ど頭から新曲をぶち込んできた。

さすがに初見では振りコピもできないのだけれど、どうしてだろう自然と身体が動いちゃう。
アップテンポで軽快な楽曲とともにステージ上でメンバーが楽しそうに踊っているのを観ているだけで、幸せな気持ちになってしまうのはどうしてだろう。

それにしても、ステージの奥でずっとぐったりしている人間大のクマのぬいぐるみに狂気を覚えるのは僕だけではないはず。
闇に葬り去られたオタクが中でぐったりしているんじゃないかとか、色んな想像を掻き立てられる。

クマ

この新曲も一緒に踊って楽しもうというスタンスが全面に出ている曲で、特にサビの振付が楽しい。
僕は1サビ目で必死に振りを覚えて、2サビ目から一緒に振りに食らいついていく。楽しい・・・。

サビの歌詞に「ぽいぽいぽぴー」を入れてくるあたり、1周も2周もしてむしろ新しい。

他の楽曲にも負けないぐらいハイテンション、高カロリーでぶち上るナンバーだ。楽しい!

大江戸武士物語


MC1→ENC

MC1に入り、全員の紹介が終わったところで、
「以上私たちあそこでクマがおどってるっっ!!略してあそクマです!」
「ありがとうございました~~!」

え、終わった・・・。のか?

手を振りながら下手に捌けていくメンバー。

ステージ奥からメンバーのアンコールの合いの手が入り、それに合わせてフロア―からもアンコールの手拍子が始まった。
にやにやが止まらない。



EN.01 頭お茶畑かよっっ!?

新曲で場を盛り上げた後に一度捌けてボルテージを落ち着かせた後に、『頭お茶畑かよっっ!?』でまた一気に上げてくるこの緩急の付け方。

セトリ全体を通して緩急の付け方や、意図的にテンションを外すやり方がこのグループは上手いと思う。

横移動が楽しいこの楽曲、僕の今だ癒えない僕の腰を破壊しにきている。

頭お茶畑かよっっ!?


EN.02 影武者マジサンキュー

振りコピも楽しいし、そもそも影武者にひたすら感謝を伝えるという楽曲のコンセプトがいちいちアホらしくて僕は大好きだ。

そんなアホらしい歌詞を全力で歌って踊っているメンバーが愛おしくて仕方がない。

今回この曲の歌詞をまじまじと見ていたのですが、
1代目の影武者がある日毒殺されてしんでしまいます。
2代目の影武者を雇うのですが、次の日にあっけなく100㎞先から撃たれて(なにで?)死んでしまいます。
3代目は末永く仕えてくれることを祈るばかりです。

影武者マジサンキュー


EN.03~04 E=U+K WORLD

あそクマのライブの良いところは、曲のイントロが短いもしくは無い楽曲が上手くセトリに入って、曲間の繋がりがとてもスムーズで、全体を通してセトリにひっかかりというか中だるみが無い。
イントロでじわじわ上げていくのではなく、曲の頭にいきなり強めの音を一発スコーン!と入れてテンションを繋いでいく。
ハイカロリーオブハイカロリーの所以はこのあたりにも表れている。

アウトロに入って少し休めるかと思うと間髪入れず次曲の頭から動かされるので休む暇なんて与えられない。
しかし、だからこそのGROOVE感が気持ちよい。

E=U+K WORLD


MC2

新曲の紹介と、次曲の振りなど。
この時点でもうメンバーもオーディエンスもしっかりと汗をかいている。
ハイカロリーだ・・。



ENC.05 メガネinバラード

ステージ上に鍵盤をセッティングして、
『メガネinワンダーランド』のバラードVerを披露。
こういう遊び心のあるところが僕は好きだし、観ていて楽しい。

これこそまさに発表会といった体を成している。
僕はそれこそ娘の晴れ舞台を眺めるような心境で、
マスクの下はずっとニコニコだった。

メガネinバラード

向かって左から(左端のトッキーさんを除く)
心花かなめ(このか かなめ)さん @asokuma_kaname
文月 鈴菜(ふづき すずな)さん 
@asokuma_suzuna
モモモモももか(ももももももか)さん  
@asokuma_momoka
河田 茉白(かわた ましろ)さん 
@asokuma_mashiro
田乃むぎ(たの むぎ)さん 
@asokuma_mugi
高 堂 姫 瑠(たかどう ひめる)さん 
@asokuma_himeru
の6人グループです。

今回のバラードVerは各メンバー自由にのびのびと思い思いに歌っていて、
メガネが世界を変えるだの、メガネが全てだのともう言いたい放題で
やっぱりあそクマは宗教だったんだなと納得。

メガネ in ワンダーランド


ENC.06 寝&坊 


前述の『メガネinワンダーランド』こそ初見の人はポカンとしてしまうには十分すぎる破壊力を有しているが、
この『寝&坊』も肩を並べるぐらい奇怪だ。

曲イントロもなく、突如としてLINEの呼び出し音が鳴り響くとともに、
メンバーの「うわー寝坊した!」のセリフで始まる。

そして『『寝坊だ ヤバいヤバいヤバいやばいばい』』と続く。

なんだかよく分からないけど演者の勢いに乗せられていつの間にか全力で振りコピしてしまう楽曲だ。ヤバい。


寝&坊


EN.07 頭お茶畑かよっっ!?

本日2回目のお茶。この曲はセトリの前の方でも後ろの方でも使えるとても万能な楽曲。振りコピも楽しい歌詞もおもしろい。

そしてフロアとの一体感がすごく出る楽曲なので、みんなハッピー。
メンバーの熱量もさることながら、フロアもそれにしっかり付いてきているからこその一体感だ。とにかく楽しい。頭を空っぽにして動かないと損。

それと、僕は落ちサビでましろさんソロの部分を観るのがいつも楽しみ。
他の5人がしゃがんで、一人ライトを浴びたましろさんだけがステージの中央で歌い上げている姿は、とてもアイドル感満載で、キラキラしていてついつい惚けてしまう。

あそクマのライブに来ている時だけは頭の中を茶畑にして思いっきり楽しめば、明日からのことなんてお茶の子さいさいって寸法です。



EN.08 大江戸武士物語(新曲)

こちらも本日2回目の披露となる。
やはり新曲はこうやって1現場で2回、3回とやってくれると覚えやすいし、2回目はおぼろげに振りを覚えられるので、なんとなく振りコピができて楽しさ倍増。

よくよく聞いていると太鼓の音や笛の音色っぽいのも聞こえてきて、しっかり江戸っぽさを出している楽曲だ。ちょっとお祭り感もあって、これからの夏フェス時期にもぴったりとハマるんじゃないだろうか。

それとこの曲でも合いの手や煽りを良いタイミングで上手に入れている鈴菜さんを見ていて、本当にこの子はMCや回しや、こういう煽りが上手いなって関心する。
そう感じるのは、一緒に楽しもうぜっていう気概を鈴菜さんから感じるからだし、だからこそこちらもフロアから全力で答えたくなる。

こういう煽り役や回しはどんなグループでも1人は必要だとは思うけれど、その役目を重荷に感じるか、やりがいを感じるかでフロアの反応は如実に変わってくると思う。

大江戸武士物語


EN.09 ぱっぱやっっ!

さいごはやはりこの曲がいいです。『ぱっぱやっっ!』

この曲を現場で聞いていると何故かサビの部分でふとエモくなって感情が昂るのはなぜだろう。
常々そう感じていて、歌詞をあらためて眺めていてその答えが少しだけ分かった気がする。

この曲は現代版の踊り念仏なんだ!と。
コロナ禍で出口のない閉塞感に覆われた世の中、
上手くいかなくてどうすることも出来なかったらとりあえず踊ろうよ!笑おうよ!
そうしたら楽しくなるよ!

ポジティブな歌詞が随所に散りばめられていて、
歌詞を見ているだけでも気持ちが楽になる。
そんな『ぱっぱやっっ!』はやはりGROOVYなのだ。

ここまでずっと歌詞を貼り付けてきましたが、これは全てメンバーのかなめちゃんが今回の単独ライブに向けて作ってくれていたものです。

しかも、各メンバー毎の歌割に合わせて色付きで!

こういう心遣いにも、やはりみんなで一緒に楽しもうというパッションが感じられて嬉しい気持ちになります。
そして、歌詞を知ることによって楽曲への理解が深まるし、
どうしてあの箇所でこういう振りが入るんだろうっていう疑問も歌詞を見ると分かったりします。つまり、振りコピがより楽しくなる。

みんなで一丸となって作り上げたワンマンだからこその笑顔、、、素敵。



ENDMC(告知)

あほクマだいさくせんの第2段、あほクマだいせくせん-らいぶへん-と題して、7月に単独ライブ2本と主催ライブ2本の開催が決定とのことでした。

ちなみにあほクマだいさくせんとは先日までおこなわれていた、
とんでもなくアドなキャンペーンのこと。(以下リンク参照)


そしてもう1つ、単独ライブが9月18日に新宿キースタで決定とのこと。



セットリスト

いつも自分でも携帯にセトリをメモってはいるけれど、テンション上がり過ぎてセトリが頭から吹き飛んでもあそクマ現場では大丈夫!むぎちゃんがいるからね。

むぎちゃんは必ずいつもセトリをツイートしてくれるとても良い子です!

そして、近日6/26(日)・7/3(日) に水着撮影会でおなじみのしらこばと水上公園でおこなわれる『近代麻雀水着祭2022』にもむぎちゃん個人で参加予定なので、ぜひ応援しにGO!!



あとがき

今が一番グイグイと、メンバー個々人にしろグループ全体にしろ伸びていく時期だと思うので、本当にこれからが楽しみなグループ。

このnoteやツイッターでも何度か言及していますが、デビューして間もないグループだからこそ(ゆえに)ハイカロリーで勢いがめちゃくちゃある。どこかでストンと息切れを起こしてしまわないか心配になるぐらい、毎ステージ高カロリーを演者にも観客にも求められる。
そこはやはりメンバーの若さと情熱の歯車がうまい具合に噛み合っているからこそのステージングなのかなと思う。

ステージングといえば、あそクマの魅力の1つでもあるパワフルでダイナミックで楽しいダンス。
その要因の1つとして高身長メンバーが3人いるということだ。
かなめちゃんの169㎝を筆頭に、むぎちゃんと姫瑠ちゃんが166㎝という具合だ。

かなめちゃん一人だけだと並んだ時に頭がぽこっと浮いてしまいがちなところを、むぎちゃんと姫瑠ちゃんがいることによって全体のバランスも取れているように感じる。

高身長アイドル好きな僕としてはグループの半数が160㎝台後半というのは垂涎ものである。

この先も末永くメンバー1人も欠けることなく、
あそクマらしいステージで観客を圧倒し、楽しませ続けて欲しいと願うばかりです。

あと、これだけ現場行っててまだ特典会参加していないのは流石にもう許されない気がする。
でもタイミングを逸した感もある。ああどうしよう・・・。

次の現場あたりでノコノコ特典会に参加してももかさんと鈴菜さんあたりに詰められたい欲もある・・・。うへえ。

ではお後が宜しいようですね、このへんで失礼いたします。
さいごまでお読みいただき感謝!では。


万が一サポートして頂けるような神がいらっしゃいましたら、取材費としてありがたく使わせていただきます。