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【ライブレポ】功夫少女(カンフーガールズ)単独公演『明鏡渭水』at 恵比寿CreAto 2022.07.18

今年の5月14日にデビューしてから2ヵ月、単独公演も今日で2回目となる。
前回6月18日に行われた第1回目の単独公演『赤壁閃電』のときに制作発表された新曲【秘密幽玄】が今日いよいよお披露目となる。
2022年春にデビューしたグループの中でもいま勢いにのっている功夫少女、今日の単独公演では更にパワーアップしたステージを見せてくれるに違いない。期待感は高まるばかりだ。

ライブデータ

■日時 2022年7月18日月曜日㈷
■会場 恵比寿CreAto
■時間 OPEN 18:300 / START 18:30
■料金 ・優先¥2,000 ・一般¥0
    ※それぞれ+1D

■公演 功夫少女(カンフーガールズ)単独公演『明鏡渭水』
■出演 功夫少女

■その他 前物販:16:30~17:30(販売のみ)
                  優先は整理番号順入場、一般は先着順入場
               

ライブメモ

予定より10分程押しての開幕。

メンバーがいつもの白い衣装に身を包んで登場。
上半身の中華っぽいマオカラーや装飾が可愛らしいのだが、注目したいのはスカートの方だ。
メンバーそれぞれ違う型のスカートを履いていて、ロング~ショート、そして左右非対称とバラエティ豊か。
そのなかでもとりわけ見て欲しいのが、踊っているときのスカートの広がり方のキレイさだ。
恐らく軽めの素材にバランスよくプリーツや絞りが入っていて、なので動いた時のスカートの広がり方がとても綺麗に見える。

おなじみのSEで登場した功夫少女(カンフーガールズ)の面々、
さっそく1曲目に入るまえにまずは今日のセットリストから。
今日はこんな感じのラインナップになっていました。

M0:SE
M1:功夫物語
M2:東方伝説
M3:舞踏遊宴
MC
M4:秘密幽玄 ※新曲
M5:虎虎老虎
MC
M6:獅子奮迅
M7:満漢全席
ENDMC
ENC
E1:秘密幽玄
E2:獅子奮迅
ENDMC

セットリスト 2022.07.18

1曲目『功夫物語』からスタートして2曲目『東方伝説』へと繋ぐ。この2曲はセトリの序盤・中盤・終盤、どこに置いても活躍できるバイプレイヤー。
僕は特に『東方伝説の』サビ部分が好きで、メンバー7人がステージ目一杯に広がって”全力 Go Go Let's Go! 止まらないで~”と踊る部分を一緒に振りコピしてステージ上の彼女たちと動きがシンクロするのが気持ちいい。


3曲目『舞踏遊宴』→MCへ。

MC冒頭に緑川 希星さんが、
今日はMCを長めにとってメンバーが用意した質問に各メンバーが答えるというのをやります。とのこと。

1つ目の質問はさっそく希星さんから、
【わたしならメンバーのなかで誰を推すか?】というお題でトークがスタート。各メンバーそれぞれ推しメンを答えていくのだが、最後に上手側にいた兵頭 妃華さんから「私誰からも呼ばれていない!」と物言いが入る。

下手側にいた姫翠 瑛梨依さんが「わたしも!」と続く。

2つ目の質問は瑛梨依さんから、
【自分自身を動物に例えたら?】というお題。
下手端の藍谷 依茉さん、隣の姫翠 瑛梨依は2人続けて「「猫!」」と、声が上がる。続いて白城 胡桃さんは「なまけもの」と宣言。

中央の緑川 希星さんは「私は犬かな」と言うとすかさずサイドから「大型犬!」という煽りが入る。
更に上手側に移って宮瀬 由菜さんは「ハムスター」、これはみんな納得の表情。

続いて隣の咲月 仁乃さんが「ウサギ」、最後に兵頭 妃華さんが「子ザル」と続いた。



功夫少女(カンフーガールズ)は、基本的に中央の緑川 希星さんがMCを回しながらその他のメンバーがとても良いタイミングでレスポンスを返したり、ツッコミを入れたりしていて見ていてトークのテンポが小気味よくて飽きないし楽しい。

もちろんMCをメインで回している緑川 希星さんの度胸や話を振る上手さも見ものだが、
けれどよくよく見ていると他のメンバーもしっかり裏回しをして希星さんをサポートしていることに気が付く。今日は特に、藍谷 依茉さんがさり気なく良いタイミングで裏回ししているのが目に留まった。

このグループはただ女子高のノリでワイワイやっているMCとは一味も二味も違うな、という印象を持った。だから今日のようなロングMCでも中だるみしづらい。


さて、ロングトークも一入となりいよいよ今日初披露の新曲の話しへと移っていく。
ステージ後方のモニターにみんなが注目する。
モニターに映し出されたのは、今回の新曲『秘密幽玄』の作詞を担当したアンスリュームのちぎらちゃんだ。

今年の春までアンスリューム現場を主戦場としていた僕からすると、
今日こうして別の現場でちぎらちゃんの顔を見るのはなんともむず痒く気恥ずかしい気持ちになる。
更に映像コメントのバックで流れているBGMが『アンスリューム大サーカス』。未だに現体制では披露されていない楽曲であると同時に、今春アンスリュームを卒業した黒木いろちゃんとの色々な思い出が詰まった曲なので内心動揺してしまい、ちぎらちゃんが何を話していたのかまったく記憶に残っていない。

そうこうしているうちにカンフーガールズのメンバーが袖に捌けていって、ステージが暗転。いよいよ新曲の披露だ。


新曲の『秘密幽玄』、作詞に定評のあるちぎちゃんが書いてくれたということもあり、キャッチ―でとても可愛い歌詞になっていました。
振り付けも真似しやすい部分が幾つもあって、キョンシーのポーズで踊るメンバーがとっても可愛かった。
この新曲『秘密幽玄』はさっそくサブスク配信されているので要チェック。

『秘密幽玄』から前回の単独公演で披露された『虎虎老虎(トラトラタイガー)』に続けて2回目のMCへと突入。

2回目のMCではこの新曲『秘密幽玄』の感想からトークがスタート。
その間メンバーが交代で袖に水分補給に入る。
全員がステージ上に揃ったタイミングで、MC1と同じ様に各メンバーが持ち寄った質問のコーナーに話題が移る。
次は藍谷 依茉さんから、
【功夫少女(カンフーガールズ)の楽曲のなかで好きな曲は?】という話題。
メンバーが順番に答えてゆき、最後に質問を考えた藍谷 依茉さんの番になり「わたしはSE」。
会場が少しざわつく。

続いての質問者は咲月 仁乃さん。

【最近のマイブームは?】という質問にトークが移った。
岩盤浴、散歩、食べること、カフェ巡りなどの声が挙がった。

ここでMCを切り上げいよいよステージも終盤へと向かっていく。


『獅子奮迅』→『満漢全席』

7曲目の『満漢全席』は単独公演のフィナーレによく似合う。まるで目の前に中華のフルコースが広げられているみたいで絢爛豪華な曲調と、
メンバーもとても楽しそうにこの楽曲を演じるので見ていて幸せな気持ちになる。

『満漢全席』→ENDMC→一旦場内暗転→アンコールへと場面が動く。
単独だとこうしてアンコールを待つ楽しみがあるのがとても好きだ。
そもそもセトリにアンコールも織り込み済みのハズなんだけれど、ちょっと得した気分になるのは僕だけだろうか。

僕にとってアンコールタイムは別の意味でも貴重な時間で、ライブ中の感想やMCの内容、セットリストをこの時間帯に一気に携帯のメモに書きこんだりもする。

アンコールが鳴り止み、後方のモニターに告知が映し出される。
希星さんの生誕祭のお知らせと、今回初披露された『秘密幽玄』のサブスク配信のお知らせが告知された。

続いてさきほど披露されたばかりの『秘密幽玄』のイントロが流れ始め、メンバーがステージ上に散る。

新曲の『秘密幽玄』をこのMC明けに1回と、アンコール1曲目にもう1回の計2回披露してくれました。
いつも感じることですが、こうやって新曲を1公演で2回演じてくれると僕としてはとても嬉しい。

1回目でなんとなく曲全体を感じて、振りも大まかに見る。そうすると2回目でサビ部分の振りコピがなんとなくできてしまう!→もっと楽しい!
なのです。

そしてアンコールのラストは『獅子奮迅』。この楽曲は功夫少女を代表する沸き曲といっていいだろう。
一度聴いたら忘れないキャッチ―なサビと振り付け、そこに左右の横移動まで兼ね備えた最終兵器(リーサルウェポン)のような楽曲だ。

横移動が可能な野外夏フェスや、これから徐々にフロアのレギュレーションが解放されるなどしていくと、この楽曲は更に強力な武器になること間違いなし。


今回の第2回単独公演『明鏡渭水』も大盛況のうちに幕を閉じた。
毎回彼女たちのステージを観に行く度に、確実にパワーアップしているのを感じる。まさに獅子奮迅の彼女たちの快進撃からまだまだ目が離せない。


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