国立歴史民俗博物館はすごい5
狂騒曲がふさわしい近代
第5展示室は「近代」、第6展示室は「現代」というテーマである。
近代は、平たく言うと明治から大正期となるのだろうか。
明治政府が進めた西洋化について、その功罪が光と闇が展示されている。
そのまなざしはどことなく冷たく感じた。
鎖国下の日本が意外と西洋文化も取り入れながら、独自の日本的なモノを醸成していった過程は、第3展示室の「近世」でよくわかる。
平和な時代に職人さんが、ものすごく精巧な細工品を作り、それが現在の日本の産業に続いているなんて話は、